その他の翻訳とは? わかりやすく解説

その他の翻訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 04:18 UTC 版)

マインドフルネス」の記事における「その他の翻訳」の解説

en:Sati (Buddhism)#Alternate translations」も参照 John D. Dunneは、satismtimindfulness翻訳することは紛らわしいと強く主張している。何人かの仏教学者は、“retention”をより好ましい翻訳として確立しよう試みている[出典無効]。Bhikkhu Bodhiも、satiの意味memory記憶記憶力)であると指摘するsatismtiには次のような英訳がある[要出典]。 Attention (Jack Kornfield) - 注意考慮配慮手当世話 Awareness - 気づいていること、自覚意識アウェアネスConcentrated attention (マハーシ・サヤドー) Inspection (Herbert V. Günther) - 検査査察視察 Mindful attention Mindfulness - 注意していること、忘れないこと、心掛け注意深さ Recollecting mindfulness (Alexander Berzin) Recollection (Erik Pema Kunsang, プッタタート) - 思い出すこと、記憶記憶力 Reflective awareness (プッタタート) Remindfulness (James H. Austin) Retention - 記憶記憶力保有保存持続継続 Self-recollection (Jack Kornfield)

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その他の翻訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:45 UTC 版)

日本語訳聖書」の記事における「その他の翻訳」の解説

聖書日本語翻訳は、様々な組織個人によって行われてきた。特定のキリスト教会用いられるものもあれば、異教新宗教背景があるなどの理由により、主要な教会用いられない翻訳もある。また、古典文学として捉えたり、学術的視点強調したりした翻訳もある。たとえば、いのちのことば社の『新聖書辞典』では、個人増加背景として「神学的理由」「多様化していく社会対応するため」「キリスト教会以外の人々古典としての聖書対す興味増大」「ことばの急激な変化」という4点挙げられている。日本語訳聖書の数は非常に多く部分訳雑誌掲載分なども考慮入れれば全て把握するのはきわめて困難である。ゆえに、以下の紹介にしても網羅的なものとはなりえない。なお、日本では聖書の各文書注解書も多数刊行されており、それらに収録され訳文注解者が独自に訳出するのが普通である。門脇 & 大柴 1983のようにそれらも聖書の翻訳としてリストアップする例はあるが、膨大になりすぎるため、ここでは取り上げない個人訳のうち、太平洋戦争前の全訳新約聖書のみだが、永井直治訳『新契約聖書』(挺身舎、1928年)がある。これはステファヌス版テクストゥス・レセプトゥス第3版底本としており、既存英訳漢訳和訳いずれも参照しないでギリシャ語底本から直訳したことを特色とする。この永井の訳は日本人による初の全訳であり、内村鑑三からも「日本人として聖書日本化最初試みをした」と高く評価されていた。他方直訳であることを重視するあまり、訳文あまりにも硬直的日本語として表現上の問題多々あることを指摘する者たちもいる。ただし、ネストレ版の聖書校訂退け伝統的なテクストゥス・レセプトゥス支持する一部教会では、文語訳代わりにこの永井訳が使用されていたという。 戦前には上沢謙二訳『子供聖書上下巻実業之日本社1933年)もあった。これは、キリスト教童話作家の上謙二の子供向け聖書試み一つで、共観福音書のみを対象とした『子供聖書 うれしいおしらせ マタイ マルコ ルカ』(1929年)に続くものであった1933年版の『子供聖書』は上巻福音書下巻新約残り全て平易な言葉遣い収録されている。 戦後になると、1952年キリスト新聞社日本聖書協会口語訳より先に刊行した新約聖書口語訳』がある。これは賀川豊彦影響受けた渡瀬主一郎武藤富男翻訳であった田川建三はその語学的正確性には否定的だが、訳文読みやすさ日本聖書協会口語訳よりも評価している。 岩波文庫には無教会主義翻訳収められた(それらは岩波文庫収められたために岩波文庫訳聖書呼ばれることもある)。旧約聖書担当関根正雄11分冊1956年 - 1973年)、新約聖書担当塚本虎二(2分冊1963年1977年であったが、いずれも一部翻訳とどまった。ただし、関根訳については『新訳 旧約聖書』(全4巻教文館1993年 - 1995年)として後に旧約全体刊行された。木田献一はこの訳について一個人旧約全体翻訳なしとげた空前絶後とも言うべき偉業」と讃えている。ただし、この翻訳岩波文庫版比べると注が大幅に簡略化されている。この点について田川は、翻訳そのもの傑出していることを認めつつも、版元姿勢疑問呈している。他方塚本訳についても、本人の没後各所発表されていた訳文一部遺稿含まれる)が集められて『塚本虎二新約聖書』(新教出版社2011年)が刊行された。これを手がけた塚本虎二新約聖書刊行会が「読む者に新たな感動発見もたらす福音の力が漲っている」と賞賛しているのは勿論だが、かつて『新聖書大辞典』でも「親しみやすい生き生きとした洗練された日本文」と評価されていた。塚本翻訳では、通常の福音書配列とはマタイマルコの順が逆になっており、マルコマタイルカヨハネとなっている。これは二資料仮説に基づく成立順を考慮したもので、この方マルコ福音書良さ見出しやすいなど利点があるとした。また、直訳した本文敷衍した加筆部分とで文字サイズ変えていることにも特色があり、訳文の中での区別付けすいよう配慮されている(#マタイ福音書の比較参照)。ただし、文字サイズ顕著な差がないため、両者見分けづらいという苦情もある。 岩波書店からは文庫版別に佐藤研荒井献らの新約聖書学者関根清三月本昭男らの旧約聖書学者が各文書分担翻訳した新旧聖書出版されている。各文書個人訳であり、訳者明記されているが、全体として名義それぞれ新約聖書翻訳委員会旧約聖書翻訳委員会となっている(岩波委員会訳聖書あるいは単に岩波訳聖書呼ばれている)。新約聖書は5分冊1995年 - 1996年)、旧約聖書15分冊1997年 - 2004年)で、新約合冊版は2004年に、旧約合冊版(全4巻)は2004年から2005年刊行された。岩波委員会訳が自ら標榜している特色は、歴史的批判的観点取り入れた原典への忠実さや、特定の教派偏らない不偏性などにある。自らも参加した大貫隆は、岩波委員会訳を学術的に重要なものとして挙げ聖書自主研究をする者や初めての読者適した翻訳として薦めている。また、外部でも学術的な註の多さなどを評価する声がある。しかし、この翻訳について批判見られ例え土岐健治使徒言行録の訳を取り上げ、その誤訳箇所指摘している。田川も、訳者による力量差が大きいことや、分冊版と合冊版で10年経たずに訳文違ってしまっている箇所が多いことなどを批判している。なお、川村輝典小林稔担当したヘブライ人への手紙の訳を優れた訳と評価しつつも一点疑問呈していたが、これについては後に小林自身勇み足であったことを認めている。小林また、担当したヨハネ福音書で、従来「あった」等と訳されることが多かった箇所を「いた」と訳した点(#ヨハネ福音書の比較参照)に批判集まったことを挙げ自身翻訳意図説明している。なお、新約聖書翻訳委員会名を連ねていた荒井大貫は、外典含まれるナグ・ハマディ文書52文書34文書の翻訳岩波書店から刊行している(全4巻1997年 - 1998年)。 中央公論社の「世界の名著」にも『聖書』収録された(世界の名著121968年)。旧約部分中沢洽樹新約部分前田護郎担当したが、いずれも特定の文書のみの抄訳である。このうち前田訳については、生前完成させていた全訳本人の没後新井明月本昭男校正などを手がける形で刊行された(『新約聖書中央公論社1983年)。簡潔な訳文いくぶん保守的傾向傍注備えており、田川建三のように前田訳を「あまり良い訳ではない」とする意見がある一方で一般向けの親しみやすさを高く評価する声がある。また、加藤常昭新共同訳使っているとしつつも、個人訳の中では前田訳を愛用しているという。中沢訳の完全版刊行されていないが、世界の名著収められ部分訳だけでも評価されている。 共同訳聖書の注付きバルバロ訳刊行した講談社からは「敷衍訳」をうたった聖書世界』(全6巻別巻4巻1970年 - 1974年)が刊行された。これは関根正雄らの日本聖書学研究所による訳で、自身参加した田川建三は、佐竹明担当パウロ書簡のような有用な箇所はあったとしつつも、全体として意義否定的に述べている。外部からも、敷衍度合い小さ佐竹訳など評価する一方八木誠一によるヨハネ福音書訳など敷衍の量が多すぎて訳というよりも注解になっているとする指摘出ている。このシリーズ別巻外典および使徒教父文書について扱っている。いずれも後に講談社文芸文庫再録されたが、外典については同じ日本聖書学研究所編訳による『聖書外典偽典』(全7巻・補遺2巻1975年 - 1982年教文館)の方がほぼ全訳であり、有用性の面で上回る日本聖書学研究所死海文書中の重要な文書の訳も刊行している(『死海文書山本書店1966年)。 新教出版社創立40周年記念出版として柳生直行訳を刊行している(『新約聖書』、1985年)。柳生自身意訳交えつつ、前出の丸谷の口語訳への批判踏まえ、それに応えるような日本語として「読める聖書の翻訳目指したと述べていた(訳例は#マタイ福音書の比較参照)。加藤常昭は、塚本とともにこの柳生訳について「けっこう面白い」と評している。 田川建三2007年から新約聖書 訳と註』(作品社2007年 - 2017年)の刊行始めた(7巻8冊)。田川は、既存翻訳主として口語訳新共同訳)と異な訳し方をした点について丁寧に説明しその他の論点含めた膨大な訳注付けており、その注の多さ日本語訳聖書中でも特筆される辻学パウロ書簡分析際し自身見解異な場合含め田川訳の訳し方や注が参考になった述べている。他方上村静は田川訳の注に対して、その詳細さだけでなく、冗舌さについても指摘しており、その文体好悪分かれる聖職者による個人訳としては、牧師尾山令仁による『聖書 現代訳』(1983年2004年まで改訂10版)がある。尾山は『現代人聖書 新約』(1978年)として、まず新約聖書だけの翻訳刊行し続いて旧約新約全訳である現代訳聖書刊行した新約だけや旧約だけの個人による全訳は他にもあるが、新約旧約全体個人訳出した尾山訳は異例部類属し日本人では初であった尾山ユージン・ナイダ翻訳理論動的等価)を踏まえつつ、ノンクリスチャンにとっても読みやすいように平易な訳文心がけたとしている。尾山原語忠実ということ拘るよりも、聖書明瞭性を読むだけで理解できるようにすべきという観点翻訳をしたという(その敷衍の例は#マタイ福音書の比較参照のこと)。これについては「自由な敷衍版といった性格が強い」とも言われている。聖書キリスト教会では礼拝にこの聖書用いている。また、超教派集まりであるINTERNATIONAL VIP CLUBでも尾山訳を使用している。なお、現代訳聖書からは、「神」という訳語を「創造主」に置き換えた創造主訳聖書』(2013年)も派生している。 聖書無料頒布をしている日本国際ギデオン協会は、従来聖書頒布加えて『ニューバイブル』(2006年)として牧師泉田昭個人訳を配布するようになった土戸清はその訳文について、特に非キリスト教徒配布される翻訳としての適切性を疑問視している。なお、『ニューバイブル』には和文のみの版と英和対照版があるが、英文についてはどの訳を使用したのか、冊子中に明記されていないカトリック聖職者本田哲郎翻訳者として新共同訳聖書フランシスコ会訳聖書双方携わったが、釜ヶ崎日雇労働者たちとの交流から、従来翻訳は「小さくされた人々」には通じないものであった悟り、『小さくされた人々のための福音』(四福音書使徒言行録分冊で、後に合冊新世社1997年 - 2001年)を刊行続いてパウロ書簡翻訳刊行している(訳例は#マタイ福音書の比較参照)。 上記のほか、21世紀刊行され聖書のうち、新約聖書全訳を含むものとしては、牧師山岸登の『エマオ出版新約聖書』(エマオ出版2008年)、池田博新約聖書 新和訳』(幻冬舎ルネッサンス2007年)がある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 17:09 UTC 版)

アムハラ語訳聖書」の記事における「その他の翻訳」の解説

1987年ヘブライ語ギリシャ語原典から翻訳され新し聖書エチオピア聖書協会から出版されて、2005年改訂行われた。この聖書プロテスタントが使う66書の翻訳で、エチオピア正教会歓迎していない。 2000年に、エチオピア正教会エチオピア聖書協会は『ミレニウム聖書』を発行した。これは旧約は『七十人訳聖書』、旧約新約ゲエズ語聖書に添っている。そのため、正教会信徒大歓迎でも、プロテスタント信徒そうでもない旧約46書、新訳35書、合計81書である。

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