アルマダの海戦とは? わかりやすく解説

アルマダの海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:40 UTC 版)

エリザベス1世」の記事における「アルマダの海戦」の解説

詳細は「アルマダの海戦」を参照 エリザベス財政難を補うため私掠船に私拿捕特許状与え植民地から帰還途上スペイン船を掠奪させており、私掠船長のフランシス・ドレーク1585年から1586年西インド諸島スペイン諸港と船を襲撃する航海敢行し、1587年にはカディス襲撃しイングランド経営計画 (Enterprise of England) を企図するスペイン艦隊船舶破壊成功していた。この為フェリペ2世遂にイングランドとの本格的な戦争決意する1588年4月29日スペイン無敵艦隊パルマ公率いスペイン陸軍ネーデルラントからイングランド南東部輸送すべく英仏海峡向けて出港した無敵艦隊には幾つも誤算不運重なりイングランド軍による火船攻撃によって混乱した無敵艦隊7月29日グラヴリーヌ沖で敗北し艦隊北東潰走した。帰路アイルランド沿岸で嵐に巻き込まれ大損害を出したスペイン艦隊残余散りぢりになって本国帰還した無敵艦隊運命知らないイングランド民兵レスター伯指揮の元での国土防衛のために召集されていた。8月8日、彼はエリザベス閲兵のためにエセックス州ティルベリー(英語版)へ招いたビロードドレスの上銀色胸当て着た彼女はここで最も有名な演説 (en) を行った我が愛する民よ、私は私の身を案じるたちから忠告受けて来た。謀反恐れがあるから武器持った群衆前に出るのは気をつけよと。しかし、私は貴方たち自信持って言う。私は我が忠実かつ愛すべき人々を疑って生きたくはない。(中略)私はか弱く脆い肉体女性だ。だが、私は国王心臓と胃を持っている。それはイングランド王のものだ。そして、パルマ公スペイン王またはいかなるヨーロッパ諸侯我が王国境界を侵そうと望むなら、汚れた軽蔑の念を持って迎えよう。 侵略軍は襲来せず、国民歓喜したセント・ポール大聖堂でのエリザベス感謝祈り捧げる行列は彼女の戴冠式匹敵する壮観なものであった無敵艦隊撃退エリザベスとプロテスタント・イングランドにとって強力な宣伝となる勝利であったイングランドは彼らの救済を神の恩寵そして処女王の下の国家不可侵受け取ったしかしながら、この勝利戦争転換点はならず戦い続き、しばしばスペイン優勢ともなったスペイン依然としてネーデルラント支配しており、侵略脅威依然残っていた。 イングランド艦隊反撃出て1589年ポルトガル攻撃するが、目的スペイン艦隊捕捉できなかった上に多く損害出しエリザベス激怒させる結果終わったイングランド無敵艦隊英語版))。1590年以降イングランド西インド諸島を度々攻撃し1596年にはチャールズ・ハワード卿及び寵臣ウォルター・ローリーエセックス伯ロバート・デヴァルー率い艦隊スペイン要衝カディス襲撃成功している。

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アルマダの海戦(1588年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 18:08 UTC 版)

ボナヴェンチャー (ガレオン)」の記事における「アルマダの海戦(1588年)」の解説

翌年ボナヴェンチャーはジョージ・クリフォード(英語版)の指揮の下、アルマダの海戦に参戦した。この戦闘ボナヴェンチャー総積載可能量の8%に相当する51.5トン兵器輸送した1588年9月25日実施され点検では、ボナヴェンチャーアルマダ海戦受けた損傷僅かに帆の一部のみに「銃で撃たれいくつかの穴」がみとめられる程度であった

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