ソロプレイの登場人物(ぼくだけのアリシア)
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「セイバーマリオネット」の記事における「ソロプレイの登場人物(ぼくだけのアリシア)」の解説
流北斗(ながれ ほくと) 本作主人公でプレイヤーキャラクター。ジャポネスのひばり長屋に住む、マリオネットドクターを兼ねたジャンク屋。マリオネットのスペックや開発に一家言を持つマリオネットマニアでもある。小樽に似たジャポネスっ子気質の持ち主だが、職業が職業であるために、よりオタク気質が強くマリオネットの事になると寝食を忘れて没頭したり、何らかのスイッチが入るとマリオネットの各種機能について周囲の状況も忘れて冗長に解説したりする悪癖がある。 アリシア 北斗が最初に手に入れた汎用マリオネット。心優しく大人しく家庭的な、Jチェリーに似た性格(ただし妄想癖は無い)の持ち主。北斗をマスターと慕うと共に、彼をその「感情のある行動」で翻弄させていく。彼女の乙女回路のみ、北斗の手によって偶発的に組み入れられた(あるいは開発された)ものである。 ベルチェ 北斗がペテルブルグとゲルマニアの抗争の中で、ペテルブルグ軍将校イヴノフの緊急要請により組み上げた乙女回路装備マリオネット。本来は北斗が受注していたセクサドール。気まぐれで飽きっぽく、自らが興味の無い事にはとことん興味がない。一方でJブラッドベリーに似た姉御肌な部分があり、北斗を(そして北斗が大事に考えているアリシアたちの事も)最も大事に思っている。 シルビア 抗争終結後に、ペテルブルグ軍の拠点跡から北斗らが発掘した軍用セイバーマリオネット。彼女もまた乙女回路装備を前提として開発されたマリオネット。非常に好奇心旺盛で、事ある毎に騒動を巻き起こす。Jライムに似た無邪気さの持ち主だが、実のところ性格としてはRライムに近い。しかも軍用調整されているがゆえに装備されている持ち前のスピード&パワーと乙女回路のアクセラレータ機能の相互作用が働いているため「(本人の主観での)ちょっと動いた」だけで被害が出やすい。時折「四歳児のハートを持った戦艦」と通称される。 イヴノフ ジャポネスを舞台にゲルマニアと諜報戦を繰り広げていたペテルブルグ軍の将校。ゲルマニアから乙女回路の現品とデータを奪取して自国で開発を行う予定だったが、執拗なゲルマニア側の追撃の果てにジャポネスに留まるを余儀なくされ、同地で足りない資材を駆使しながら乙女回路と搭載セイバーの開発に挑み、同時にゲルマニア側の追撃を撹乱するために、自らが奪取した情報や部品をバラバラのパーツにして様々なジャンクやパーツ(その中に北斗が受注したパーツが混ざっていた)の中に隠し、その回収を行っていた。のちに偶然パーツを探す北斗らを発見し、アリシアに乙女回路が装備されている可能性を看破。彼らを味方につける事は出来ないかと画策し、自らの拠点に招き入れる。だが、それと前後してゲルマニア軍にも見つかってしまい拠点の襲撃を許してしまう。結果、混乱の中で命を落とし、自らが開発した乙女回路とセイバーを北斗に託すことになってしまった。 ゲシュタルト 北斗らと幾度となく敵対する事になるゲルマニアの将校。狡猾でチャンスは逃さないがツメが甘い。状況をうまく利用して混乱を起こし、その中で漁夫の利を得ようとする、ハイエナのような男。イヴノフの襲撃時に北斗を買収しようとするが、結果的にはそれは果たすことができず、ペテルブルグ軍との交戦の果てに瀕死の重傷を負ってサイボーグとなる。のちパンターのジャポネス城襲撃に乗じてジャポネスの中枢を攻撃しようとして北斗たちに阻まれ、さらに後、ゲルマニアの軍事コンピュータ中枢の警護中に北斗を発見した折には私怨で彼を追ったために、それが中枢への小樽侵入の隙を作る一因となった。 長谷川半蔵(はせがわ はんぞう) ジャポネス隠密部隊「御庭番衆」の忍び頭たる頭目。御庭番ではあるが将軍直轄の玉三郎たちとは、指令系統が違うため関わりは無い。御庭番衆の頭目だけあり、生身の人間でありながら、セイバーマリオネット同士の戦いに割って入ることもできる戦闘力の持ち主。ジャポネス城の開放日の際、国宝のツボを割った犯人を捜して北斗たちと遭遇する。配下のセイバーたちが北斗を壺を割った犯人と勘違いして追っていたため、その誤解を解いた上で北斗に詫び、同時に(元々、そのつもりではあったが)彼とアリシアたちを御庭番衆にスカウトする。北斗も一時はそれを断ろうとするが、ある意味では法外な予算を提示されたために「用がある時には依頼を受ける」という間柄になる。後に北斗に(小樽が失敗した時の「保険」として)ゲルマニア軍中枢コンピュータ破壊のミッションを依頼する。 クラウス ゲルマニアに到着した北斗に協力してくれた青年。ゲルマニア国内に複数ある反ファウスト政権を掲げる地下レジスタンス組織のひとつに所属している。北斗に興味を持ち、軍務省に案内した。最後の最後で実は花形美剣の同類である事が明かされてしまう。
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