タマンダーレ (軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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セントルイス (軽巡洋艦)

(タマンダーレ (軽巡洋艦) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 13:40 UTC 版)

セントルイス (英語: USS St. Louis, CL-49) は[1]アメリカ海軍巡洋艦[2]セントルイス級軽巡洋艦 (St. Louis-class Light cruiser) [注釈 1]の1番艦。艦名はミズーリ州セントルイスに因む。その名を持つ艦としては5隻目。


注釈

  1. ^ ブルックリン級軽巡洋艦 (Brooklyn class Light cruiser) の後期型である[3]
  2. ^ 港外にむかうセントルイスと、炎上する戦艦群の写真が残っている[15]
  3. ^ プランゲ博士の『トラ トラ トラ』(2001)334ページでは、セントルイスを襲った甲標的を岩佐艇(岩佐直治大尉、佐々木直吉 一等兵曹)と記述する[22]
  4. ^ 横山艇は駆逐艦の爆雷攻撃で撃沈された可能性もあるが、2008年以後の残骸発見と海底調査で船体に爆雷や砲撃による損傷がなく、自爆であることが確認された[26]
  5. ^ 真珠湾攻撃に投入された甲標的5隻は全機未帰還となり、酒巻和男少尉だけが捕虜となった[27]
  6. ^ 南東方面を担当する日本海軍(第十一航空艦隊第八艦隊)は[37]、ムンダとヴィラ・スタンモーアに飛行場を造成中だった[38]
  7. ^ 発射魚雷数:長月6、新月4、夕凪4本[47]
  8. ^ 外南洋部隊増援部隊の指揮官は第三水雷戦隊司令官秋山輝男少将で、この出撃では軽巡「夕張」から駆逐艦「新月」に旗艦を変更していた[50]
  9. ^ 「新月」沈没により第三水雷戦隊司令官秋山輝男少将ふくめ三水戦司令部全滅、他に座礁した駆逐艦「長月」が空襲をうけて放棄された[51]
  10. ^ この時の外南洋部隊増援部隊および警戒隊の指揮官は、第二水雷戦隊司令官伊崎俊二少将(旗艦「神通」)であった[55]。他に第22駆逐隊司令が指揮する駆逐艦4隻が輸送任務を担当した[56]
  11. ^ 英文版。春日隊の戦力は爆装零戦3機と彗星2機。八紘隊は一式戦闘機10機[61]。直掩機は含まず。
  12. ^ 姉妹艦「フィラデルフィア (USS Philadelphia, CL-41) 」もブラジルに譲渡され、軽巡「バローゾ (Barroso, C-11) 」と改名されて再就役した[63]

出典

  1. ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, pp. 98–99アメリカ/軽巡洋艦「ブルックリン」級 BROOKLYN CLASS
  2. ^ ポケット海軍年鑑 1937, p. 117原本216-217ページ(二等巡洋艦マーブルヘツド)
  3. ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 99(セント・ルイス St.Louis CL-49)
  4. ^ 「第36号 12.1.16 米国巡洋艦ヘリナ及セント、ルイス起工に関し細目事項通知の件」JACAR(アジア歴史資料センター)、公文備考 昭和12年 D 外事 巻2(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C05110675500  pp.1-2
  5. ^ パール・ハーバー 1991, p. 18.
  6. ^ バーガー、PEARL HARBOR 1984, p. 1441941年(昭和16年)12月7日朝、パールハーバーにおける米太平洋艦隊の配置
  7. ^ a b 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, p. 75(真珠湾、ネバダとセントルイスの航跡図)
  8. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, pp. 20–21真珠湾艦艇配置
  9. ^ #蒼龍飛行機隊調書(1) pp.9-10
  10. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, p. 91付録、第二次攻撃隊の編制
  11. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, p. 65.
  12. ^ トラトラトラ 2001, p. 333.
  13. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, pp. 50–51真珠湾 第一次攻撃0750~0810時
  14. ^ バーガー、PEARL HARBOR 1984, p. 172.
  15. ^ a b パール・ハーバー 1991, pp. 121–122.
  16. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, pp. 66–67(ネバダの戦闘と解説)
  17. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, pp. 70–71真珠湾 第二次攻撃0905~0945時
  18. ^ 甲標的全史 2019, pp. 57–59米海軍側から見た甲標的の戦い
  19. ^ 戦史叢書98 1979, p. 97.
  20. ^ 甲標的全史 2019, p. 250甲標的艇番号
  21. ^ 甲標的全史 2019, pp. 59–62進入開始 ― 横山艇の戦い
  22. ^ a b トラトラトラ 2001, p. 334.
  23. ^ 米軍から見た真珠湾攻撃 2009, p. 68.
  24. ^ a b 甲標的全史 2019, p. 60.
  25. ^ 甲標的全史 2019, pp. 248–249甲標的作戦一覧/昭和16年12月8日、真珠湾
  26. ^ 甲標的全史 2019, p. 62.
  27. ^ 戦史叢書98 1979, pp. 99–102特別攻撃隊の作戦
  28. ^ a b 木俣 1977, p. 103.
  29. ^ 空母ヨークタウン 1984, pp. 52–53.
  30. ^ 空母ヨークタウン 1984, pp. 55–56.
  31. ^ ポッター 1991, p. 77.
  32. ^ 空母ヨークタウン 1984, p. 57.
  33. ^ ポッター 1991, p. 82.
  34. ^ 空母ヨークタウン 1984, pp. 66–67.
  35. ^ USN Combat Narrative: The Aleutians Campaign”. www.ibiblio.org. 2024年5月7日閲覧。
  36. ^ 戦史叢書第029巻 北東方面海軍作戦”. www.nids.mod.go.jp. p. 290. 2024年5月7日閲覧。
  37. ^ 戦史叢書83 1975, pp. 452–453ムンダ基地設営
  38. ^ 戦史叢書83 1975, pp. 455–456零戦隊のムンダ進出とその壊滅
  39. ^ 戦史叢書83 1975, pp. 527–530敵水上部隊のムンダ基地砲撃
  40. ^ 第2次世界大戦略歴大東亜戦争経過概要(防衛省防衛研究所)昭和18年1月経過概要~昭和18年3月経過概要 p.1」 アジア歴史資料センター Ref.C16120724200 (昭和18年1月)〔 四日|「ムンダ」砲爆撃ヲ受ク 〕〔 五日|我航空部隊「ガ」島南三〇浬附近敵巡洋艦群ヲ發見攻撃 〕
  41. ^ 昭和17.10.1~昭和18.1.31 太平洋戦争経過概要その4(防衛省防衛研究所)18年1月1日~18年1月12日」 アジア歴史資料センター Ref.C16120634600  p.8
  42. ^ 戦史叢書83 1975, p. 529.
  43. ^ 戦史叢書96 1976, pp. 205–207連合軍の艦砲射撃と攻略部隊の発見
  44. ^ 木俣 1986, p. 318.
  45. ^ 戦史叢書96 1976, p. 221.
  46. ^ a b 木俣 1986, p. 319.
  47. ^ 戦史叢書96 1976, p. 227.
  48. ^ a b c ポッター 1991, p. 369.
  49. ^ 戦史叢書96 1976, p. 222.
  50. ^ 軽巡二十五隻 2014, pp. 150–151.
  51. ^ 戦史叢書96 1976, p. 230.
  52. ^ 戦史叢書96 1976, p. 229クラ湾夜戦(第一次)合戦図(昭和十八年七月五、六日)
  53. ^ 木俣 1986, p. 334.
  54. ^ 戦史叢書96 1976, p. 246挿図十五 コロンバンガラ沖夜戦合戦図(昭和十八年七月十二、十三日)
  55. ^ 戦史叢書96 1976, pp. 237–238.
  56. ^ 戦史叢書96 1976, p. 245.
  57. ^ 軽巡二十五隻 2014, p. 197▽真二つに裂けた神通
  58. ^ 軽巡二十五隻 2014, p. 308▽コロンバンガラ島沖夜戦
  59. ^ a b 戦史叢書96 1976, p. 247.
  60. ^ Vestal (Collier No. 1) 1909-1946”. Naval History and Heritage Command. 2020年6月8日閲覧。
  61. ^ ウォーナー『ドキュメント神風 下』300ページ
  62. ^ The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II
  63. ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 145〔戦利・貸供与艦〕ブラジル/軽巡洋艦「ブルックリン」級 BROOKLYN CLASS


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