アメリカ近海での通商破壊とは? わかりやすく解説

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アメリカ近海での通商破壊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 05:28 UTC 版)

伊号第十九潜水艦」の記事における「アメリカ近海での通商破壊」の解説

1937年昭和12年)の第三次海軍軍備補充計画③計画)により、1938年昭和13年3月15日三菱重工業神戸造船所起工し1939年昭和14年9月16日進水1941年昭和16年1月31日艤装員長楢原省吾中佐着任1941年4月28日竣工した竣工同時に楢原中佐は艦長着任同日横須賀鎮守府籍となり、第六艦隊第1潜水戦隊第2潜水隊編入された。 太平洋戦争開戦時第六艦隊第1潜水戦隊第2潜水隊所属20日伊19横須賀出港し23日1330に単冠湾到着26日第一航空艦隊と共に単冠湾出港しハワイ向かった28日空母赤城からサンフランシスコからウラジオストクへ向かうソ連貨物船についての警告を受ける。30日伊23が後落したため、伊19伊23居場所について赤城から発光信号質問受けた8日真珠湾攻撃では被弾し味方機の誘導行い、1040に艦隊分離しマウイ島東方沖に進出9日伊6オアフ島沖を東北東へ向け航行中レキシントン級空母1、巡洋艦2隻を発見したため、迎撃向かった10日、米哨戒機2度ほど発見され攻撃を受けるが、被害はなかった。14日アメリカ西海岸沿岸における通商破壊作戦参加して西海岸向かった22日潜航中にノルウェー貨物船パナマ・エキスプレス(Panama Express、4,200トン)を発見して雷撃するも、命中しなかった。その後浮上して追跡するが、追いつくことはできなかった。23日、.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯3435西経12045分 / 北緯34.583度 西経120.750度 / 34.583; -120.750のサンタバーバラ北方55地点付近で、米スタンダード・オイルタンカーH・M・ストレー(H. M. Storey10,763トン)を発見し、2秒間隔で魚雷1本ずつを発射。このとき、魚雷発射管内の魚雷1本の機関が突然始動したためこれも発射した魚雷命中しなかった。25日0625、潜航中にサンディエゴ向かっていた米木材運搬バーバラ・オルソンBarbara Olson、2,146トン)を発見し魚雷1本を発射魚雷バーバラ・オルソン船底下を通過し、30m進んだところで爆発した近くにいた米哨戒ヨットアメジスト(英語版)(USS Amethyst, PYc-3)もこの爆発目撃している。1040、北緯3400西経12100分 / 北緯34.000度 西経121.000度 / 34.000; -121.000のサンペドロ近海で米マコーミック汽船木材運搬船アブサロカ(Absaroka、5,698トン)を発見し魚雷2本を発射。うち1本がアブサロカの5番船倉右舷命中し撃破積荷木材浮力辛うじて浮いていたアブサロカはフォート・マッカーサー基地近く海岸座礁し全損となった1942年昭和17年1月5日1720真珠湾飛行偵察しようとしたところ、射出機故障していることがわかったため海上降ろして発進させることにした。作業中、搭載機が米哨戒艇発見され、さらに伊19発見された。哨戒艇発光信号応答求めてきたため、搭載機発進させる同時に潜航した。2時間40分後、戻ってきた搭載機会合し空母1、巡洋艦9、小型艦6隻の在泊を報告7日PBY カタリナ2機に発見され2度ほど攻撃を受けるが被害はなかった。8日にもカタリナ発見され攻撃されたが、被害はなかった。15日クェゼリン到着2月1日クェゼリンマーシャル・ギルバート諸島機動空襲を受けるが、伊19被害はなかった。その後迎撃向かった空振り終わりクェゼリン戻った20日伊19K作戦支援ラバウル近海現れた米第11任務部隊迎撃のためクェゼリン出港。このとき、格納筒は燃料タンク改造されていた。4日フレンチフリゲート礁到着し二式飛行艇燃料補給行った21日横須賀到着し格納筒を復元した5月15日伊19横須賀出港し17日大湊到着19日AL作戦参加して大湊出港26日夜、ボゴスロフ島飛行偵察搭載機収容時、米駆逐艦1隻を発見搭載機収容している時間がなかったため、搭載機残したまま急速潜航。後に浮上したとき、搭載機修復不可能なほどの損傷受けていた。そのため、搭載機処分された。29日から翌30日にかけて、ダッチハーバー潜望鏡偵察6月18日にはウナラスカ島西海岸潜望鏡偵察19日にはウニマク島潜望鏡偵察し多数敵艦船の在泊を報告29日哨戒区域離れ7月7日横須賀到着して整備を受ける。15日艦長木梨鷹一少佐交代

※この「アメリカ近海での通商破壊」の解説は、「伊号第十九潜水艦」の解説の一部です。
「アメリカ近海での通商破壊」を含む「伊号第十九潜水艦」の記事については、「伊号第十九潜水艦」の概要を参照ください。

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