オーダー10のスクエアとは? わかりやすく解説

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オーダー10のスクエア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 10:05 UTC 版)

ワード・スクエア」の記事における「オーダー10のスクエア」の解説

オーダー10ワード・スクエアは、当然ながら発見するのが遥かに難しい。「完全」なオーダー10のスクエアは1897年以来探究され続けており、ロゴロジー(英語版)の聖杯呼ばれている。 オーダー10問題に対しては、様々な手法によって部分的な解が生み出され続けている。 反復名(トートニム1921年以来、語や句の重畳例えば "Alala! Alala!"(ギリシア語感動詞反復)によってオーダー10ワード・スクエア作られてきた。このようなスクエアはいずれも5文字単語が2回ずつ現れるもので、実質的に全く同一オーダー5のスクエアを4個並べたものになっている。ダリル・フランシスとドミトリー・ボルグマンは、"orangutang"(オランウータン)と "urangutang"、"ranga-ranga" と "tanga-tanga" をそれぞれ対にすることで、擬反復オーダー2とオーダー3のスクエア繰り返し)によって7種の異な見出し語組み上げることに成功した次の通りである。 O R A N G U T A N G R A N G A R A N G A A N D O L A N D O L N G O T A N G O T A G A L A N G A L A N U R A N G U T A N G T A N G A T A N G A A N D O L A N D O L N G O T A N G O T A G A L A N G A L A N しかしながら、「ことばの研究者たちずっと、反復によるオーダー10のスクエアは問題への不満足な解であると見なしてきている。」 80%の解 1976年にフランク・ルビンは、最初2段意味不明な句だが、8語は辞書載っているような、不完全なオーダー10のスクエアを作成した。もし "SCENOOTL" と "HYETNNHY" というパターンを含むような2語が見つかっていれば、完全なオーダー10のスクエアになっているところであった語彙組み立て 1970年代以降、ジェフ・グラントは良く出来たワード・スクエア生み出し続けている。1982年から1985年にかけてオーダー10のスクエアに集中して取り組んだことで、彼は "Sol Springs" (Sol Spring という名の人物多く実在する)や "ses tunnels" (フランス語で "its tunnels" の意)といった穏当な造語に依った最初の3個の伝統的なオーダー10のスクエアを作成した彼の継続的な努力により、このジャンルでの最高作品のうち一つ生み出されたが、それは "impolarity" (インターネット発見)、"Tony Nader" の複数形電話帳発見)という2語と、より伝統的な典拠確認できる8語からできている。 D I S T A L I S E D I M P O L A R I T Y S P I N A C I N E S T O N Y N A D E R S A L A N B R O W N E L A C A R O L I N A I R I D O L I N E S S I N E W I N E S S E T E R N N E S S E D Y S S E A S S E S 人名 よくある姓と名を組み合わせ電話帳名簿確かめるという方法で、マサチューセッツ州ウェストボロー(英語版)のスティーヴ・ルートは、以下に示すような10文字人名だけからできたオーダー10のスクエアが実在することを示した名簿発見され総数が各段の右脇に付してある)。 L E O W A D D E L L 1 E M M A N E E L E Y 1 O M A R G A L V A N 5 W A R R E N L I N D 9 A N G E L H A N N A 2 D E A N H O P P E R 10+ D E L L A P O O L E 3 E L V I N P O O L E 3 L E A N N E L L I S 3 L Y N D A R E E S E 5 地名 2000年頃、イングランドレッチワースのレックス・グーチは、利用可能単語集計算処理的な要求分析し十分な強度語彙提供する百から二百特化型辞書索引編集した最大語彙源はアメリカ地名委員会アメリカ国家地球空間情報局だった。彼は "Word Ways" の2002年8月号と11月号で、この単語リストによって発見されいくつかのワード・スクエア発表した。以下に示すワード・スクエアは、幾人かのワード・スクエア専門家の間で実質的にオーダー10のスクエア問題解いたのである同意されている("Daily Mail", "The Times")。一方、より質の高いオーダー10のスクエアを将来期待する者もいる。 D E S C E N D A N T E C H E N E I D A E S H O R T C O A T S C E R B E R U L U S E N T E R O M E R E N E C R O L A T E R D I O U M A B A N A A D A L E T A B A T N A T U R E N A M E T E S S E R A T E D これにはいくつかの「不完全性」がある。"Echeneidae"(コバンザメ科)は大文字を含む語であり、"Dioumabana" はギニア、"Adaletabat" はトルコ地名である。また "nature-name" はハイフンつながった語である。 現代組み合わせ理論によって、オーダー10のスクエアの発見これほどまでに時間かかった理由や、オーダー11スクエア英単語使っては(たとえ地名翻訳用いたとしても)まず作成不可能である理由明らかになっている。しかし、多数言語から単語を採ってきてよいのならばオーダー11スクエア実現可能である("Word Ways" 2004年8月号2005年5月号)。

※この「オーダー10のスクエア」の解説は、「ワード・スクエア」の解説の一部です。
「オーダー10のスクエア」を含む「ワード・スクエア」の記事については、「ワード・スクエア」の概要を参照ください。

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