エル特急の登場とその後の展開とは? わかりやすく解説

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エル特急の登場とその後の展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:49 UTC 版)

特別急行列車」の記事における「エル特急の登場とその後の展開」の解説

エル特急」も参照 1972年昭和47年10月より一部昼行特急には、「エル特急と言う愛称与えられた。後に従来急行列車昇格して特急列車とした際にもこの扱いを行うことが多かった。しかしJR東日本2002年平成14年12月エル特急を名称上全廃したのを皮切りに、他のJR各社でもエル特急の名称が廃止されていった最後までエル特急の名称が残ったJR東海も、2018年3月ダイヤ改正エル特急の名称を廃止したため、登場から45年半でエル特急の名称は消滅した1972年昭和47年)- 1985年昭和60年)に掛けて山陽新幹線東北新幹線上越新幹線といった新幹線次々と開通するにつれ、長距離を走る特急列車新幹線に取ってわられる形で次第減少し、それと引き換え新幹線沿線から離れた都市と、新幹線との連絡接続を図る、中-短距離列車増えていった。 1985年昭和60年3月 - 2002年平成14年12月までの間、東北本線宇都宮線)・高崎線などでは同線内相互間の輸送目的とした一部エル特急を「新特急」と称していた。元々は、短・中距離急行列車増収のためほとんど停車駅変えず特急列車格上げした物で、定期券でも乗車できることとし料金50 km 以下の区間急行料金同額とするなど、特急急行中間的な設定にされた。しかし前述のような理由設定され特急であり、使われていた185系電車それまで特急列車車両より設備劣り関西では快速列車に使うような車両デッキ付けただけのようなであったが、後に座席通常の特急用と同じものに交換された。2001年平成13年12月それ以外列車特急料金同額になり、「新特急」を列車名冠する必要が無くなったためか翌年消滅した因みにその頃までには東北本線新特急朝夕時間帯除いて一般車使用快速格下げされ高崎線新特急アコモデーションリニューアル日中時間帯停車駅大幅な削減などの改善策が行われた。また、湘南新宿ライン開通後は東北高崎線快速・普通列車においてもグリーン車連結が行われるようになったため、旧「新特急」が担当していた高崎線内相互間の着席輸送においては快速・普通列車グリーン車拡充重視する傾向になっている2004年平成16年3月九州新幹線開通して以来JR九州は「きりしま」のうち霧島神宮国分発着のものや、「はやとの風」、また2009年10月10日から運転の「海幸山幸」といった臨時特急列車などが存在するが、これらの列車停車駅こそ限定されてはいるもの、いずれも区間を走る普通列車同等か、それよりい列車も存在する。これは速達性を意味する特別な急行列車の意味ではなく新幹線との接続性を重視しているものや、また車内設備サービスに対して料金を取るか取らないかどうかや、観光特化したサービスの提供などといったサービス違いで「快速列車」・「普通列車」などと区分するために、「特急列車」を名乗らせているものであるこのような観光特化した特急列車のことをJR九州では便宜的に観光特急」などと呼ぶことが多い。

※この「エル特急の登場とその後の展開」の解説は、「特別急行列車」の解説の一部です。
「エル特急の登場とその後の展開」を含む「特別急行列車」の記事については、「特別急行列車」の概要を参照ください。

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