「スーパーカムイ」の登場
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「カムイ (列車)」の記事における「「スーパーカムイ」の登場」の解説
2007年(平成19年)2月14日:同年10月に「ライラック」に使用されていた781系電車の789系電車(1000番台)への置き換えに伴い、札幌駅 - 旭川駅間の電車特急全列車が最高速度130km/hでの運転に統一されることから、愛称を統一することが発表される。同時に、新列車の愛称を公募。 4月28日:183系気動車により、札幌駅 - 旭川駅間に「旭山動物園号」を運行開始。 5月9日:新しい列車愛称名を「スーパーカムイ」に決定したことを公表。 10月1日:エル特急「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」が統合され、エル特急「スーパーカムイ」として運転開始。 2008年(平成20年)3月15日:「スーパーカムイ」1往復(下り53号、上り50号)が「エアポート」(下り213号、上り200号)として直通するようになる。 2009年(平成21年)10月1日:ダイヤ改正。札幌駅 - 旭川駅間で「スーパー宗谷」1号→「旭山動物園号」、「スーパーカムイ」3号→「スーパー宗谷」1号と「旭山動物園号」→「スーパーカムイ」5号の運行時刻がそれぞれ入れ替わるとともに、「スーパー宗谷」1号は札幌7時48分発に、「旭山動物園号」の札幌駅発車時刻は8時30分に繰り下げられ、旭川駅には従来と同じ10時07分に到着するダイヤにそれぞれ変更。 札幌駅 - 旭川駅間の「スーパーカムイ」は下り全列車の所要時間が1時間20分となる。 「スーパーカムイ」の車内公衆電話サービスが終了。 2010年(平成22年)1月29日:深川駅 - 妹背牛駅間を走行中の旭川駅発札幌駅行き「スーパーカムイ24号」(789系1000番台・HL-1005編成)とダンプカーが衝突、先頭車(クハ789-2005)が脱線・大破するなど乗客ら25人が重軽傷を負う事故(函館本線踏切事故」)が発生。 12月4日:昼間帯の「スーパーカムイ」4往復の運転を取りやめ。札幌駅12時30分発の「スーパーカムイ21号」は「サロベツ」に統合。 2012年(平成24年)10月27日:「スーパーカムイ」4号の運転時刻を繰り上げる。 2013年(平成25年)5月5日:奈井江駅 - 茶志内駅間を走行中の旭川発札幌行き「スーパーカムイ6号」(789系1000番台、HL-1002編成)で、1号車(クハ789-1002)床下の車軸付近から出火。臨時停車した茶志内駅で車掌が消火器で消し止めた。 11月1日:以下のようにダイヤ変更。「スーパーカムイ」1往復(下り13号、上り16号)が運休となる。 最高速度を120キロに引き下げる。これに伴い、札幌駅発旭川駅行きの列車は終点の旭川駅の到着時刻が5分繰り下げとなり、所要時間が1時間25分 - 29分となる。旭川発札幌行きの列車は始発駅の旭川発の時刻が5分繰り上げとなり、所要時間が1時間25分となる(5分増延、早朝の時間帯を除く)。 2014年(平成26年)8月30日:前年11月1日の1往復(下り13号、上り16号)運休に伴う欠番を解消。これにより、号数は1 - 46号に変更。 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正により下記のように変更新千歳空港駅 - 札幌駅間の快速「エアポート」への直通運転を終了し(札幌駅で系統分離)、全列車が札幌駅 - 旭川駅間の運転となる。 「スーパーカムイ」1号の時刻が16分繰り上がって旭川駅到着は8時00分となり、同駅8時08分発宗谷本線名寄行きの普通列車に接続する。 札幌駅 - 旭川駅間の所要時間が1時間29分の列車は、全て1時間25分となる。 旭川駅8時30分発以降の列車は、発車時刻を毎時00分または30分にする。 2017年(平成29年)1月12日:札幌駅発旭川駅行き特急「スーパーカムイ23号」が、乗務員用の乗降ドアが開いた状態で、札幌駅から苗穂駅付近まで走行するトラブルが発生。車掌が札幌駅を発車する際に確認を怠ったためで、車掌が車内の巡回を終えて戻った際に気づき、すぐにドアを閉めた。
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