自動閉塞式とは? わかりやすく解説

自動閉塞式(特殊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 14:02 UTC 版)

閉塞 (鉄道)」の記事における「自動閉塞式(特殊)」の解説

自動閉塞式(特殊)は、単線停車場間をひとつの閉そく区間とし、自動閉塞式を簡略化した閉塞システム停車場間が短く、わざわざ単線自動閉塞式を採用する必要の無い線区向けに、停車場間を連続した閉塞区間として設備投資下げたもの。このため同一方向列車であっても停車場間に複数列車走らせる事はできないまた、停車場遠方信号機を必要とする。より簡易低コスト特殊自動閉塞式よりも保安度は高い。採用例は、神奈川県江ノ島電鉄湘南モノレールなど。

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自動閉塞式

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閉塞 (鉄道)」の記事における「自動閉塞式」の解説

停車場内および停車場間に連続した軌道回路設け列車車輪回路短絡させることで自動的に閉塞信号機制御を行う方式単線自動閉塞式と複線自動閉塞式があり、前者は、停車場間の単線区間複数閉塞区間として分けることで、複数軌道回路閉塞信号機設けて閉塞区間入口には、列車進入許可を行う閉塞信号機設置している。両側の停車場にある方向てこを取扱うことで、一方閉塞信号機を青にし、片一方閉塞信号機を赤にして、一方方向列車にしか進入許可しないことによるものと軌道回路による列車検知により自動的に閉塞信号機制御することで閉塞確保している。そのため、停車場間の一方方向複数列車走らせる事ができる。後者は、停車場間の複線区間複数閉塞区間分けることで、複数軌道回路設けており、閉塞区間入口には、列車進入許可を行う閉塞信号機設置しており、軌道回路による列車検知により閉塞信号機自動的に制御して閉塞確保している。ただし、2004年8月11日鉄道に関する技術上の基準を定める省令解釈基準改正されて、軌道回路に拠らない方式列車位置検知を行うものも自動閉塞式に含まれることになった。これに相当するのはCOMBATである。 駅で複数人間によって異常を確認できる前述方式異なり事実上運転士1人注意力に頼らざるを得ず実質的に閉塞と同じであった。これを安全に取り扱う為には、自動列車保安装置ATSなど)の導入必須である。その為、ATS方式採用している区間は「閉塞方式ATS」と表現されることもある。 自動閉塞式(特殊) 自動閉塞式(特殊)は、単線停車場間をひとつの閉そく区間とし、自動閉塞式を簡略化した閉塞システム停車場間が短く、わざわざ単線自動閉塞式を採用する必要の無い線区向けに、停車場間を連続した閉塞区間として設備投資下げたもの。このため同一方向列車であっても停車場間に複数列車走らせる事はできないまた、停車場遠方信号機を必要とする。より簡易低コスト特殊自動閉塞式よりも保安度は高い。採用例は、神奈川県江ノ島電鉄湘南モノレールなど。 バリス式列車検知形閉塞装置 COmputer and Microwave Balise Aided Train control systemの略でCOMBAT呼ばれている。前述電子閉塞代替およびコスト掛かる軌道回路不要にすることを狙って開発されているもので、地上車上の間でバリスという装置無線通信行って列車位置確認行っている。閉塞装置呼んでいるが連動装置機能内包しているものである

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