ソロプレイあらすじ(ぼくだけのアリシア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:13 UTC 版)
「セイバーマリオネット」の記事における「ソロプレイあらすじ(ぼくだけのアリシア)」の解説
ジャポネスのひばり長屋に住む「よろず改造屋」(ジャンク屋)にしてマリオネットマニアの少年流北斗は、以前より注文していた海外モデルのセクサドールパーツが届くのを前にして、それを組み立てるために自身が手ずから改造を施した汎用マリオネットを起動させようとしていた。自身、ジャポネスっ子にありがちな好奇心旺盛さを持つ北斗は、マリオネットマニアとしてその天下一品のスキルをもって、その汎用マリオネット「アリシア」を改造する際に自らの心の赴くままに様々なレアパーツをブチ込んでいた。そうして起動されたアリシアには、「感情」まで備わっていた。そのアリシアの反応に北斗は思わず、マリオネットに関わる者たちの中でまことしやかに囁かれていた「失われた伝説の技術」を思い起こす。だが北斗はそれが「失われた伝説の技術」「おとぎ話」であるがゆえに「ありえないもの」とし、アリシアの反応をバグとして考える。北斗はアリシアの「バグ」を技術者として、なんとかしようと考えるが、同時にアリシアの「感情ある反応」に今まで感じた事の無かった感情を揺り動かされ、戸惑いと共に「悪くない」思いを抱く。そんな日々の中で、北斗が待っていたセクサドールのパーツが届く。だが届いたのは、ただのマリオネットの胴体のパーツひとつ。詐欺にかけられたと激怒した北斗は、そのままアリシアと共に取扱業者へと殴り込みに行く。だが、そこで二人が見たのはこっぴどく荒らされた店内。さらに店の中に踏み込んだ北斗たちはゲルマニアのセイバーマリオネット集団「青きドナウ」の一体の襲撃を受ける。結果、北斗たちはジャポネスを舞台にしたペテルブルグとゲルマニアの「裏の抗争」の最中に放り込まれてしまう。だが、その騒動の中で北斗は自らのパーツを取り戻し2体目のマリオネット、セクサドール「ベルチェ」を起動させる。だが、騒動の最中でペテルブルグ軍は全滅。さらに彼らの置き土産として軍用セイバーマリオネット「シルビア」と、彼女に据えられる予定であった「乙女回路」が北斗の元に残されてしまう。かくて北斗はテラツーの歴史の裏、間宮小樽の冒険の裏で巻き起こる「裏の戦い」に巻き込まれていく事となるのである。
※この「ソロプレイあらすじ(ぼくだけのアリシア)」の解説は、「セイバーマリオネット」の解説の一部です。
「ソロプレイあらすじ(ぼくだけのアリシア)」を含む「セイバーマリオネット」の記事については、「セイバーマリオネット」の概要を参照ください。
- ソロプレイあらすじのページへのリンク