ししゅうとは? わかりやすく解説

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し‐しゅう〔‐シウ〕【刺×繍】

読み方:ししゅう

[名](スル)種々の糸を用いて布地表面に絵や模様縫い表すこと。縫い取り。「ハンカチイニシャルを—する」


し‐しゅう〔‐シウ〕【四周】

読み方:ししゅう

まわり。周囲四方


し‐しゅう〔‐シウ〕【四州/四×洲】

読み方:ししゅう

仏教で、須弥山(しゅみせん)の四方の海中にあるという四つ大陸。南贍部(なんせんぶ)州・東勝身(とうしょうしん)州・西牛貨(さいごけ)州・北倶盧(ほっくる)州。四大州


し‐しゅう【四衆】

読み方:ししゅう

四部衆(しぶしゅ)


し‐しゅう〔‐シウ〕【志州】

読み方:ししゅう

志摩(しま)国の異称


し‐しゅう〔‐シウ〕【死囚】

読み方:ししゅう

死刑判決確定した囚人死刑囚


し‐しゅう〔‐シウ〕【死臭/×屍臭】

読み方:ししゅう

死体から発する悪臭


し‐しゅう〔‐シウ〕【私×讐】

読み方:ししゅう

個人的な恨み私怨(しえん)。


し‐しゅう〔‐シフ〕【詩集】

読み方:ししゅう

詩を集めた書物

[補説] 書名別項。→詩集


ししゅう〔シシフ〕【詩集】

読み方:ししゅう

[一]原題、(ドイツ)Gedichteドイツ叙情詩メーリケの詩集。1838年刊。

[二]田村隆一の詩集。昭和51年(1976)刊。副題は「1946〜1976」。翌年第5回無限賞受賞

[三]原題、(ラテン)Elegiae紀元前1世紀ごろのローマ詩人プロペルティウスによるラテン語の詩集。全4巻第1巻発表紀元前28年ごろ、第4巻発表紀元前16年ごろとみられている。キュンティアという女性へ恋情うたった作品が特に有名。


刺繍

名称: 刺繍
ふりがな ししゅう
芸能工芸区分 工芸技術
種別 染織
認定区分 各個認定
指定年月日 1997.06.06(平成9.06.06)
解除年月日
指定要件
備考
解説文: 刺繍は、染織品に針で色糸を繍【ぬ】い取りして文様表現する技法である。わが国では五世紀や六世紀古墳から刺繍を施した裂地出土しており、国宝天寿国繍帳【てんじゆこくしゆうちよう】残闕中宮寺)等の七世紀遺品からは高度な技術存在知られる染織品の主要な装飾技法として繍仏【しゆうぶつ】の制作衣服装飾用いられ多様な技法考案され技術進歩した
 技法特色は、絵画的文様立体的かつ自由に表現できることにあり、その用法は、刺繍のみで文様表現する素繍【すぬい】と、友禅などのあしらいとして施されるあしらい繍に分けられる表現基礎となる技法十数種で、点を表現する相良繍【さがらぬい】・芥子繍【けしぬい】等、線を表現するまつり繍・駒繍等、面を表現する繍切り・平繍等のほか、立体表現する肉入れ繍などの特殊な技法があり、撚【よ】りをかけない平糸釜糸)、撚りをかけた撚糸金銀糸などが組み合わせて用いられ多彩な表現が行われる。
 刺繍は、わが国工芸史上重要な地位占めとともに芸術価値の高い重要な染織技術である。

刺繍

名称: 刺繍
ふりがな ししゅう
芸能工芸区分 工芸技術
種別 染織
選択年月日 1978.03.25(昭和53.03.25)
選択要件
備考
解説文:  刺繍は、染織品に針で色糸を繍【ぬ】い取りして文様表現する技法である。わが国では五世紀や六世紀古墳から刺繍を施した裂地出土しており、国宝天寿国繍帳【てんじゆこくしゆうちよう】残闕中宮寺)等の七世紀遺品からは高度な技術存在知られる染織品の主要な装飾技法として繍仏【しゆうぶつ】の制作衣服装飾用いられ多様な技法考案され技術進歩した
 技法特色は、絵画的文様立体的かつ自由に表現できることにあり、その用法は、刺繍のみで文様表現する素繍【すぬい】と、友禅などのあしらいとして施されるあしらい繍に分けられる表現基礎となる技法十数種で、点を表現する相良繍【さがらぬい】・芥子繍【けしぬい】等、線を表現するまつり繍・駒繍等、面を表現する繍切り・平繍等のほか、立体表現する肉入れ繍などの特殊な技法があり、撚【よ】りをかけない平糸釜糸)、撚りをかけた撚糸金銀糸などが組み合わせて用いられ多彩な表現が行われる。
 刺繍は、わが国工芸史上重要な地位占めとともに芸術価値の高い重要な染織技術である。
工芸技術のほかの用語一覧
染織:  かっぺた織  上代植物染  丹波布  刺繍  和裁  唐棧縞  広瀬絣

刺繡

(ししゅう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 15:32 UTC 版)

刺繡(ししゅう、刺繍、: embroidery)は、布や革の上に刺繡糸と刺繡針を使用して装飾を施す技術。「刺繡する」というように装飾する作業や完成した模様・文字を指すこともある[1]。プリントなどに比べて立体感がある分、製造に手間がかかるため、完成品は高価になる。


  1. ^ 刺繡工房MUJI無印良品(2018年1月25日閲覧)
  2. ^ 仙田秀一「ビーズ刺繡 驕らぬ一針◇父から学んだ手縫いの技 こつこつと伝統工芸の域に◇」『日本経済新聞』朝刊2018年1月19日(文化面)
  3. ^ 熊本県暴走行為の防止に関する条例”. 熊本県 (2018年). 2022年2月5日閲覧。
  4. ^ チャルカ『ハンガリーのかわいい刺しゅう』産業編集センター、2011年、19頁。 
  5. ^ goo国語辞書「刺繡糸」


「刺繡」の続きの解説一覧

ししゅう

出典:『Wiktionary』 (2021/10/02 17:11 UTC 版)

同音異義語

ししゅう


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