precedent
別表記:プレシデント
「precedent」とは、先例のことを意味する表現。
「precedent(プレシデント)」の覚え方は、語呂合わせで「プレーし、でんと」と記憶すると忘れにくい。「勝っても負けても一生懸命にプレーし、でんと構えて動じないのがその野球チームの慣例とされている」などが例文として考えられる。
「set a precedent」とは、「前例を作る」という意味である。「set」の代わりに「create」を使うこともある。「This will set a good precedent. (これはよい前例となるだろう)」などのように用いる。
「unprecedented」とは、「前例のない」「前代未聞の」という意味である。「precedent」に「反対・逆」の意味を表す接頭辞「un」と、名詞を形容詞化する接尾辞の「ed」が組み合わさった言葉で、「Crime has risen on an unprecedented scale. (犯罪が前例のない規模で増加している)」などの使い方をする。
「precedent-busting」とは、「前例破りの」という意味の複合形容詞である。「busting」は動詞「bust」を形容詞化した表現で「破裂する」という意味になる。すなわち「前例が破裂する」「前例破りの」という意味になる。「I'd say that's precedent-busting. (前例破りといったところだな)」などと使う。
「condition precedent」とは契約法上に見られる法律用語で、この場合に用いられる「condition」とは「条件」といった意味となる。すなわち「condition precedent」とは「先行する条件」を表し、自然な表現に改めると「前提条件」となる。「Full compliance with the relevant procedure will be a condition precedent to the completion of the transaction. (関連手続きの完全遵守が取引完了の前提条件となる)」などがその使い方である。
「precedent」とは、先例のことを意味する表現。
「precedent」とは・「precedent」の意味
「precedent」とは、「先を行っている」という語義を核に持つ単語で、「伝統的なやり方」「先行する事柄」などを表現する場合に用いられる言葉である。文法的には名詞と形容詞の用法を持ち、名詞として用いる際は、「前例」「先例」「慣例」「判決例」「先例に従うこと」などの意味となる。また、音楽用語として「Tempo precedent」などと使う場合には「前のテンポで」という内容を示す。形容詞として文を構成する場合は、「(順番的に)前の」「(時間的に)先行する」などの訳があてられる。「precedent」自体には動詞の用法はないが、「先行する」のように動作を表したい場合には、動詞形の「precede」を用いる。「precede」は「先行する」のほかに「優先する」「勝る」などの意味でも使うことができる。「precedent(プレシデント)」の覚え方は、語呂合わせで「プレーし、でんと」と記憶すると忘れにくい。「勝っても負けても一生懸命にプレーし、でんと構えて動じないのがその野球チームの慣例とされている」などが例文として考えられる。
「precedent」の発音・読み方
「precedent」の発音記号は「présədənt」となり、日本語読み風にカタカナ表記すると「プレシデント」である。発音の目安としては、「p」で唇を閉じて止めた息を「プッ」と破裂させ、「ré」で舌を巻いて「ル」を発音して「エ」に続け、「sə」で舌先を前歯の裏から少し離して隙間から「ス」と息を吐いて「ア」と曖昧に続けて、「də」で舌先を上前歯の裏につけて「ドゥ」と息を破裂させ曖昧に「ア」と発声、「n」で舌先を上前歯の裏につけて「ン」と息を止め鼻から発音、「t」で舌先を上前歯の裏につけた状態で「トゥ」と息を破裂させる。これらを続けて「プレェサァダァントゥ」と発音するイメージとなる。「precedent」の語源・由来
「precedent」の語源は、ラテン語で「先行している」を意味する「praecedens」であり、「~の前に」という意味を表す「prae-」と「行く」を示す「cedo」の組み合わせに由来している。「precedent」を含む英熟語・英語表現
「set a precedent」とは
「set a precedent」とは、「前例を作る」という意味である。「set」の代わりに「create」を使うこともある。「This will set a good precedent. (これはよい前例となるだろう)」などのように用いる。
「precedent」に関連する用語の解説
「unprecedented」とは
「unprecedented」とは、「前例のない」「前代未聞の」という意味である。「precedent」に「反対・逆」の意味を表す接頭辞「un」と、名詞を形容詞化する接尾辞の「ed」が組み合わさった言葉で、「Crime has risen on an unprecedented scale. (犯罪が前例のない規模で増加している)」などの使い方をする。
「precedent-busting」とは
「precedent-busting」とは、「前例破りの」という意味の複合形容詞である。「busting」は動詞「bust」を形容詞化した表現で「破裂する」という意味になる。すなわち「前例が破裂する」「前例破りの」という意味になる。「I'd say that's precedent-busting. (前例破りといったところだな)」などと使う。
「condition precedent」とは
「condition precedent」とは契約法上に見られる法律用語で、この場合に用いられる「condition」とは「条件」といった意味となる。すなわち「condition precedent」とは「先行する条件」を表し、自然な表現に改めると「前提条件」となる。「Full compliance with the relevant procedure will be a condition precedent to the completion of the transaction. (関連手続きの完全遵守が取引完了の前提条件となる)」などがその使い方である。
「precedent」の使い方・例文
「precedent」の使い方・例文としては、「We dealt with this matter according to precedent.(我々は先例にのっとってこの問題を処理した)」、「It's totally without precedent for the suspect's attorney to be the true culprit.(犯人を弁護していた弁護士が実は真犯人だったとは前代未聞のことだ)」、「If you comply with their demands once, it will create a precedent.(もし一度君が彼らの要求を受け入れてしまえば、前例を作ってしまうことになるだろう)」、「The judgment of the Supreme Court in this case is considered a significant precedent of the two points as follows.(この最高裁判決は、以下の2つの点で、先例的意義を持つとされている)」などを挙げることができる。先例
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