消極的
消極的とは
消極的とは、自分から進んで動かず、発言や行動を控えがちな態度を指す言葉である。前に出るよりも引く、押すよりも様子を見る、強く主張するよりも避けるという含みがある。性格だけでなく、判断、姿勢、対応などにも使われる。消極的の意味
消極的は、単におとなしいというだけではなく、行動や意思表示にブレーキがかかっている状態を表すことが多い。自信のなさ、失敗への不安、対立の回避、慎重さなどが背景にある場合もある。そのため、文脈によっては否定的にも中立的にも使われる。消極的のニュアンス
消極的には、弱い、後ろ向き、受け身といった響きがある。積極的が自分から働きかける姿勢を表すのに対し、消極的は自分からは踏み出さない姿勢を表す。ただし、必ずしも怠惰や無関心と同じではなく、慎重さや遠慮深さとして現れることもある。消極的と受け身の違い
受け身は、自分から動かず、相手や状況に応じて動く態度を指す言葉である。これに対して消極的は、動かないだけでなく、ためらいや引き気味の姿勢まで含みやすい。受け身は行動の形を表し、消極的は態度や気持ちの傾きを表すことが多い。消極的と慎重の違い
慎重は、よく考えて軽率に動かないことを指す言葉であり、必ずしも悪い意味ではない。これに対して消極的は、必要な場面でも前に出にくい、判断や行動を避けがちであるという含みを持ちやすい。似ていても、慎重のほうが理性的で、消極的のほうが引いた印象になりやすい。消極的の使い方
消極的は、人の性格だけでなく、態度、発言、対応、賛成の度合いなどにも使われる。強く反対はしないが前向きでもない場面、自分から関わろうとしない場面で使いやすい言葉である。消極的の反対語
消極的の反対語としては、積極的がもっとも一般的である。積極的は、自分から進んで関わること、行動すること、意思を示すことを表す。消極的が引く姿勢を示すのに対し、積極的は前に出る姿勢を示す。消極的という言葉の注意点
消極的は、相手を弱い、頼りない、やる気がないと評価する言い方になりやすい。そのため、性格を決めつけるように使うと、否定的に響きやすい言葉である。一方で、状況によっては無理に前に出ない慎重さを表しているだけの場合もあり、文脈を見て使い分ける必要がある。しょうきょく‐てき〔セウキヨク‐〕【消極的】
消極的
出典:『Wiktionary』 (2021/06/15 14:33 UTC 版)
形容動詞
- 内に閉じ篭り控えめで、進んで自分から対象に働きかけない様子。行動的でなく後ろ向きなさま。忌避的。
- ある性質や物事の存在しないこと。
- あることを受容しないこと。賛成しないこと。否定的な態度であること。
- 負の数に関連するさま。控除的。
活用
関連語
翻訳
「消極的」の例文・使い方・用例・文例
- 消極的な口調で話す
- 消極的な性格
- 議論の結果、彼らは消極的結論に達した
- 彼女の意見は消極的なものだった。
- 年配の上司の多くは、海外展開について消極的な意見を持っている。
- 私は原子力発電について消極的賛成です。
- 私は原子力発電に消極的賛成です。
- 英語が話せないことが理由で消極的になるのをやめたい。
- 英語が話せないことで消極的になるのをやめたい。
- 言葉の壁のせいで自分が消極的になるのをやめたい。
- 言葉の壁を理由に自分が消極的になるのをやめたい。
- 私は始めから消極的な質問をしてすみません。
- 警察が医療事故の立件に消極的だ。
- 彼は消極的な性格だ。
- 彼は何をするにも消極的だ。
- 彼の消極的な態度が私の努力を全部むだにした。
- 大人の支配に対し、彼らはこのような消極的な反抗の仕方をするのである。
- 消極的な男は嫌いだ。
- 消極的なその男はめったに自己表現しない。
- 観察は消極的な科学であり、実験は積極的な科学である。
消極的と同じ種類の言葉
品詞の分類
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