ころび

デジタル大辞泉

ころび【転び】

読み方：ころび

１ ころぶこと。倒れること。転じて、失敗すること。「七(なな)—八(や)起き」

２ 江戸時代、キリシタンが幕府に弾圧されて仏教に改宗したこと。また、その人。ころびキリシタン。

３ 売春すること。また、その者。「—芸者」

４ 柱や壁などを傾斜させて建てること。また、その傾きの度合い。

日本語活用形辞書

転び

読み方：まろび、ころび

バ行五段活用の動詞「転ぶ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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用例

倒けつ転びつ

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土木用語辞典

転び（ころび）

傾斜のことを一般に転びというが、この用語の意味は、比較的傾斜が強い場合で、石垣、コンクリート擁壁などの前面の勾配に使われる。

隠語大辞典

ころび

1. ①露店商の一種で、大声を発して人を集め商品を売捌くものをいう。これに用いる商品を「ころびねた」という。この「ころび」に対して「ひらび」というのがある。②また下流芸妓のことをいう。③撞球場のこと。「ころびにゆく」といえば撞球に行くこと。

ころび

1. 陶器其他欠継薬品類販売行商者。〔第二類　人物風俗〕

ころび

1. 撞球場を云ふ。「ころびにゆく」と云へば球撞きに行くの意。

コロビ

読み方：ころび

1. 黄瓜ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・大分県〕

分類 大分県

コロビ

読み方：ころび

1. 露店。
2. 〔的〕露店のこと。香具師の商売の総称。
3. ころびは香具師の商売に対する総括的名称であつて、香具師元来の商法を指して云ふ言葉である。即ち「転々」の意味であると思ふ。
4. 口上をつけて売る店。
5. 的屋の商売の一種（後述）（※次項「ころび」参照）。〔掏摸〕
6. 香具師の商売一般のことで、主として車つきの小店。ころびとさんずん（後述）とが神農の正統直系とされているが、こみせ、ひらび、たかもの、はぼくは、露店商人に属している。〔香具師・不良〕
7. 香具師の一種「びころ」ともいい、露台を置かず莚等を敷き叩き売りするもの　語呂（説明）で商品を売るのと商品の並べた状況を形容して「ころび」という。〔香〕

分類 ルンペン／大阪、掏摸、的、的屋、露店商、香、香具師、香具師／不良

転

読み方：ころび

1. 下流芸妓、酌婦、娼妓。〔第二類　人物風俗〕
2. 下流芸奴、酌婦、娼婦を云ふ。
3. 芸妓が売淫すること。寝ることを「転び」と形容したもの。〔花〕

分類 花／風俗

転

読み方：ころび

1. 縁日商人。〔第二類　人物風俗〕
2. 的屋仲間にて雄弁に効能書をのべて品物を売る路商人のことをいふ。〔犯罪語〕
3. 香具師のこと。〔縁日商人〕
4. 夜店商人の中で大声で口上を述べる商人。〔テ〕
5. 的屋仲間にて雄弁に効能書をのべて品物を売りつける路商人のことをいふ。
6. 〔隠〕香具師（やし）のこと。
7. 的屋の中で雄弁に効能書を述べたてて品物を売るたんか屋のことをいふ。
8. 露天商人中大声を発して人を集め商品を売捌く者を云ふ。これに用ゆる商品を「ころびねた」と云ふ、又「ころび」の反対のものを「ひらび」と云ふ。
9. 香具師（やし）のこと、言葉をよくころがすことから出た語。

分類 テキヤ、犯罪語／的屋仲間、的屋、的屋、縁日商人語、縁日商人

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ころび

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/18 14:09 UTC 版)

「マリオ&ルイージRPG2」の記事における「ころび」の解説

敵に後ろから接触される、または後ろから攻撃を受けると、ころび状態で戦闘に入ることになる。敵の攻撃の一部でもこの状態異常になる事がある。一切の行動ができなくなるうえ、リフレッシュハーブでも回復は不可能。自分のターンが回ってくると自然に回復する。

Weblio日本語例文用例辞書

「ころび」の例文・使い方・用例・文例

• 桜のつぼみがほころびかけていた
• シャツのほころび
• 縫い目がほころびた
• 縫い目のほころび
• 彼女のドレスのへりはほころびていた。
• つぼみがほころび始めた。
• シャツのほころびも直した。
• つぼみはまさにほころびそうだ.
• そでのほころび.
• 上着は縫い目があちこちほころびかけている.
• ほころびを縫う.
• 南向きの丘の斜面には梅の花がほころびかけた.
• つぼみが大きくふくらんで今にもほころびようとしていた.
• 服の袖ぐりが少しほころびていたが, 彼は気にも留めなかった.
• 地面がへこんでいて危うくころびそうになった.
• 脇の下がほころびている.
• ほころびが切れる、ほころびを切らす
• ほころびを縫う