その後の変化・追悼企画等(2013年以降)
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「立川談志」の記事における「その後の変化・追悼企画等(2013年以降)」の解説
2013年にはNHK BSプレミアムで、過去のドキュメンタリー映像・弟子のインタビューと木皿泉脚本によるドラマを組み合わせた『BSプレミアムドラマ 人生、成り行き』が放送された。談志を演じたのは小出恵介(青年期)・中山秀征(壮年期)・田中泯(晩年)。 2014年、長女・ゆみこが、談志の長年の住まいであった練馬区の自宅のリフォームを『大改造!!劇的ビフォーアフター』(朝日放送)に依頼し、リフォーム後は志らく夫妻が住むことになった。庭の桜の木の根元には、談志の遺灰の一部が散骨されている。 2015年12月には、立川談春のエッセイを題材にしたドラマ『赤めだか』がTBSで放送され、ビートたけしが談志を演じた。 2016年1月~5月には、生誕80周年を記念してWOWOWで『はじめての談志×これからの談志』と題して2002年から2007年までの高座10席を放送。 2018年には生前の言動などをAIに導入し、談志を再現したアンドロイドが太田光、志らくとトークを行う特別番組『天国からのお客さま』を放送。 没後10年となる2021年は公演などは行われなかったが、追悼・回顧企画がテレビ・ラジオで多数放送された。 2021年11月3日のNHK ラジオ第一『らじるラボ』では、番組出演者の立川談慶と吾妻謙により8時05分から11時50分まで「祝日も!らじるラボ~よってたかって立川談志~」として、過去のNHKテレビ・ラジオの談志の音源多数を談慶の解説つきで放送。さらに11月6日と13日の『真打ち競演』では「思い出の名師匠」枠で立川志の輔をゲストに談志の貴重な過去の音源を放送した。 命日である11月21日は、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で長男が撮影した晩年の映像をまとめた「切なくていじらしくてメチャクチャなパパ〜家族が映した最期の立川談志〜」を放送、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』には長女の松岡ゆみこがゲストとして登場、『ラジオ寄席』では特集として「狸賽」「五貫裁き」が放送された。TOKYO MXでは『〜立川談志没後10年〜 復活!言いたい放だい2021』が、野末陳平・立川志らく・神田伯山の出演で放送。また、『笑点』では大喜利1問目のお題に談志に関連した内容が出題されている。 2021年11月から2022年2月にかけて、時代劇専門チャンネルでは、談志を語る上で欠かせない高座と、ゆかりの深い人間(伊集院光、毒蝮三太夫、立川談笑)へのインタビューをまとめた『令和の談志 〜没後十年 立川談志傑作選』の初回が放送。 2022年1月2日、文化放送『志の輔ラジオ 落語DEデート 新春スペシャル』では、立川志の輔の解説で「芝浜」と「文七元結」を放送。同日、BS日テレでは談志の妻・則子(ノンくん)の立場から見た談志を描いた『BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志』が放送された。談志役を駿河太郎、則子役を篠田麻里子が演じた。 2022年2月19日、文化放送で、前年刊行された1953年の談志の日記を朗読してモノローグ形式のドラマにした『サタデープレミアム 談志の日記 17歳の青春』が放送された。日記の朗読・ナレーションは談志の孫弟子にあたる立川吉笑、コメントで談志の長男の松岡慎太郎が登場した。
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