アクセシビリティー【accessibility】
アクセシビリティー accessibility
全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
情報機器に対する
情報やサービスなどが,高齢者や障害者も含めてどんな人にも利用しやすいこと
- 情報通信機器を通して提供される情報やサービスについて使われる場合が多い。文脈によっては「使いやすさ」「接続しやすさ」「近づきやすさ」などと言い換えることもできる。また,「利便性」という漢語で言い換えることが適切になる場合もある。
- 「情報やサービスの利用しやすさ」「どんな人にも利用しやすいこと」のように,詳しく説明する方が分かりやすい場合も多い。
- 「アクセシビリティー」が意味する利用しやすさは,便利に利用できるように工夫された使い勝手の良さではなく,どんな人でも利用できるように工夫された利用しやすさのことである。概念を正確に伝える必要のある場合は,言い換えよりも説明を付けて用いることが望まれる。
- 高齢者や障害者に利用しやすい環境を整備していこうという方向は,「バリアフリー」(障壁なし・障壁除去),「ユニバーサルデザイン」(万人向け設計),「ノーマライゼーション」(等しく生きる社会の実現・等生化)などの外来語で表される概念の普及とともに,今後ますます重要視されていくと考えられる。これらの概念を定着させるためにも,分かりやすく言い換えたり説明を付けたりする必要性は高い。
- 交通手段が整っていて,交通が便利な状態を指して使われる場合もあるが,その場合は「交通利便性」「交通の便の良さ」などと言い換えることができる。
- 情報アクセシビリティー = どんな人にも情報やサービスが利用しやすいこと
- ウェブアクセシビリティー = インターネットの情報が利用しやすいこと
アクセシビリティ
(アクセシビリティー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 20:07 UTC 版)
アクセシビリティ(英: accessibility、略称: A11Y)とは、障害者が他の人と同じように物理的環境、輸送機関、情報通信及びその他の施設・サービスを利用できることをいう。
- ^ 文化庁 名古屋城天守閣 エレベーター非設置に可否答えず 毎日新聞2018年6月4日
- ^ 歴史的観光地におけるバリアフリー化の動向と課題に関する考察 (PDF)
文化財・世界遺産のアクセシビリティに関する特別研究委員会 (PDF)
世界遺産、歴史的建造物のバリアフリー研究 (PDF)
文化遺産におけるバリアフリーの基礎的研究 (PDF) - ^ 完全性及び/又は真正性 文化庁(文化遺産オンライン)
- ^ European Symposium: Heritage and Accessibility UNESCO
- ^ Disability and accessibility over heritage, says Archbishop of Canterbury Sports Management 2018.7.18
- ^ 総務省「障がいのある方々の インターネット等の利用に 関する調査研究 [結果概要]平成24年6月」総務省情報通信政策研究所調査研究部、2012年。
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