アルナベルツ教国内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 08:13 UTC 版)
「ラグナロクオンラインの舞台」の記事における「アルナベルツ教国内」の解説
氷の洞窟 (Ice Dugeon) 2007年7月3日実装。地下のみ、全三層。通称「氷D」。 その名の通り氷に覆われたダンジョン。雪男や氷でできているモンスターが登場する。最深部には氷のトカゲのようなモンスター「クトルラナックス」が何かを守るかの様に待ち構えている。 ラヘルにおけるアルナベルツ教団の教祖を担う人物は「左右で違う瞳の色であり、白い肌・白髪で、神と身近に感じる事が出来る能力を持つ女性」であるが、当代の教祖となるべき少女が男女の双子で生まれてしまったため、少年の方を忌み子として封印した洞窟。最深部には「トールの炎」と呼ばれるトール火山の炎が灯っており、その奥で、少年が氷漬けで封印されている。クトルラナックスはこれを守るために教団によって配置された、ガーディアンのような存在である。フレイヤ神殿聖域に隠された「ルーミン1級の秘密」という秘密文書を見ることで、設定背景を知ることができる。 セスルムニル大神殿地下聖域(Rachel Sanctuary) 2007年7月3日実装。全五層。通称「聖域」。 フレイヤを奉っているセスルムニル神殿の聖域。ワールド内である程度の額の献金が溜まらなければ開放されないという特徴がある(ただし現在は全てのサーバーにおいて献金は完了している)。聖域内にはボロボロになったり、血に塗れたりしたフレイア教信徒の服装をし、凶器を持った人影が徘徊している。最下層にはグルームアンダーナイトというボスがいる。 本来この聖域は、教団の大神官や、教祖ですら立ち入る事が出来ない場所であるとされているが、実際にはそれを利用してこの聖域内で非人道的な実験を行っている者がいる。その実験のうちの一つが「暗黒の意思」という物体による精神支配であり、(本来は大人しく人間を襲ったりしない種も含めて)これを埋め込まれ好戦的になったモンスターが徘徊している。シュバルツバルドの飛行船を襲撃したモンスターと同じ種も見られるため、飛行船を襲撃したモンスターはアルナベルツが操っていた事が分かるが、聖域内に徘徊しているものは暴走している状態にある。また、聖域の奥にはユミルの心臓の欠片が幾つも安置されており、モンスターを利用して飛行船を襲わせたのも、この類の技術を狙っての事だと目されている。 トール火山 (Thor Volcano) 2007年10月23日実装。全三層。 生体工学研究所に次ぐRO屈指のダンジョン。中には凶暴化な炎の精霊たちが棲んでいるほか、ラヘル軍兵やガーディアンが侵入者を排除しようと襲ってくる。 休火山。周辺住民は火山の炎を戦神トールの怒りと考え、近づこうとはしない。 過去、火山に住まう邪悪な精霊と雷神トールとの激しい戦いがあった。トールの怒りが炎となり、魔神イフリートが誕生したと言われている。尚、神話ではイフリートは男性、女性の場合はイフリータと呼ばれる。 奥にはアルナベルツの軍事基地が隠されている。死火山ではないので火山の中に基地を建設するのは危険が伴うのだが、ガーディアンや擬似ユミルの心臓の製造に必要な鉱物の精製に火山熱が必要なため、火山の中に建設されている。軍事国家ではないアルナベルツがなぜこのような大規模かつ近代的な軍事施設を有するのかと言うと、フレイヤ信仰を元にするラヘルの神官達は女神フレイヤの復活を悲願としているが、その手段の一つが「ユミルの心臓の完成」である。ユミルの心臓の完成に向けて「各地に眠っている心臓を発掘し収集する」事と「科学的に人の手で作り出す」事の2通りのアプローチを試み、この基地は前者の「急進派」と呼ばれる派閥が建造・管理している。ユミルの心臓の欠片は各地で発掘されるが、アルナベルツとシュバルツバルドの領地内で発掘される数が余りに少ないため、残りの殆どはルーンミッドガッツ王国内にあると考え、宗教的に対立してきた歴史も相まって、ユミルの心臓の奪取をかねてルーンミッドガッツ王国に侵略戦争を仕掛けるためのものである。 忘れられた修道院 (Monastery) 2008年3月4日実装。全三層。通称「名無し」。 ベインスからさらに南へと船で進んだところにある、名も無き小さな島にある修道院。悪霊と不死者によって埋め尽くされており、最奥には地獄の蝿の王ヴェルゼブブが居座っている。それらの原因となった修道院の大神官ヒバムも、堕落して魔の力に取り付かれた状態で修道院の中をさまよっている。また、事件発覚の発端となった「偶然確保した他国の要人」のその後も見ることができる。 あるときヒバムが興味本位でヴェルゼブブを召喚してしまったため、島そのものが悪霊と住民の成れの果てである不死者によって埋め尽くされ、生還した者も精神に異常をきたしてしまうほどの魔窟と化した(ヴェルゼブブが基本的に「夜」の存在であるためか、今でも昼間は静かな修養地としての面影を見る事が出来る)。
※この「アルナベルツ教国内」の解説は、「ラグナロクオンラインの舞台」の解説の一部です。
「アルナベルツ教国内」を含む「ラグナロクオンラインの舞台」の記事については、「ラグナロクオンラインの舞台」の概要を参照ください。
- アルナベルツ教国内のページへのリンク