フォルトーゼ関連
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「六畳間の侵略者!?」の記事における「フォルトーゼ関連」の解説
神聖フォルトーゼ銀河皇国 太陽系から1000万光年離れた星系にある国。1000年前に宇宙に進出し、その勢力を拡大している。 科学技術が発達しているが、霊子や魔法関連の技術は失われている。百五十年前には重力と慣性の制御に成功した。 政府軍の陰謀が解決した後、レイオスをものにするために地球と外交を画策している。 フォルトーゼ皇家 ファルトーゼの皇族たちの生家。複数存在するが、作品に登場しているのはマスティル家とシュワイガ家のみ。 フォルトーゼ皇族 フォルトーゼ皇家に生まれた者たち。生まれた時に記念として宝剣が作成される。 文武両道が推奨され、16歳になる前に高等大学院で1つ研究を済ませるのが古くからの習わしである。 16歳になると試練を課せられ、それを達成したものから皇位継承権を得る。 通常は"ファーストネーム"・"称号"・フォルトーゼと名乗る。フルネームだと"ファーストネーム"・"称号"・"生家"・"異名(髪の色)"・"異名"・フォルトーゼとなる。「ティアミリス・グレ・マスティル・サグラーダ・ヴォン・フォルトーゼ」の場合、「マスティル家出身の黄金の花、フォルトーゼ第七皇女ティアミリス」と言う意味になる。 ダーナ エルファリアのセカンドネーム。フォルトーゼ皇帝を示す称号。 クーア アライアと皇女時代のエルファリア、セイレーシュのセカンドネーム。第一皇女を示す称号。 ダオラ クランとシャルルのセカンドネーム。第二皇女を示す称号。 グレ ティアのセカンドネーム。第七皇女を示す称号。 ナイ ルースのセカンドネーム。守護騎士を示す称号。 ファトラ レイオスのセカンドネーム。青騎士を示す称号。アライアが騎士の最高位に定めた。 宝剣 フォルトーゼ皇族が生まれた時に、記念として作成される。 名前はその皇族の異名から付けられ、柄にはその皇族の紋章が刻まれている。 作中に登場したのはティアのサグラティンとアライアのシグナルティンのみだが、クランも同様の宝剣を持っている。 マスティル ティアの生家。アライアやシャルルの生家でも有る。2000年以上続くフォルトーゼ最古の家系。シュワイガ家とは仲が悪い。 シュワイガ クランの生家。青騎士伝説の後に分裂してできた家系。科学技術が発達している。マスティル家とは仲が悪い。 パルドムシーハ ルースの生家。2000年以上続く騎士の家系で、その忠誠心は極めて高い。マスティル家との結び付きが強い。クーデターが発生した時は、ティアやエルファリアを逃がすため奮闘した。 ウェンラインカー パルドムシーハ家と同様に、2000年以上続く騎士の家系で、その忠誠心は極めて高い。クーデターが発生した時は、ティアやエルファリアを逃がすため奮闘した。 メルケムハウン 長く続く正騎士の家系。シュワイガ家との結び付きが強い。クーデター軍に参加している。 ボランナム エゥレクシスの生家。科学・工業関係に強い総合企業ドラゴンナイトインダストリーを運営している。 サトミ騎士団 所有領土六畳の騎士団。 騎士団長は孝太郎、副団長はルース、会計が真希。入団予定の晴海は秘書、早苗は家事手伝いを希望しており、過半数が非戦闘員の騎士団になっている。 文系の騎士団になることを恐れたティアによって、格闘家に 静香、軍師にキリハを徴用することで、晴海と早苗の入団が許可された。 21巻で後世のフォルトーゼの歴史に刻まれることになり、「ティアミリスの青騎士団」と呼ばれるようになることが示唆されている。 青騎士 ① フォルトーゼの伝説の騎士。詳細は青騎士伝説についてを参照。 ② ティアの専用艦。皇族の船だけあって基本的な性能は高いが、人型をしているため、他の皇族専用艦には一歩劣る。エルファリアが細工をしており、孝太郎が操縦、ティアが攻撃管制、ルースが補助をした時に真価を発揮する。エルファリア曰く「孝太郎を逃さないための鎖」でもある。 マニューバースーツ ティアの専用艦青騎士を動かすためのスーツ。スーツの動きと宇宙船の動きを連動させることで、青騎士の操縦が可能になっている。宇宙での活動も可能。 クランの狙撃で左の籠手が破壊されたが、そのクランによってキリハの籠手が内蔵された。 朧月 クランの専用艦。クランが発明した装備が搭載されているため、ステルス性能などは高いが、戦闘能力は他の皇族専用艦に一歩劣る。 揺り籠 朧月に搭載されている小型の宇宙船。クランの研究施設としては十分だが、武器開発施設としてはやや不十分である。 シグナルティン 青騎士伝説で語られる伝説の魔法の剣。フォルトーゼ皇家の至宝。持つ者に不老不死の力すら与えると言われている。 その力を危惧したフォルトーゼ皇家の手により封印されており、解除できるのはフォルトーゼ皇族のみである。 封印を解いた者の名前が与えられるしきたりとなっており、青騎士伝説ではアライアの名前からシグナルティン(白銀の剣)の名前を与えられた。また、封印解除の際に捧げられた命が多いほど、力を発揮する。 強大過ぎる力を持つため、本領を発揮するには、剣をふるう騎士と魔力を調整する魔法使いの二人を必要とする。実は命を捧げた当人が扱うことを前提とされており(剣と自分で命を共有するシステム)となっており、他人が使うのを前提とするのは異例のことだったことが25巻でわかる。 実際はナルファラウレーンが古代フォルトーゼ人に渡したものらしい。 サグラティン ティアが生まれた時に打たれた宝剣。黄金の剣と言う意味。 クランを撃退した際に、孝太郎に下賜された。長く孝太郎が使用していたため、霊力の通りが良くなっている。 ナルファラウレーン 壊れたシグナルティンとサグラティンが合体して生まれた青騎士の新たなる伝説の剣。フォルトーゼの古代語で、夜明け前の空に架かる虹という意味。 銀色に輝く美しい刀身の中心には金色のラインが走り、金色に輝く柄には銀の装飾が施されている。そして刻まれている紋章は雪の結晶を花弁に持つ不思議な花となっており、シグナルティンとサグラティンの両方の特徴を受け継いでいる。 シグナルティンは封印を解いた者の命を捧げることで力を発揮していたが、これにより晴海(=アライア)の生命力も格段に低下していた。しかしこの剣は六畳間の少女たち九人の力を合わせて創造されたため、一人一人の負担は微々たるものである。 剣は六畳間の少女たちとリンクしており、剣を使うときに各人の力を借りることが出来る。その際剣は少女のパーソナルカラーに輝く。ナルファラウレーン、全能神の力の一端を引き出す剣なため、全開で使えば星位は切れるらしい。 さらには、ナルファラウレーンからの干渉の防御も兼ねている模様(本人はこれを暗号を掛けるのと解くのとでは解く方が圧倒的に難しい、と称している)。 27巻では分離して元の剣に戻っている。孝太郎の意思、ナルファラウレーンの判断で合体、分離が自在な模様。 30巻では、ナルファラウレーンが「神」であることを一時休んで留学生「ナルファ・ラウレーン」として生活するにあたって行われた記憶改変に伴い、ナルファ自身や孝太郎たちからこの剣に関する記憶は抹消されている。しかし、ナルファを媒介としてその力を行使することは可能である模様。 超時空反発弾 クランの切り札であり、時空技術を転用して作られた新種の爆弾。2発作成された。 文化祭で孝太郎達に敗れた際に使用しようとしたが、ゆりかの偶然の妨害により不発に終わる。2度目の演劇時に使用しようとするも発射前に孝太郎に切られたため、孝太郎とクランを巻き込んで発動する。結果的に、孝太郎とクランを2000年前のフォルトーゼにタイムスリップさせることとなる。 残りの1発は、2000年前のフォルトーゼにてウィルスを撒こうとするマクスファーンたちへ使用され、フォルサリアおよび大地の民の出自に影響したと考えられる。 ウォーロード DKIが開発した最新兵器。有人機であり、大きさは5メートル程度で、フォルトーゼの機動兵器にしては小さい部類に入る。 左手に銃、右手に大型の斧、左肩に八連装他目的ミサイル、右肩に大口径ビーム砲を装備している。 ラウンドテーブルシステムが搭載されており、モーターナイトと完璧な連携を行うことで真価を発揮する。 モーターナイト DKIが開発した最新兵器。 身長や体格は大人の人間と同サイズの無人兵器で、人間用の武器・防具を使用できるため、運用は非常に簡単になっている。 複数所持している人間用では最大サイズの手持ち火器で攻撃を行う。また、無人兵器であるため、損害を気にせずに突撃させることも出来る。手強い相手に対しては、高速な通信で形成したネットーワークを使用して、複数機で完璧な連携を行い攻撃を行う。 ラウンドテーブルシステム DKIが開発した無人機用の新型コンピューターシステム。 「敵のバリアーを無効化するための、複数の兵士による完全な同時攻撃」を目的として開発された。 パワーアシストフィールド クランの発明品。略称はPAF。クランやティア達が護衛用に使っている個人用バリアーの技術を転用して、体の弱い晴海のために開発された。 身体全体を弱いバリアーで覆い、動作に合わせてバリアーをリアルタイムで変形させることで動きをサポートする。これにより普段の何倍もの力を発揮し、羽根のように身軽に行動することが出来る。通常のバリアーより弱く、リアルタイムでサポートしているため反応も鈍いが、服のベルトに取り付けられるほど小さく、一日中使っていてもエネルギー切れしない。 孝太郎の提案で、身体の弱い人向けに実用化して、フォルトーゼで販売される予定。 ガーブオブロード レジェンダリィウェポンシステム・シリーズ01-A、孝太郎のマニューバースーツの追加装備。マニューバースーツは、古代の鎧を模しているため大型のジェネレータを組み込むことが出来ず、機能に制限があった。それを解消するために、ティアの「わらわのかんがえたすーぱーこーたろー」を元に、ティアとルースとエルファリアが開発した。 左右の肩の大型肩部装甲、胴体を守る正面装甲、背中を守る背面装甲、両足を守る脚部装甲の6つに別れており、肩部装甲と背面装甲に装飾用のマントが付いている。右肩部装甲には武装が内蔵されており、状況に合わせて最適な武装を選択して、自動的に攻撃を行う。左肩部には大型のバリアー発生装置が組み込まれており、背面装甲に内蔵されている大型ジェネレーターからエネルギー供給を受けている。 登録認証時に「皇帝になる」「皇帝にならない」の選択がある。 ちなみに、上記の選択はエルファリアの策略であり、その成果は26巻で明らかにされる。 コンバットドレス レジェンダリィウェポンシステム・シリーズ02、ティアの装備。武器を呼び出して戦うため、その場から移動しにくいと言うティアの弱点を解消するために開発された。 ティアの体を半分ほど覆う機械装置で、背面に飛行装置、各所にハードポイントがある。呼び出した武器をハードポイントに接続することによって、複数の武器を同時に使い、その状態で高い機動性を保つことが出来る。アサルトレッドコンバットドレスの重火力装備。これがドレスのハードポイントに接続されることで赤と金で縁取られたドレスを身につけ、両肩に大型の実弾砲、腰から太腿にかけてはミサイルランチャー、右腕には大口径のビームライフル、左腕には無反動パイルドライバーが追加される。 コマンドグリーンコンバットドレスの指揮官用装備。アサルトレッドに比べ情報収集などの指揮に関わる機能が充実しており、代わりに武装は比較的エネルギーや弾の消費が少ないものが装備されている。従って『青騎士』との通信が妨害されたり、フォルサリアのような電波の届かない異世界へ行く場合には理想的な装備である。 ガーディアンイエローコンバットドレスの拠点防衛用装備。重装備で攻撃と防御に極端に優れる反面、機動力では著しく劣る。あまり動き回らず、対空砲や高出力のバリアーで 身を守りながら、ミサイルや大型砲で攻撃するための装備である。作中に登場した武装はミサイルポッド、対艦ハイブリッドキャノン、アンカー。 スターパープルコンバットドレスの宇宙戦用装備。大出力レーザーを始めとする各種のエネルギー兵器と大型の推進器を持つ。惑星「アライア」への突入時に大破。 神聖フォルトーゼ銀河皇国青騎士再帰還交渉に関する特別立法 めまぐるしい活躍をして何も言わずに立ち去った青騎士に対して、ティアやクランが青騎士の故郷へ赴きフォルトーゼへ連れ帰るために定められた法律。 2011年1月31日制定。第一条本特別立法は地球へ帰還した青騎士ことレイオス・ファトラ・ベルトリオン閣下との直接帰還の交渉にあたる、本国皇女ティアミリス・グレ・フォルトーゼ殿下、並びにクラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼ殿下にのみ適応される。 第二条地球が遠隔地であることを鑑み、青騎士閣下の再帰還に必要であると判断される場合に限って、両殿下の権限が皇帝代理と同等にまで拡大される場合がある。ここの詳細な事例は付表Aを参照。ただし皇権が停止された場合には、直ちにこの特権を失う。 第三条青騎士閣下は我が国の法律に縛られない特権を有しておられるものの、我が国の法制度の新設及び改正によって新たに生じる追加の権利は、青騎士閣下におかれても過不足なく得られるものとする。ただしそれに伴う義務に関しては、従来通り課される事がない事を保証する。 第三条補足ところで母上、この条文の意味がわからぬのですが。 義理堅いレイオス様を縛る最も効果的な手段は、何の見返りもなく権利だけを与えてしまう事なのです。 流石は母上、その通りです! 特例 第一条西暦二〇一一年四月五日二四時をもって、吉祥春風遺跡内部で起きた出来事、及びそこに存在していた人物に関連する全記憶、全情報を封印する。ただし既に一般的な知識として知られている情報に関しては、その限りではない。また封印される情報の中に、以下の特例が全て含まれる事を確認する。 特例 第一条補足まあアレじゃな、余計な事は忘れて楽しくやろうという事じゃな。 やーい、ティアの鉄板胸ー! いきなりなんじゃっ⁉︎ いやー、彼女と一緒にいる時の記憶が消えるっていうから。 おいっ、消すでないぞ!この記憶は残せっ!何があってもじゃあ‼︎
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