アンピシリンとは? わかりやすく解説

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アミノベンジルペニシリン

別表記:アンピシリン

合成ペニシリン一種グラム陰性桿菌などに効果がある。

アンピシリン【ampicillin】

読み方:あんぴしりん

広範囲スペクトル合成ペニシリン


アンピシリン

分子式C16H19N3O4S
その他の名称アムシル、アルビペン、オムニペン、アンピシリン、プリンシペン、ペンブリチン、D-α-アミノベンジルペニシリン、Amcill、AY-6108、Omnipen、BRL-1341、Penbritin、Principen、Ampicillin、D-α-Aminobenzylpenicillin、(2S,5R,6R)-6-[(R)-2-Amino-2-phenylacetyl)amino]-3,3-dimethyl-7-oxo-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylic acidペントレックス、Synpenin、ビクシリン、Cilleral、Viccillin、Pentrex、シンペニン、(アミノフェニルメチル)ペニシリン、(Aminophenylmethyl)penicillin、(2S,5R,6R)-6-[[(R)-2-Amino-2-phenylacetyl]amino]-3,3-dimethyl-7-oxo-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylic acid、6α-[(R)-Aminophenylacetylamino]penicillanic acid、6α-[[(R)-Aminophenylacetyl]amino]penicillanic acid、ABPC、ビノタール、Binotal、アミノベンジルペニシリン、Aminobenzylpenicillin、アミペニックス、Amipenix、ソルシリン、Solcillin、Albipen
体系名:(2S,5R)-6α-[[(R)-アミノフェニルアセチル]アミノ]-3,3-ジメチル-7-オキソ-4-チア-1-アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン-2β-カルボン酸、6α-[(D-フェニルグリシル)アミノ]ペニシラン酸、6α-[[(R)-アミノ(フェニル)アセチル]アミノ]ペニシラン酸、(2S,5β)-6α-[[(R)-2-アミノ-2-フェニルアセチル]アミノ]-3,3-ジメチル-7-オキソ-4-チア-1-アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン-2β-カルボン酸、6α-[[(R)-アミノフェニルアセチル]アミノ]ペニシラン酸、6α-[(R)-アミノフェニルアセチルアミノ]ペニシラン酸、(2S,5R,6R)-6-[[(R)-2-アミノ-2-フェニルアセチル]アミノ]-3,3-ジメチル-7-オキソ-4-チア-1-アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン-2-カルボン酸


アンピシリン

細胞壁合成阻害する抗生物質ペニシリンから半合成され、広い範囲抗菌スペクトルを示す。

Name Ampicillin
MeSH 68000667
Molecular Weight 349.406 g/mol
Molecular Formula C16H19N3O4S
アンピシリン

耐性遺伝子

調製法

References

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アンピシリン

Ampicillin

【概要】 抗生物質一種。別名アミノベンジル・ペニシリン標準的な合成ペニシリン略号はABPc。商品名はソルシリン、ビクシリン、ペントレックス、アミペニックス、アンピシリン・ママレット、トキオシリン。錠、カプセルドライシロップ注射薬などの剤型ペニシリン類は外壁作る酵素邪魔することにより、を殺す。 

【詳しく】 赤痢菌大腸菌変形菌(特にプロテウス・ミラビリス)、インフルエンザ菌腸球菌梅毒トレポネーマ溶血連鎖球菌肺炎球菌淋菌髄膜炎菌感性ブドウ球菌などに有効。

《参照》 抗生物質


アンピシリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 07:04 UTC 版)

アンピシリン(Ampicillin)とは、1961年から感染症治療に用いられているβ-ラクタム系抗生物質の1種である。アミノペニシリングループに属し、抗菌スペクトルや活性はアモキシシリンとほぼ同じである[1]。また、アレルギーを起こすことがあり、程度は発疹などの軽度なものからアナフィラキシーのように重度なものまで様々である。


  1. ^ a b (2006) AHFS DRUG INFORMATION 2006, 2006 ed, American Society of Health-System Pharmacists.
  2. ^ (2006) Mosby's Drug Consult 2006, 16 ed, Mosby, Inc..
  3. ^ “Independent antibiotic actions of hetacillin and ampicillin revealed by fast methods”. Antimicrob. Agents Chemother. 3 (1): 15–8. (January 1973). PMC 444353. PMID 4597707. http://aac.asm.org/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=4597707. 


「アンピシリン」の続きの解説一覧

アンピシリン (ampicillin : ABPC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:05 UTC 版)

ペニシリン」の記事における「アンピシリン (ampicillin : ABPC)」の解説

最初広域ペニシリン経口注射分子生物学実験でもよく利用される。よく用い製剤としてはビクシリンがあげられる。ビクシリンは手術際の予防投与でも用いられ合剤であるユナシンはビクシリンにβ-ラクタマーゼ阻害薬加えたのである。ユナシンは肺炎第一選択にもなる。

※この「アンピシリン (ampicillin : ABPC)」の解説は、「ペニシリン」の解説の一部です。
「アンピシリン (ampicillin : ABPC)」を含む「ペニシリン」の記事については、「ペニシリン」の概要を参照ください。

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