サクラ / ツバサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 00:26 UTC 版)
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-のメインキャラクター」の記事における「サクラ / ツバサ」の解説
本作のメインヒロイン。漢字表記では桜、アニメ版での表記はサクラ。14歳。アニメ版の声優は牧野由依。飛王・リードの陰謀がきっかけで記憶が異世界に飛び散った。玖楼国の姫にして王位第一継承者。後者は真名。4月1日生まれ。基となったキャラクターは『カードキャプターさくら』の木之本桜である。イメージカラーは、桜色。 払った対価 小狼との思い出。 人物 天真爛漫な性格で、誰にでも好かれる心優しい美少女。運動神経は少し鈍いが、一部の世界では「神の愛娘」と呼ばれるほどの強運の持ち主。強い霊感と夢見の能力を持っている。旅の際中にファイに家事や料理を習い、今ではかなりの料理上手。酒に酔うと行動が大胆になり、周りを気にせず暴走するが二日酔いはなく、またその時の記憶も無くなるタイプ。寝相が悪い模様。様々な次元を躯(カラダ)に記憶できる力を持つ。正しい時間の玖楼国では両親は藤隆と王妃だが、巻き戻された偽りの時間の玖楼国ではクロウ・リードの娘。桃矢とは兄妹。一人称は「わたし」。 サクラ(写身)の略歴 クロウ国で飛王によって、記憶の羽根が全て様々な次元に飛び散る。そのため、小狼と次元を渡る旅に出る。記憶(=心)を全て失った事により昏睡状態に陥るも、ファイが差し出した羽根のお蔭で急を脱した。昏睡状態は脱したものの未だ記憶が完全ではないため、突然眠る事がある。小狼との別れ 東京ではファイを救う対価として、危険な宝探しに自ら志願。巨大生物が徘徊する壮絶な夜の砂漠を血みどろになって潜り抜け、後に卵を手に入れて帰還した。その際、右目の封印が解けて非情となり一人異世界へと発った小狼の心を取り戻す決心をする。インフィニティでは、『小狼』と距離を取る。 チェス大会への参加 砂の国は小狼が暴れたことで壊滅的な惨状と化し、インフィニティでは「砂の国の復興の為に賞金を得る」名目でチェス大会に参加。 未来を変える決意 東京で羽根が戻った時に、夢見の記憶が復活する。チェス大会でファイの呪いが『小狼』に向かって発動されることを予見したため、侑子に右足の自由を対価にしてファイの呪いの矛先を自分に変更した。それにより、ファイ自身を含めた仲間の命を救う。 夢の世界へ渡る決意 チェスの副賞「異次元を旅行できる手段」の移動先を、自分の望む世界へ行けるよう侑子に頼む。確率は1/2と分かっていながら尚強運を対価に払い、魂しか行けない夢の世界へ行くことを決意する。 分かれた魂と躯 大会で優勝し、チェスの副賞「異次元を移動する手段」フレイヤの次元移動が発動する。そこにフレイヤと同調したチィが出現。二人から記憶の羽根が現れ、二つの羽根により魔力が増しファイの呪いが自身へと発動する。結果、躯と魂が別れ、魂は夢の世界へ移動、躯はチィに連れられセレス国へと移動する。以降は『XXXHOLiC』に登場、夢の世界で四月一日に出会う。 正体 彼女もまた、飛王によって創り出された写身である。心もコピーされたものであり、遺跡に触れた時にすり替えられた。本体の彼女は写身を創られる際に躯を失い、魂は飛王に囚われる。写身の魂は文字通り桜の花びらとなって『小狼』の懐で散る。写身の躯は、突如現れたカイルに攫われた。 転生と本体 彼女も写身のために死なず、侑子に助けられて生きる事を選択し、閉じられた時間の輪の世界にて共に転生した小狼と再会している。数年後、小狼との間に『小狼』を息子として授かった。写身のサクラも写身の小狼と同じく時間を戻して飛王との戦いの場に戻り、すべてが終わると一枚の記憶の羽根になって消滅し、本体のサクラの元へ還った。 サクラ姫(ツバサ)の略歴 一方、本体の彼女は時間を止められたままの遺跡で『小狼』に助けられた後、瞬時に7歳の体→14歳の体へと成長した。尚、写身のサクラの記憶は全て視ていた模様。目覚めた本体と写身二人の時空を超える力により、理の壊された世界は元に戻る。そして本体の彼女だけが、時間を巻き戻す前の玖楼国に帰れた。 最終的には『小狼』と両想いになるも、旅立つ決心をした『小狼』を見送り、自分の真名を彼に伝え、必ず再会することを心に誓う。
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