エレクトラ (キャラクター)
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エレクトラ・ナチオス(Elektra Natchios)は、マーベル・コミック発行のアメリカン・コミックスに登場する架空のキャラクター。フランク・ミラーによって創造され、1981年1月に『デアデビル』第168号でデビューした[1]。
Elektra | |
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出版の情報 | |
出版者 | マーベル・コミック |
初登場 |
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クリエイター | フランク・ミラー |
作中の情報 | |
フルネーム | エレクトラ・ナチオス |
所属チーム | |
パートナー | デアデビル |
著名な別名 |
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能力 |
当初はスーパーヒーローのマット・マードック/デアデビルの脇役として登場し、エレクトラはスーパーヴィラン、ロマンスの相手、後にヒーローの味方として活躍した。彼女の暴力的な性格と傭兵的な生き方は、マードック/デアデビルとの対立のきっかけとなり、2020年にはデアデビル(2代目)となった。
このキャラクターは高度な訓練を受けたギリシア系の暗殺者で、トレードマークの武器として一対の釵を振り回す。
発行履歴
創作
エレクトラはフランク・ミラーによって創作され、その外見は女性ボディビルダーのリサ・リオンや女優のボー・デレクをモデルにしたほか[3][4]、ギリシャ悲劇の登場人物であるエレクトラと、カール・ユングが理論化したエレクトラコンプレックスを元にキャラクターをデザインしたと語っている[5]。コミック研究者のポール・ヤングは、このキャラクターの初登場がウィル・アイズナーのシリーズ『The Spirit』に登場する魔性の女キャラクターであるサンド・セレフへのオマージュであると指摘した。ミラーはしばしばアイズナーをインスピレーションの元として挙げている[6]。また、バットマンと似たようなアンビバレントな関係を持つキャットウーマンと比較する批評家もいるが、エレクトラの方がはるかに危険で暴力的なキャラクターとして描かれている[7]。
フランク・ミラー時代(1980年代~1990年代前半)
エレクトラの初登場は1981年1月の『デアデビル』第168号である。ミラーは基本的にエレクトラをこの号のみの登場とするつもりであったが[8]、彼女は『デアデビル』に頻繁に登場するヴィランとなり、1982年4月の第181号でブルズアイによって殺害された。彼女はその直後に復活したが、その物語にはデアデビルが2度と彼女に遭遇してはならないという注釈が含まれていた[9]。
ミラーはビル・シエンキェヴィッチと共同でシュールで風刺的なミニシリーズ『Elektra: Assassin』を1986年から1987年まで連載したが、メインストリームの関係性は不明である[10]。この企画を立ち上げた編集者のジョー・ダフィーはシエンキエヴィッチが選ばれた理由を「彼の繊細な下書き、おかしな風刺画、そしてセックスとドラッグとロックンロールのハイセンスな融合というスキルのためだった」と述べた[11]。物語の中でエレクトラは、アメリカ大統領の候補者が核戦争を起こそうとしていることを知り、彼に対抗するために“S.H.I.E.L.D.”のエージェントやサイボーグ、モンスターと対立する。シリーズは候補者の当選で幕を閉じるが、彼の心は動機が曖昧な別の人物に取って代わられた[12]。『Daredevil Fall from Grace』のストーリーラインは、『Elektra: Assassin』の出来事の幻覚的な改変であり、物語の主人公であるS.H.I.E.L.D.のサイボーグのジョン・ギャレットの妄想であることを立証している[13]。
1990年、エレクトラはミラーの別の作品である『Elektra Lives Again』に登場し、アイズナー賞の最優秀グラフィック・アルバム賞を受賞した[14]。
1993年、ミラーは『Daredevil: The Man Without Fear』でエレクトラを再登場させた。マット・マードックがデアデビルになる前の過去が舞台で、マードックとエレクトラの関係が詳しく描かれた[15]。
1990年代
10年以上レギュラー出演していなかったエレクトラだったが、1994年1〜4月『デアデビル』第324〜327号で再登場し、本作のの脚本家D.G.チチェスターは、彼と編集者ラルフ・マッキオがこのキャラクターの復帰について何度か話し合っていたと語っている:
私たちは(エレクトラを復活させるという)アイデアを何度も何気なく口にしたが、ギミックとしてはやりたくなかった。まれに彼女を使う正当なアングルがあると思ったとき、ラルフはそのアイデアに冷静だった。しかし、『Fall From Grace』に向けて準備を進めていたとき、ラルフが突然、「エレクトラを復活させたらどうだ?」と言い出した。それが私の頭の中にあったストーリーのすべての未解決のピースをつなぎ合わせるミッシング・ピースとなり、すべてをうまく結びつける結び目となった。私の中では、タイトルが指すのは常に「彼女」だった[16]
しかしこれにはミラーが憤慨し、マーベルは以前、このキャラクターをいかなる出版物にも使用しないと約束していたと主張した[17]。
エレクトラはラリー・ハマが執筆した『ウルヴァリン』第100〜106号で脇役として登場し、本作では、エレクトラがスティックによって再教育・更生され、道徳的に善良になったことを立証したと同時に異常なほど冷酷なままである[18]。だがこれは彼女が初めてヒーロー的な役割を担うものであり、このストーリーのスピンオフとして、1996年に彼女は第19号まで続いた継続的なシリーズに主演した。当初はハマがピーター・ミリガンと共に執筆し、マイク・デオダートがイラストを担当した。このシリーズでは、エレクトラが“ハンド”の敵対者である“チェイスト”によって復活させられたという設定になっている[19]。このシリーズは、時にはロマンス・コミックのパロディを含む、ずっと軽いトーンで描かれていると共に、エレクトラはずっと高潔であり[20]「彼女はかつて野性的な目をした暗殺者だった......もちろん、今はまったく別人だ」と作中で言及された[21]。しかし、彼女は以前のような無差別暴力的な傾向が再発しやすいことに悩んでもいた[22]。エレクトラはこのシリーズでマードック/デアデビルとの関係を一時的に再開するが、彼にその時の主なガールフレンドであるカレン・ペイジと二股をかけられた[23]。
2000年代
エレクトラは2001年から2003年にかけて22号分続いたセルフタイトルのシリーズに登場した。当初はブライアン・マイケル・ベンディスが執筆していたが、(第6号以降は)主にグレッグ・ルッカが執筆した[24]。このシリーズではミリガンが執筆した前シリーズの出来事は当てはまらず、エレクトラは以前の道徳的に曖昧で苦悩に満ちたキャラクターに戻った。2002年、ルッカはウルヴァリンと共にこのキャラクターをフィーチャーした小説『Elektra and Wolverine: The Redeemer』を執筆しており、これは散文的な物語であるが、天野喜孝による大規模なイラストが含まれている。この物語がマーベルのメインストリームの正史とどのような関係にあるのかは不明であり、これまでに面識がないようである登場キャラクターたちへのアプローチに関するインタビューで、ルッカはエレクトラの魅力が彼女のミステリアスで謎めいた性質に結びついているとコメントし、この理由から彼女は書くのも共感するのも非常に難しいと述べている。彼はそれを説得力のある感情剥離と表現し、ウルヴァリンの態度がより温厚であるのと対照的であると見ている[25]。
2004年2月の『アルティメット・スパイダーマン』の第51号から、ベンディスが再解釈した『アルティメット・マーベル』のタイムラインのスパイダーマンで、エレクトラの別バージョンが繰り返し敵役として登場する。同年10月、この別バージョンのエレクトラはマイク・キャリーとサルバドール・ラロカによって書かれ、デアデビルを脇役とする5号のミニシリーズでフィーチャーされた[26]。
2004年、エレクトラはミラーによる『ウルヴァリン』のストーリー『Enemy of the State』に主役として登場する。このストーリーで彼女は、ウルヴァリンがハンドと戦うのを助けるためにS.H.I.E.L.D.と協力する。その過程で、エレクトラはハンドによって再び洗脳されたように見えたが、これは彼女の策略であることが明らかになった。しかし、欺瞞を維持するため、彼女は冷酷にも多くのS.H.I.E.L.D.捜査官を殺害する[27]。
マーベルのメインストリームにおいてエレクトラは、ベンディスが執筆しアレックス・マレーヴがイラストを担当した2005年11月から2006年3月の『デアデビル』vol. 2第77〜81号でマードックに再び遭遇する。このストーリーでは、彼女はキングピンの公表と彼の秘密の正体についてマードックに警告するために到着した[28]。
2007年、同じくベンディスが執筆した『シークレット・インベージョン』で、エレクトラは拉致され、“スクラル”と入れ替わってしまう[29]。しかしこのスクラルは殺され、エレクトラ本人が地球に帰還した。2009年、ゼブ・ウェルズによるミニシリーズ『Dark Reign: Elektra』でスクラルに誘拐されたエレクトラ本人が再登場した[30]。
2010年代
2010年にアンディ・ディグルが執筆した『シャドウランド』シリーズでは、エレクトラはデアデビルと戦った[31]。
2013年、ウェルズは『ダークレイン』の続編である『Savage Wolverine』でエレクトラは再びウルヴァリンと手を組み、今度はウィルソン・フィスク/キングピンと戦うことになった[32]。
エレクトラは2014年から2015年にかけて、ヘイデン・ブラックマンが脚本を担当した3作目の継続シリーズでフィーチャーされた。1980年代のシエンキェヴィッチによるキャラクター描写を彷彿とさせる、よりシュールでサイケデリックなエレクトラが描かれ、主なアーティストであるマイク・デル・ムンドは、自身のアプローチは『Elektra: Assassin』へのオマージュであると断言し[33]、コミック評論家のレア・バーンスタインは、『エレクトラ』シリーズの最高傑作と絶賛した[34]。ブラックマンは、このキャラクターを書くのは難しいと断言する。なぜなら、彼が言うところの「デアデビルの死んだガールフレンド」という汚名を避けるのは難しい。それにもかかわらず、彼はこの物語とキャラクターを完成させた時、「最も誇りに思っている 」と結論づけている[33]。
エレクトラはチャールズ・ソウルが執筆した2016年4月からの『デアデビル』シリーズに再登場する。このストーリーで彼女は、娘がいると錯覚している[35]。
2019年、エレクトラはウルヴァリン、フランク・キャッスル/パニッシャー、ヴェノム、ジェリコ・ドラム/ブラザー・ブードゥー、コナン・ザ・バーバリアンとともに“サベッジ・アヴェンジャーズ”の一員として登場した[36]。
エレクトラは2019年7月、チップ・ズダルスキーによる『デアデビル』(2019版)第10号から始まる長いストーリー・アークで再びマードック/デアデビルと遭遇する。デアデビルの秘密のアイデンティティを維持するために呪文を唱えた結果、エレクトラはマードックとデアデビルの記憶を分離し、2人を別々の男として考えている[37]。
2020年代
エレクトラは引き続きズダルスキー執筆の『デアデビル』に登場する。デアデビルが投獄されている間、エレクトラはヘルズ・キッチンで罪のない人々を守るために献身していることをデアデビルに印象づける必要があると決意する。そのために彼女は自身のコスチュームを改造して新しいデアデビルとなった[38]。その後、彼女はオリジナルのデアデビルと手を組み、2022年2月、ズダルスキーの『デアデビル』シリーズが完結する第36号までチームとして共闘する[39]。2022年3月には、エレクトラがズダルスキーの3号ミニシリーズ『Daredevil: Woman without Fear』の主人公として登場し、クレイヴン・ザ・ハンターと戦う[40]。エレクトラは2022年5月に完結したミニシリーズ『Devil's Reign』でデアデビルと共演し、その後、2023年4月に完結したズダルスキーの新シリーズ『デアデビル』では再び主人公を務めた[41]。
更に2021年、メインストリームの連続性からは大きく外れ、ソウル、ピーター・デヴィッド、アン・ノセンティ、ピーチ・モモコ、ケヴィン・イーストマンなど毎号異なる作家を起用し、ホラー・コミックのジャンルを扱う新しいミニシリーズ『Elektra: Black, White and Blood』にもエレクトラは登場した[42]。
性格と特徴
エレクトラは異常に冷酷なアンチヒーローであり、ファム・ファタールである。学者のポール・ヤングは彼女の初期の特徴として、簡潔な話し方、「アスレチックでエロティックな肉体」、ファーザー・コンプレックス、致命的な武器と戦闘力などを挙げている。彼は、もう一人の批評家ラリー・ロッドマンが彼女を「精神病」。「水着モデル」に例えたとも紹介している[43]。またヤングは、エレクトラがフィルム・ノワールのファム・ファタールとカンフー映画を融合されており[44]、特に1993年のミニシリーズ『Man without Fear』においてはハイパーセクシュアルと関連付けられていると指摘した[45]。
彼女は敵対する人物を殺すことに躊躇を見せず、物語によっては罪のない人々さえも殺している[46]。しかし、マット・マードックや、後に彼女が尊敬する他の人々には強い愛情を抱いているため道徳的に葛藤することが多く、自分の力を善のために使おうとする[47]。ミラーは、エレクトラの暴力的な性格は父親を失ったトラウマに由来し、ユングのエレクトラ・コンプレックスを説明するためのキャラクターだと述べ、 「彼女は若い女性で、性的関心の中心が父親にあり、それを別の男性に移そうとした矢先に父親が殺された。この最初の怒りがハンドとキングピンによって堕落したと主張し、エレクトラは本質的に善人ではなく、むしろ “弱い一面を持つ悪役の一人”である」と見解を示した[5]。1996年にミリガンが執筆したシリーズで復活を遂げた彼女は、より従来型のヒーロー気質になった[48]。しかし、その後の物語では、彼女のモラルは揺れ動き続けている。
キャラクター経歴
家族と生い立ち
エレクトラはギリシャのエーゲ海近くの島で、ヒューゴ・コスタス・ナチオスとクリスティーナ・ナチオスの間に生まれ、オレステスを兄に持った。
彼女の母については、2つの矛盾した記述がある。1995年3〜6月の『Elektra: Root of Evil』第1〜4号では、クリスティーナはオレステスが雇った刺客に殺されているが、同年の『エレクトラ』第18号では、ギリシャ内戦の最中に反乱軍に殺された。どちらも死ぬ直前にエレクトラを早産している[49]。
エレクトラが誘拐犯に襲われた9歳の頃、マーシャル・アーティストとして成長していた兄に救われると、彼の提言を受けた父からの進言で、ヒューゴが雇った先生から護身術を学び、12歳で空手の黒帯となる[50]
だが1986年8月の『Elektra: Assassin』第1号では、大人になったエレクトラは5歳の頃に父親にレイプされたという曖昧な記憶を持っており、長年のカウンセリングと投薬の結果これは虚偽記憶症候群であると確信したが、疑念は残った。エレクトラはヒューゴと仲良く育ったが、暗いビジョンや出所のわからない声に悩まされ、時折自傷行為でそれらに反応することもあったため、父親によって心理療法に通わせられた。しかしこれでエレクトラが実際に安定したのか、それとも単に安定したように見えたのかは不明である。
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能力・スキル
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その他のバージョン
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実写版
20世紀フォックス版
2003年の映画『デアデビル』とそのスピンオフ作品である2005年の『エレクトラ』ではジェニファー・ガーナーが演じ、日本語吹替は岡寛恵が担当した。このバージョンのエレクトラは、『マーベル・シネマティック・ユニバース』の『デッドプール&ウルヴァリン』にも登場するが[51][52]、日本語吹替は生天目仁美に交代している。
キャラクター像
“アース701306“のエレクトラ・ナチオス[53]。
ギリシャの海運王である外交官の父ニコラスと、母クリスティーナの間に生まれ、少女時代には父から護身のために、様々な武術やスキンダイビングなどの訓練を強いられる日々を過ごしていたが、“ザ・ハンド”の一員であるキリギに母を殺されていた。
成人した現代においては、ニューヨークで出会ったマット・マードック/デアデビルとのロマンスや誤解による対立、ニコラスの仇となったブルズアイによって自身も生命を奪われる一件を経て、“キマグレ”の長である盲目の老師スティックの蘇生術により甦ると、彼の道場で武術を一層磨き上げる修行に明け暮れるも、ある日突然破門を言い渡されてしまい、人生の教訓として雇われ暗殺者の道に進むことに決めた。
常にクールで表情を崩さず、他人と距離を置こうとする態度や、暗殺者となってからは「死ぬのもさほど悪かないわよ、私は経験があるから(Death’s not that bad. I died once)」と吹き込みながら本能のままに敵を殺すだけでなく、余裕で始末できる暗殺対象に逃げ場の無い恐怖を与えてから抹殺するほど、容赦が無くサディスティックな非情さと、暗殺業を「リストラ関係、人員整理」と嘯く姿勢を見せるようになった。その傍らで、クリスティーナが一対の角を持つ鬼に殺された悪夢に苛まされる強迫性障害のような症状に苦しんだり、親近感を感じた者を守るためにその身を投じるなど、人間的な弱さと温かみも秘めている。
技能
- 格闘技
- 空手を中心とした武術に長け、一度生命を落とす以前は自警団のマットと互角に渡り合えるほどの実力を見せた。スティックの元で修行を受けると、後述の武器術やアクロバット技能も相まって暗殺業にもその腕前を存分に活かせるようになったほか、ザ・ハンドの幹部らや“虚無”に剪定されたカサンドラ・ノヴァの子分のミュータントらを相手どっても互角以上に渡り合い、打倒するほどの実力を披露する。
- 武器術
- 愛用する釵の扱いに長け、スティックの元で修行を受けると、そのほかの武器も難無く使いこなすようになった。
- アクロバット技能・バランス感覚
- 一度生命を落とす以前から有していた素早さや身軽さ、機敏さを活かして、相手の攻撃を回避したり、跳び移ったシーソーや屋根裏の母屋で体勢を崩すことなく留まることができる。
- キマグレ道
- スティックの元で受けた修行によって体得した、時間操作や未来予知、死者の蘇生を可能とする超常的な技法。
武装・ビークル
各作品における活躍
- 『デアデビル』
- 『エレクトラ』
- 『デッドプール&ウルヴァリン』
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MCU版
『マーベル・シネマティック・ユニバース』の『ザ・ディフェンダーズ・サーガ』ではエロディ・ユンが演じ、日本語吹替は桜木可奈子が担当した。
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その他のメディア
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脚注
注釈
参考
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