『さらわれる逆転』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:47 UTC 版)
「逆転検事の登場人物の一覧」の記事における「『さらわれる逆転』」の解説
天野河 丈一郎(あまのがわ じょういちろう)[ジョウイチロウ] 「天野河コンツェルン」総裁。51歳。福々しい体格に福耳が特徴。 狩魔豪の知人で、狩魔豪の口利きで海外留学に際して色々と援助の手を差し伸べた御剣の恩人。一人息子の光には滅法甘い典型的な親馬鹿で持ち前の貫禄で常に尊大に振る舞うが、その実は暇があれば着物の黒帯に挟み込んだ3個の札束の内、1個の札束を取り出して数える金の盲信者。 天野河 光(あまのがわ ひかる)[ヒカル] 「天野河コンツェルン」御曹司。21歳。 天野河丈一郎の一人息子で、姫子の恋人。何者かによる身代金目的の人質として誘拐されたが、手錠が掛かったままの状態で監禁場所から脱出して逃げおおせた。父・丈一郎に甘やかされて育てられた為に性格は子供。心優しい美青年だが、顔が肥満で体がスリムな残念なイケメンである。ベストの胸ポケットからは、姫子が自分の髪の毛を売ってまでプレゼントした金の鎖が顔を覗かせている。ただし髪の売買価値が低い昨今の収入で買える程度の品物である為に高級品ではない。 織戸 姫子(おりと ひめこ)[ヒメコ] 光の恋人で天野河家メイド。19歳。 思い込みと妄想が激しく夢見がちな性格で美雲曰く「マンガに出てきそうな人」。惚れやすく光の恋人にもかかわらず御剣に惚れた様子を見せる。思った事を口に出す性格で、考えている事が筒抜。光へのプレゼントの購入資金で自分の髪を売り払ったために後ろ髪が極端に短く水玉模様のスカーフを頭に巻いて誤魔化している。その代わりとして、光からプレゼントされた指輪型キャンディーを嵌め頻繁に舐めつつ大切にしている。 宝月 茜(ほうづき あかね)[アカネ] 女子高校生。18歳。 シーズンオフを利用して留学先のアメリカから一時帰国していた折、過去の事件で知り合った御剣が日本に戻っていると知って独自の方法で追いかけて来た。御剣の要請を快諾し、自前の道具で事件現場の科学捜査に乗り出す。 小倉 真澄(おぐら ますみ) 被害者。享年50。 天野河家の執事で、光の家庭教師。テーマパーク内のウエスタンエリア車庫で銃殺体として発見された。 原灰 ススム(はらばい ススム)[タイホクン][ハラバイ] 警察官。24歳。 テーマパーク正門周辺の警備を担当する総務課所属の巡査。誘拐犯逃亡の緊急無線を受けて馳せ参じ、変装捜査官の一員としてタイホくんの着ぐるみに身を包む。 大場 カオル(おおば カオル)[オバチャン] 職業不詳。年齢不詳。 どういう経緯からかタイホちゃんのスーツアクターとして働いており、重労働に愚痴をこぼしつつも「子どもたちの前では失態を見せない」とするプロ根性を垣間見せる。「マシンガントーク」の冴えは相変わらず。 ボーイ [プロトタイホ] ホテル運営会社「バンドーグループ」役員。 ボーイ長として勤務していたビジネスホテル「板東ホテル」での企画の大成功を足掛かりに支配人に出世し、高級ホテルに改築した「ホテル・バンドー」、支店として新たに開業した高級ホテル「ホテル・バンドー・インペリアル」の経営も軌道に乗せ、警察関係者との縁からマスコットキャラクターであるタイホくんをテーマとした一大テーマパーク「バンドーランド」が開園してからは、プロトタイホくんの着ぐるみに身を包んで人目を忍びつつ現場視察を行っている。自ら正体を明かさないものの、丁重な礼の仕草や特徴的な口癖である「モチのロン」などから特定が極めて容易であり、開発スタッフも公認している。 課長(かちょう) [カチョー] 糸鋸が所属する所轄署の刑事課長。タイホくんの生みの親であり、テーマパーク入園口に飾られているお手製の初代タイホくん人形を娘に自慢しているが、当の娘本人は酷く怖がっている。 優木 誠人(ゆうき まこと)[ユウキ] 丈一郎の知り合いで、一連の事件の正式な担当者として現場に出向した検事。 仲間戸 真治(なかまど しんじ)[ナカマド] 相棒を務める優木と共にテーマパークに出向した刑事。 鹿羽 うらみ(しかばね うらみ) 天野河光宛ての手紙の差出人。ラブレターのような文面の手紙を送っているが、差出人氏名は金融会社「カリヨーゼ」となっている。 成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)・綾里 真宵(あやさと まよい)・綾里 春美(あやさと はるみ) テーマパークの来訪客。湖でボートに乗っている3人組。
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