エースコンバット3本編中の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:27 UTC 版)
「X-49 ナイトレーベン」の記事における「エースコンバット3本編中の動き」の解説
エースコンバット3では大筋で5つのシナリオに分岐する。そのいずれも、クーデター集団「ウロボロス」によって接収後、元のパイロットであった紘瀬玲名が搭乗。それぞれ異なった要因で撃墜されている。具体的には、 UPEOルート クーデターを仕掛けるウロボロスに紘瀬玲名が侵入。疑念が渦巻くディジョンと対面する中、憧れであったナイトレーベンを見せられ搭乗、主人公たちの前に現れる。しかしすでにディジョンに心許さなかった玲名が逆に反抗。その結果、突然ナイトレーベンが謎の爆発を起こし墜落していく。 ゼネラルリソースルート 同僚であるキース・ブライアンとともにナイトレーベンに徹底抗戦。ゼネラルリソースが管理する巨大地下都市ジオフロントの自壊による殲滅をもくろむも巻き添えに失敗するが、大きな損害を与える。追跡の最中、主人公は紘瀬玲名に精神干渉を仕掛けるがこれも失敗。最終的に満身創痍となったナイトレーベンに対し直接戦闘で撃墜する。 ゼネラルリソース→ウロボロスルート パイロットが脳神経を接続して操縦するという、特殊な操縦形態の機体に生じるセキュリティホールを突き、AIでもある主人公が紘瀬玲名の脳に侵入し、過去の記憶を抹消することで、思考出来ない状態に陥れる。その後の戦闘で介入してきたゼネラルリソース所属の元同僚であるキースの機体が、ナイトレーベンに特攻した際にナイトレーベンの翼の間に挟まってしまう。キースの機体分の重量によって機動力が低下したナイトレーベンを、キースごと撃墜する。 ニューコム→ウロボロスルート ウロボロスからの逃避行と反抗をしかける元ニューコム所属のシンシア・ブリジット・フィッツジェラルドとともに、最後の目標であるナイトレーベンに攻撃を仕掛ける。ナイトレーベンの出力の元であるイーオンジェネレーターが数基設置されていた都市で戦闘していたため苦戦を強いられるところに、ニューコムの科学者であるサイモン・オレステス・コーエンが、主人公およびシンシアのニューコムへの帰還を条件にイーオンジェネレーターの破壊を提案。その結果、イーオン粒子を得られなくなったナイトレーベンは一気に鈍足になり、容易に撃墜される。 ニューコムルート ニューコム所属のフィオナ・クリス・フィッツジェラルドとともに、ジオフロントでディジョンとナイトレーベンへの最後の攻撃を仕掛ける。イーオン粒子が充満する空間で圧倒的な機動力を見せるナイトレーベンに対し、サイモンが提案したハッキングを仕掛け一定時間機動力を鈍化させる作戦で攻めることになり、最終的に撃墜され不時着する。 当機のプロジェクトに関係していたゼネラルリソース所属、後にウロボロス首謀者となるアビサル・ディジョンが、隠匿されたナイトレーベンの情報を得ようと独断で偵察飛行を行い、UPEO所属のギルバート・パークと接触。権威欲を交渉材料にナイトレーベン接収とクーデターを画策していった。クーデター勃発後、前述の偵察飛行の際、偶然鉢合わせる形で再会した紘瀬玲名をウロボロスに引き込み、ナイトレーベンに搭乗させた。その後の戦闘で、一部のシナリオを除きニューコム所有のメガフロートをレーザーキャノンの一閃で壊滅に追い込んだ。 ジオペリアについては1シナリオ中1ミッションのみで登場。ウロボロスをほぼ壊滅させた後、海の藻屑と化したメガフロートを取材ヘリが撮影中に、偶然8機のジオペリアが編隊飛行をしているところを目撃される。そのまま都市部に進行していることを察知し、主人公が迎撃に向かう。物量的にも性能的にも敵側が優勢であるのは明らかだったが、AIである主人公が戦闘中、主人公の攻撃によって損傷を受けたジオペリアの一機にハッキングを仕掛け、無人操作されていたジオペリアの操作を乗っ取ることに成功(前述の通り、元々AIでの飛行を前提としている)。そのまま残りのジオペリアを全機撃墜する。その際、元々主人公が乗っていた機体であるXFA-36Aは、主人公の操るジオペリアに追従してくる。任務終了後はそのままジオペリアとともに基地に帰還するのだが、AIによる完全自動操縦であるためパイロットが搭乗しておらず、マスメディアでは搭乗していたパイロットを捜索中と報じられた。その後の顛末は作中では一切語られていない。
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