『仮面ライダー THE FIRST』での仮面ライダー2号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:17 UTC 版)
「仮面ライダー2号」の記事における「『仮面ライダー THE FIRST』での仮面ライダー2号」の解説
一文字が外部に露出させたベルトのタイフーンを回転させ、ボディスーツ特殊強化服が自動的に装着された後に、出現したマスク上部のヘルメットと下部のクラッシャーをセットすることで変身する、バッタの能力を持った改造人間。1号とほぼ同等のパワーを持つが、戦闘テクニックは上回っており、1号とは対照的に多彩なバリエーションを持つキックを用いた攻撃技が特徴的な「技の2号」。テレビシリーズとは異なり、変身ポーズを取る必要はない。 一文字の装着する特殊強化服は概ね本郷用と同じだが、肩のプロテクターが特殊強化服に内蔵されており、スーツがワンピース状になっていてベルトの下から上半身のスーツの裾が出ておらず、肩から腕と脚側面に緑のラインが入っているというディテールの違いがある。カラーリングも黒が基調でマフラーが赤なのは同じだが、コンバーターラング、グローブ、ブーツの配色はダークグリーンである。ベルトは赤で、背中やグローブの手の甲にショッカーのマークが刻印されている。マスク上半分はメタリックグリーンで、鼻にあたる部分から後頭部にかけては白く塗り分けられている。顎部分はシルバー。 彩色はテレビシリーズの新1号をベースに施されている。スーツも新1号同様、裾の出ないワンピースとなっている。1号との差別化として、上下分割や肩などで差を付けている。 『仮面ライダー THE NEXT』 前作の戦いの後、ショッカーから逃げ延びながら2年間を過ごしていたため、1号同様にライダースーツには前作よりも多くの傷跡や変色が見受けられる。スーツのカラーリングは前作とほぼ同じだが、至るところに傷や汚れ、変色しているなどの変化が見受けられ、ヘルメットにはヒビが入り、クラッシャーはリジェクションを我慢したことに伴う吐血によって若干錆びついている。しかし、1号同様にスーツ自体に機能の低下は見られない。また、背中とグローブにあったショッカーのマークは自ら削り取っており、その痕跡を残すのみとなっている。 リジェクションの発作の度合いは全身に及ぶほど悪化して体は限界に近いものの、機能の低下は見られない。力強く直線的な動きの本郷に対し、蹴りを多用した流麗な動きを得意としている。スピードを生かした洗練された戦闘スタイルで、数に勝るショッカーライダーたちを何度も圧倒する活躍を見せるが、戦闘中に頻発するリジェクションに苦しめられる。パンチやキックの力も強く、トラック越しに放ったパンチはワゴン車を弾き飛ばし、変身前でもキックの一撃で大型のバンを転倒させるパワーを見せた。デザイン画ではダメージ表現は描かれておらず、造型段階で加えられ、体色と同じ色になった。
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