WWE時代
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「フル・ブラッデッド・イタリアンズ」の記事における「WWE時代」の解説
ECW崩壊後、リトル・グイドーはナンジオとリングネームを変更してWWEに移籍。2003年2月、スマックダウンにてリキシと対戦して敗れた際、「ファミリー」の力でリキシにリベンジを果たす。そのときリベンジに加わったのが、同じくイタリア系アメリカ人であるチャック・パルンボとジョニー・スタンボリーで、この3人によりF.B.I.は再結成された。ストリート・マフィアをイメージしたプロモーション映像も製作され、ジ・アンダーテイカーとの抗争などヒールの主力チームとなって活躍。後にベビーフェイスに転向して人気を得るも、パルンボのRAW移籍、およびスタンボリーの解雇によりWWE版のF.B.I.は2004年11月に解散した。 2005年6月12日の『ECWワン・ナイト・スタンド』ではECW時代のメンバーで限定復活。同年8月、ナンジオはヴィトーのアシストにより、ポール・ロンドンからWWEクルーザー級王座を奪取した。以後、両者はタッグを組んでメキシクールズと抗争を展開。F.B.I.のチーム名を用いることはなかったが、イタリア系の出自を全面にアピールするなど、F.B.I.のニューバージョンと位置付けられた。 2006年6月、WWEがECWを第3のブランドとして復活させると、リトル・グイドー・マリタート、トニー・ママルーク、ビッグ・グイドー、女子レスラーのトリニティー(ステファニー・フィノキオ)によって再々結成された。
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WWE時代
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WCW、ECWといった競争相手買収後は、競争相手不在によりWWE自体の観客動員や視聴率で苦戦したり、一回り小さいアリーナを使うことが増えた時期もあった。2002年には長年にわたるWWF(世界自然保護基金)との名称を巡る裁判に敗れ、5月6日団体名をWWEへと改称(公式発表では「よりエンターテイメントを追求するための改称」とされる)。ささやかな抵抗として「Get the "F" out(Fなんかいらない)」キャンペーンを展開した。同時に親会社タイタン・スポーツの名称もWWEに統一した。 2001年末には団体の共同オーナー(シェインとステファニーから団体の株式50%を購入した、という設定)としてリック・フレアーが、2002年のWrestleMania X8前にはnWoのメンバーとしてハルク・ホーガンがWWEに復帰、ストーリー上重要な登場人物となる。元WCW、ECWのレスラーを多く雇用し、ストーリーが賄いきれなくなったことから3月25日に開催されたRAWでビンスGMのSmack Down、リック・フレアーGMのRAWの間でドラフトを開催。両オーナーがスーパースターを一人ずつ(場合によっては1組)指名していき、それぞれの番組の専属スーパースターとさせることとなった。これ以降、RAWとSmack Downは別ブランドとしてストーリーを進行させていくことになった。 時を同じくして、団体の象徴であったオースチンが怪我により事実上の引退、ザ・ロックも映画俳優に転向を計画しリング上から離れがちになり、RAWではトリプルHを中心とした王座戦線を展開。2003年3月には、かつてのライバルWCWの最大のスターだったゴールドバーグをついに獲得したが、90年代後半のようなプロレスブームの再燃にはならなかった。ゴールドバーグは世界ヘビー級王座を獲得するも2004年の3月には引退。 その中でランディ・オートン、バティスタ、エッジ等の有望な世代が成長し新たなメインイベンターとなる。Smack Downではレスリング出身のブロック・レスナーが史上最年少でWWE王座を獲得する等大いに期待されたが、NFL挑戦のために退団。その後はWWE王座に縁の無かったエディ・ゲレロ、JBLがWWE王座を獲得。ジ・アンダーテイカー、カート・アングル、ビッグ・ショー、レイ・ミステリオ等のベテランも活躍し、王座戦線を盛り上げた。D-ジェネレーションXの復活もまた往年のファンを楽しませ、新しいファンの獲得に一役買った。そんな中、抜群のレスリングセンスとカリスマ性があるランディ・オートンに、女性や子供に人気のあるジョン・シナが徐々にメインイベンターへと上り詰めた。クリス・ジェリコやケインらはその安定した実力をもってして脇を固めるなどし、便利屋のポジションから大いにこの時期を支えた。後に最高位の王座前線に参戦している。 2004年という年はオートン、シナ、エッジ、バティスタ等新世代の時代が始まりの年となった。この4人以外にもカリート、Mr.ケネディ、MVP等の若手がデビューしている。それと時を同じくして、選手の出入りのペースが早まるようにもなった。
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