ていりゅう‐じょう〔テイリウヂヤウ〕【停留場】
停留場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 15:01 UTC 版)
停留場(ていりゅうじょう)
- 「路面電車停留場」(いわゆる「電停」) - 路面電車における停留場。
- 以前の地方鉄道建設規程では、転轍機(分岐器・ポイント)のない駅を停留場と呼んでいた。
「停車場」を参照
- 停留所のこと
- 「バス停留所」(いわゆる「バス停」) - 路線バスにおける停留所。
- 停留所 (鉄道) - 日本の鉄道における停車場の分類の一つ。停車場のうちで、場内信号機・出発信号機を設けていないもの。
「停車場#停車場の定義」を参照
- 停留所 (簡易軌道) - 簡易軌道(殖民軌道)における、ターミナル駅など大中規模の駅との駅間に設置された簡易的な小型駅。
「殖民軌道#運行の実情」を参照
- 停車場のこと
関連項目
停留場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 17:27 UTC 版)
「富山地方鉄道富山港線」の記事における「停留場」の解説
起点の富山駅停留場は3面2線構造で、終点の岩瀬浜駅は1面1線である。他の中間駅は相対式の2面構造で、西側(または北側)が下り用の1番線、東側(または南側)が上り用の2番線になっている。したがって中間駅では、上下列車とも進行方向に対して左側のドアで乗降を行う。なお交換設備のない中間駅は、インテック本社前停留場と競輪場前駅をのぞいて、ホームが踏切を中心とした千鳥配置になっており、踏切の遮断時間を抑制している。また駅周辺の踏切は、列車が駅に停止することを前提に作動開始時期が設定されている。そのため回送列車(岩瀬浜→城川原がある)は、踏切の手前で停止または減速する場合がある。 低床ホームは各駅ともデザインが統一されており、上屋やイスやスロープのほか、スピーカーが組み込まれたLED式の案内表示器が設置されている。さらに一部の駅には、監視カメラも設置されている。ホームの背面は、全面的にガラスで覆われており、この面が支柱を境に3区画に分割されており、中央の区画には駅名標や時刻表や周辺の地図などが掲示されている。また端寄りの1区画は「個性化スペース」として、各駅にまつわる風景などがフィルム貼付によって描かれている。そして残りの区画は一部駅をのぞき「広告スペース」になっており、グッズ販売と並ぶ会社の貴重な副収入源となっている。なお「広告スペース」については、2006年(平成18年)秋以降、下奥井駅から岩瀬浜駅の間の各駅で、鳥居形のものが新たに設置された。 東岩瀬駅にはJR時代まで使用されていた駅舎と一部ホームが残されており、改修工事を終えた2007年(平成19年)2月から、待合室等として利用されている。また競輪場前駅もJR時代の駅舎が残っている。 駐輪場は、奥田中学校前駅以北の全駅で移管開業に合わせて新設された。公衆トイレは、移管開業に合わせて蓮町駅と岩瀬浜駅に新設されたほか、城川原駅の本社待合室と東岩瀬駅の駅舎内にも設置されている。 鉄道区間では自動閉塞式による閉塞運転となり、交換可能駅には出発・場内信号機が設置されている。安全側線は設置されておらず、場内信号機は警戒信号が可能な四灯式となっており、上下列車が同時進入する場合には警戒現示となる。対する出発信号機は二灯式である。ただし奥田中学校前駅は、併用軌道区間との境界にあたるため、下り用1番線の岩瀬浜方面に鉄道用の出発信号機、上り用2番線と下り用1番線の富山駅方面に軌道用の出発信号機がそれぞれ配置されている。また城川原駅には入出庫用の入換信号機も設置されている。 分岐器については、富山駅停留場と城川原駅をのぞき、転轍操作が不要なスプリング式が使用されている。いずれも氷雪による動作不良を防止するため、散水や加熱による融雪装置が設置されているほか、付帯する曲線区間にはガードレールが設置されている。 列車の保安装置については、ATS-SW形(地上子の銘板表記による)による自動列車停止装置が使用されており、鉄道事業区間に限り地上子が設置されている。出発信号機の直下には即時停止の地上子が設置されており、また交換駅の分岐器の場内信号機側には速度照査のため二個一組の地上子が設置されている。さらに終点の岩瀬浜駅にも、車止めの手前で停止できるよう複数の地上子が設置されている。
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