『仮面ライダー THE NEXT』に登場するショッカーライダー
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「ショッカーライダー」の記事における「『仮面ライダー THE NEXT』に登場するショッカーライダー」の解説
全員がナノロボットで改造されたバッタ型の改造人間。オリジナルのホッパーである2人はショッカーを裏切っているが、彼らが改造人間の中でも高い潜在能力を秘めていたことから、ホッパータイプが次期主力改造人間として採用され、ホッパーの量産型とでも言うべきショッカーライダーが生み出された。2号とは色違いの特殊強化服とマスクを着用。 邪魔者の抹殺が使命で、チェーンソーリザードの尖兵として、どの戦闘にも常に6人1チームで登場。戦力の劣っていた戦闘員に代わって他の改造人間の戦闘を補佐する上級戦闘員のような役割を果たし、1人1人ではなく6人1組による集団戦法を得意とする。メンバーの負傷や死亡による欠員に際しては、その都度即座に新たなメンバーが補充されるもののその総数は不明で、各々に明確な個人の意志は存在していない。能力は一般戦闘員を大きく上回り、強力な爆薬を仕込んだダーツ型爆弾といったオリジナルのホッパーにはない武器も装備するが、オリジナルとの戦闘経験量の違いや量産化仕様に伴う性能劣化など、単体の戦闘力では1・2号におよばず見劣りする。耐久性も劣っており、1号のパンチをパンチで受け止めた際には腕の骨が外に飛び出したほか、2号によって背骨を踏み折られた者もいる。しかし、基本スペックを集団戦闘でカバーするため、6対1の戦いではオリジナルを圧倒する驚異的な連携攻撃により、本郷を2回も追い詰めた。バイクを操る能力にも長けており、XR250、XR250モタード、XR400を駆り、サイクロンで逃走する本郷と壮絶なバイクチェイスを展開した。使用するマシンは戦闘員用のもの(ショッカーバイク)と同じで、黒と赤の2種類があり、ウイリー走行やジャンプなど、優れた運転技術で1号を追い詰めた。 ショッカーアジトであるレストランでは、ナノロボット散布を妨害する1号、2号を迎撃。2大怪人(シザーズジャガーとチェーンソーリザード)と共に各3対1の戦いでダブルライダーを追い詰めるが、V3の加勢やダブルライダーの見切りによって次第に形勢を逆転され、最後はダブルライダーの手によって全滅する。 本作品ではゲルショッカーではなく(石ノ森漫画版と同様に)ショッカーの所属である。スーツは1号と同じくセパレートタイプ(上着とパンツが別れている)だが、2号同様に肩や肘のアーマーは生地の内側につけられており、1号と2号の中間のようなスタイルだった。マスクは1号や2号と同様にヘルメットとクラッシャーが分かれたセパレート方式のもので、同じデザイン(触角状のアンテナの形状が異なる)。6人とも仮面やプロテクター部分・グローブとブーツのカラーリングが金色系のオリーブドラブ色で、複眼はダークグリーン、マフラーは黄色で統一されている。グローブと背中にはショッカーマークが刻まれている。マスクに2号と同じデザインの白の塗り分けがある。 いずれも改造前の素性は不明で、作戦行動時以外は、基地で人間の姿でマスクとマフラーのみを身に付けた状態で待機している。戦闘員とは違い、人語を話すことは可能だが、改造前の人間の意識が完全に取り払われ、1号との戦闘で片足をチェーンソーリザードに誤って切断されても1号への攻撃を止めようとしないなど、任務遂行のためなら死をも恐れないなど、組織の命令に忠実に従う戦闘要員となっている。 V3のように正式なナンバリングは施されていないが、デザイン上のコンセプトは「1号・2号からV3への過渡期」とのこと。デザインは2号をベースに、ボディと頭部などの色は秋に茶色い体色となったバッタをイメージしている。V3へのつなぎであることから、登録ナンバーをも持たない者たちとして、グローブや複眼はV3と同様の色となっている。
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