『仮面ライダー THE FIRST』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:17 UTC 版)
「仮面ライダー1号」の記事における「『仮面ライダー THE FIRST』」の解説
城南大学大学院の研究生。コーヒーに4本ものスティックシュガーを入れる甘党。立花レーシングの常連で、オーナーの立花藤兵衛からは優秀なレーサーとしても期待されている。水の結晶を研究する科学者だったが、ショッカーに拉致され、バッタの能力を持つ改造人間ホッパーにされてしまう。そしてショッカーのために暗躍し、ショッカーを追っていた雑誌記者の緑川あすかとその婚約者の矢野克彦の命を狙ったが、降り出した美しい雪の結晶を見たことにより、人間としての自我と記憶を取り戻し、頭脳オペレーションから開放され、ショッカーに反旗を翻す。あすかに克彦を殺した犯人と誤解され、またまともな人間でなくなったこと、自分の意思とは無関係に与えられた力の大きさを自覚して苦悩するが、立花藤兵衛に「失ったものもあれば得たものもある」と諭され、同時にスーパーマシンサイクロン1号を託されたことから、その力であすかを守ることを決意する。刺客として差し向けられた仮面ライダー2号=一文字隼人とは、戦いを通じて互いに理解し合うようになる。そして、拉致されたあすかを追って一文字と共にショッカーの秘密基地を襲撃、あすかを救出した。 恋愛には非常に奥手で、あすかへの諦めきれない強い想いを持ちながらも、一文字隼人に挑発されるまで決して認めようとはしなかった(一文字やめぐみには見透かされていた)。一方、同じ研究室の山本めぐみに好意を寄せられていたが、めぐみも強がって好意を表に出さなかったため、その想いに気付くことはなかった。 『FIRST』における改造人間には、リジェクションと呼ばれる改造部分に対する発作的な拒絶反応が起こる。放っておくとリジェクションの間隔が徐々に短くなり、やがて死に至るため、これを抑えるために、改造人間は定期的に血液を交換しなければならない。そのためショッカー三幹部のうち二人は本郷の裏切りを「放って置いてもリジェクションで死ぬ」として放置する方針でいたが、老紳士が「それまで待てない」と反論したため、一文字が刺客として送り込まれることになる。後に本郷だけはリジェクションが起こらず、血液交換をしなくても何の問題もなく活動できる初の完全な改造人間であることが判明する。
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『仮面ライダー THE FIRST』
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「仮面ライダー2号」の記事における「『仮面ライダー THE FIRST』」の解説
裏切り者の本郷を抹殺するべく、自らの容姿が克彦に似ていることと変身後の姿が本郷に似ていることを利用し、本郷が克彦を殺したと誤解しているあすかに近づき、あすかをショッカーから守ろうとする本郷と対決すると同時に、自分がショッカーからあすかを守っているように思わせ、あすかの心を自分に向けさせようとするが、彼女に惹かれるようになり、抹殺対象であった彼女をバットや戦闘員から守ってしまう。 本郷の一件もあり、すぐにショッカーから裏切りを疑われるが、その意志を否定した上で本郷抹殺の成功報酬としてあすかを要求し、3幹部を驚愕させる。要求が受け入れられたため、以後は本郷を任務の対象、兼“恋のライバル”として殺害を決意する。劇中において度々「あすかは俺のもの」と呼んではばからないなど、キザで軽薄、自分中心で事を進める強引な性格だが、内に秘めた想いは誰よりも熱い男。 足技を多用する派手で華麗な戦闘スタイルを持ち、本郷との対戦においてもやや優勢に戦いを進めるが、改造に対する発作的な拒絶反応リジェクションが激しく、結果的に本郷をあと一歩で追い込めず、抹殺に失敗してしまう。 度重なる本郷抹殺失敗により、ショッカーは裏切り者として一文字の始末を決定、怪人コブラとスネークを差し向ける。処刑されかけたところを本郷が救いに現れ、九死に一生を得る。それでも本郷を倒してショッカーに返り咲く考えを捨てきれずにいたが、あすかが改造人間候補として連れ去られてしまうに至ってショッカーへの離反を決意し、本郷との共闘を開始する。 本郷に負けず劣らずのバイクの腕を持ち、スーパーマシンサイクロン2号でショッカーの改造実験秘密基地のある島へと乗り込む。自分たちの劣勢を知ると一度は戦意を喪失して本郷を残して一人で撤退しようとするが、本郷を見捨てきれず気持ちを奮い立たせて戻ってきて最後まで共闘した。基地の破壊後、本郷にあすかを託して去っていった。 『FIRST』『NEXT』を通して、リジェクションに苦しむ描写があるのは一文字ただ一人である。リジェクションは“変身”の状態には関係なく発生する。
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『仮面ライダー THE FIRST』
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「ショッカー戦闘員」の記事における「『仮面ライダー THE FIRST』」の解説
ショッカーの最下層に位置し、集団での戦闘で威力を発揮する、動植物の能力を与えられず、人間能力のアップのみが図られた量産性を重視した改造人間。
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『仮面ライダー THE FIRST』
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「立花藤兵衛」の記事における「『仮面ライダー THE FIRST』」の解説
『仮面ライダー THE FIRST』では、バイクショップ「立花レーシング」の経営者という設定。本郷猛の身に変化があったことを見抜き、彼の腕を見込んで、自ら製作したものの並の人間には使いこなせないマシンサイクロン1号を託した。 劇中では言及されていないが、公式設定では一文字隼人が使用するサイクロン2号も藤兵衛の手によるものである。演じるのは宮内洋。
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