ひびく

デジタル大辞泉

ひび・く【響く】

読み方：ひびく

［動カ五（四）］

１ 音・声があたりに広がり伝わる。「大砲の音が—・く」

２ 反射して聞こえる。反響する。「こだまが—・く」

３ 余韻が長く続く。「鐘の音が—・く」

４ 振動が伝わる。「爆発の衝撃がガラス戸に—・く」

５ 世間に広く知られる。「名声が世間に—・く」

６ 心に通じる。また、感覚に訴える。「忠告も彼には—・かない」「胸に—・く一言」

７ 他へ影響が及ぶ。「交通ストが通勤に—・く」「無理をするとからだに—・く」

８ ある意味をもって聞きとれる。「非難がましく—・く」

９ 体形や肌着の輪郭が衣服の表面にあらわれる。「体の線が—・く」「アウターに—・かない下着」

隠語大辞典

響

読み方：ひびく

1. 他人ノ不正行為ヲ当該官署ニ密告スルヲ云フ。〔第四類　言語動作〕
2. 不正行為を密告すること。
3. 密告。

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ひびく

出典:『Wiktionary』 (2021/11/26 14:52 UTC 版)

発音

• (東京) ひび​く [hìbíꜜkù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [çibʲikɯ̟ᵝ]
• (京阪) ひびく (平板型)

動詞

ひびく【響く】

1. 音や振動が辺りに伝わる。
2. 余韻が長く続く。
3. 評判が広く伝わる。
4. 悪い影響が出る。
5. 心に伝わる。感情にうったえる。
6. 話がある印象を与える。あるニュアンスを帯びて聞こえる。

関連語

• ひびき

発音

三拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)ふぃびく

  (南北朝時代)ふぃ​びく

  (室町時代)ふぃ​びく

  (江戸時代)ひ​びく

動詞

ひびく【響く】

1. 音（おと）や声（こえ）が辺（あた）りに伝（つた）わる。
2. 世間の評判となる。
3. 大（おお）騒（さわ）ぎする。

活用

ひび-く 動詞活用表（日本語の活用）

カ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
ひび	か	き	く	く	け	け

派生語

• ひびき

漢字辞典

響

響	画数：20 学習年：中学校で習う漢字 音読み：キョウ 訓読み：ひびく、 ひびき ピンイン：xiang3 ハングル：향 対応する英語：echo, sound, resound, ring, vibrate

響

響	画数：22 学習年：人名に使える漢字 音読み：キョウ 訓読み：ひびく

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「ひびく」の例文・使い方・用例・文例

• 建設の槌音がひびく.
• 暴力を好む趣味の悪い趣向にひびく
• 沖で鳴りひびく波の音
• かん高く耳に鋭くひびく声
• かん高い音や声が耳に鋭くひびく
• 大地の鳴りひびく音
• 大地が鳴りひびく
• 鳴りひびく大きな音
• 狭い海峡で,潮流が渦を巻いて鳴りひびくところ
• 大きな音をたてて鳴りひびくこと
• 鳴りひびく
• 地震・噴火のときに,地盤のなりひびく音
• 音が耳に鋭くひびくさま
• 高く鋭い音や声が耳に鋭くひびくさま
• 大きな音が鳴りひびくこと
• 声が高く鋭くひびく
• 音が鳴りひびくさま