マタイとは? わかりやすく解説

マタイ【Matthaios】


また・い【全い】

読み方:またい

[形][文]また・し[ク]

完全である。欠けたところがない。まったい

「—・き衣(みけし)のごと服(け)しき」〈記・中〉

無事である。まったい

「わが命の—・けむかぎり忘れめやいや日にけには思ひますとも」〈・五九五

正直である。律義である。

「人に侮(あなづ)らるる物…余り—・き人」〈仮・

穏和である。おとなしい。

「—・い顔してつとめるあり」〈洒・浪花色八卦


マタイ

名前 Mataja; Mathai; MatteiMatthaios

マタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 05:43 UTC 版)

マタイ[2]は、新約聖書福音書に登場する人物でイエス・キリスト十二使徒の1人。マタイはヘブライ語系の名前で、新約聖書原文のギリシア語表記はマタイオス (Μαθθαῖος, Maththaios) である。日本語ではマテオマトフェイとも表記する。聖書によればイエスの弟子となる以前は徴税人(en)であった。キリスト教会では伝統的に新約聖書所収の『マタイによる福音書』の著者・記者とみなして来たが、近代以降の聖書学では使徒マタイと福音書記者マタイは別人であるとする説が有力である[3][4]


  1. ^ a b 清水宏「マタイ」『新カトリック大事典研究社Online Dictionary. 2021年6月30日閲覧。
  2. ^ ヤハウェの賜物」という意味(塚本虎二「解説」『福音書』岩波文庫岩波書店、1963年、406頁。ただし「ヤーウェの賜物」と表記されている)。
  3. ^ a b c 土屋博マタイ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館コトバンク。2021年6月29日閲覧。
  4. ^ a b 土屋博「マタイ伝福音書」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、コトバンク。2021年6月29日閲覧。
  5. ^ المعاني : معاني الأسماء - متى”. 2024年3月8日閲覧。
  6. ^ ヨセフ・ハヤールほか『キリスト教史 11 現代に生きる教会』平凡社ライブラリー、1997年、431頁。ISBN 4-582-76209-3
  7. ^ a b c マタイ」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』コトバンク。2021年6月29日閲覧。
  8. ^ 高柳俊一「イエス・キリスト」【生涯の資料】〔新約聖書〕『新カトリック大事典KOD. 2021年10月29日閲覧。
  9. ^ 塚本虎二「解説」『福音書』岩波文庫、405頁。「言葉(タ ロギヤ)」はイエスの言葉の意味。
  10. ^ 尾山令仁『聖書の概説』羊群社
  11. ^ a b 高橋裕子「アトリビュート」「聖人とそのアトリビュート〔表〕」『新カトリック大事典』研究社Online Dictionary. 2021年6月30日閲覧。
  12. ^ 高橋榮一「イコン」「図-イコノスタシスの標準的なイコン配置例」『改訂新版 世界大百科事典平凡社、コトバンク。2024年6月10日閲覧。


「マタイ」の続きの解説一覧

マタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/14 07:13 UTC 版)

JUDAS」の記事における「マタイ」の解説

権能断罪」を与えられ使徒十二使徒中でも最年少で、ジューダス弟分として色々とをしまくった仲。現在にてある人物転生していた。

※この「マタイ」の解説は、「JUDAS」の解説の一部です。
「マタイ」を含む「JUDAS」の記事については、「JUDAS」の概要を参照ください。

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