髄膜炎菌とは?

髄膜炎菌

読み方:ずいまくえんきん

脳や脊髄を覆っている髄膜を侵し、発熱激し嘔吐など伴う「髄膜炎」などの症状引き起こす細菌

髄膜炎菌は飛沫感染によって伝播し、気道を伝って血中へ、および髄液へと感染する。敗血症を引き起こした後、髄膜炎発展する髄膜炎ショック症状によって死に至る場合もある。

髄膜炎菌に罹患しやすい対象として、2歳未満程度小児、および青年が挙げられている。2011年5月には宮崎県学生寮寮生活を行っていた男子高校生が髄膜炎菌に感染したことによるショック死亡する事件発生している。

関連サイト
髄膜炎菌性髄膜炎 - 国立感染症研究所感染症情報センター

髄膜炎菌[Neisseria meningitidis]

 りん菌Neisseria gonorrhoeae)と同じナイセリア属分類されるグラム陰性双球菌で、腎臓二つ並べたような配列をしている。 髄膜炎は、脳の軟膜クモ膜クモ膜下腔感染で、その原因微生物により細菌性と非細菌性に分けられる。
正常な髄液無色透明であるが、一般的に細菌性の化膿性髄膜炎場合には髄液混濁しており、非細菌性(ウイルス原因)では透明に近い。髄膜炎菌による髄膜炎患者髄液グラム染色すると、好中球細胞質内に貪食された双球菌として観察される。培養には血液加え血液寒天培地チョコレート寒天培地などを使う。
基本的に好気性菌で、分離当初は5~7%の炭酸ガスと、湿度70%の存在発育増殖されるので、ローソク培養法(candle jar method)や炭酸ガス培養法を用いる。このヒト寄生性が強いが、外界での生活力は非常に弱いうえに自己融解性があるために容易に死滅する。患者保菌者からの飛沫感染多く感染すると発熱悪寒関節痛発疹などの敗血症症状示し、特に髄膜激しく侵される。

髄膜炎菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 15:00 UTC 版)

髄膜炎菌(ずいまくえんきん、Neisseria meningitidis)とは、主に髄膜炎を生じる細菌




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