JFA_全日本U-18女子サッカー選手権大会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > JFA_全日本U-18女子サッカー選手権大会の意味・解説 

JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/12 08:12 UTC 版)

JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会
開始年 1997年
主催 日本サッカー協会
参加チーム数 16
前回優勝 日テレ・東京ヴェルディメニーナ(2年ぶり11回目)
最多優勝 日テレ・東京ヴェルディメニーナ(11回)[1]
サイト 公式サイト
テンプレートを表示

JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会(ジェイエフエイぜんにほんアンダーエイティーンじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、日本サッカー協会が主催する18歳以下のクラブチームによる女子サッカー大会である。

概要

1997年全日本女子ユースサッカー選手権大会(ぜんにほんじょしユースサッカーせんしゅけんたいかい)として第1回大会が開催された。当初は都道府県選抜チームによる対抗戦であったが、第9回大会より単独チームによる大会となった。

各年の国民体育大会開催都道府県にて、国体開催の翌年に開催される[2]

2012年大会より、全日本高等学校女子サッカー選手権大会の開催時期が1月に変更されることに[3]伴い、大会名を「全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会」から「全日本女子ユースサッカー選手権大会」に変更したが、2014年に戻した。

2017年11月1日に日本サッカー協会 (JFA) が発表した「JFAブランディング」の一環としてJFA主催の2018年以降全ての大会名称に "JFA" の文字を加えること、全ての育成年代の大会表記を「全日本U-○○大会」に統一すること[4]から、現在の大会名となっている。また、JOCジュニアオリンピックカップの一環として行われていたが、2022年度大会以降は名称から外されている。

参加資格は18歳以下で、高校・大学チームの選手は参加不可となった。また、開催地も前年度の国民体育大会開催都道府県より、大阪府堺市J-GREEN堺となった[5]

出場チームは、全国の各9地域協会に出場枠が割り振られ、各協会によって選出される。

主催など

第28回(2025年開催)のもの[6]

競技方式

  • ノックアウト方式(3位決定戦なし)
  • 試合時間:90分(前後半各45分)
  • 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
    • 1回戦~準決勝:PK戦により勝者を決定する。
    • 決勝:20分(前・後半10分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK戦により勝者を決定する。

結果

年度 優勝 結果 準優勝 開催地
1 1997年 埼玉県選抜 静岡県選抜
2 1998年 湘南女子 大阪府選抜
3 1999年 NTVメニーナ 静岡県選抜
4 2000年 兵庫県選抜 3 - 1 栃木県選抜
5 2001年 東京都選抜 7 - 1 宮城県選抜
6 2002年 東京都選抜 2 - 1 静岡県選抜
7 2003年 静岡県選抜 0 - 0 aet
(PK 5 - 4)
大阪府選抜 高知
8 2004年 静岡県選抜 2 - 1 大阪府選抜 静岡
9 2005年 日テレ・メニーナ 2 - 0 神村学園 埼玉
10 2006年 常盤木学園 3 - 1 神村学園 岡山
11 2007年 常盤木学園 2 - 1 日テレ・メニーナ 兵庫
12 2008年 常盤木学園 2 - 0 浦和レッズジュニアユースレディース 宮崎
13 2009年 浦和レッズジュニアユースレディース 1 - 0 常盤木学園 大分
14 2010年 日テレ・メニーナ 1 - 0 藤枝順心 熊本
15 2011年 日テレ・メニーナ 1 - 0 aet 常盤木学園 千葉
16 2012年 日テレ・メニーナ 4 - 1 ジェフ千葉レディースU-18 堺市
17 2013年 日テレ・メニーナ 4 - 0 浦和レッズレディースユース
18 2014年 日テレ・メニーナ 5 - 2 浦和レッズレディースユース
19 2015年 セレッソ大阪堺ガールズ 0 - 0
(PK 5 - 4)
日テレ・メニーナ
20 2016年 セレッソ大阪堺ガールズ 4 - 0 浦和レッズレディースユース
21 2017年 ジェフ千葉レディースU-18 1 - 0 セレッソ大阪堺ガールズ
22 2018年 日テレ・メニーナ 2 - 1 セレッソ大阪堺ガールズ
23 2019年 ジェフ千葉レディースU-18 2 - 1 日テレ・メニーナ
24 2020年 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 3 - 2 aet 浦和レッズレディースユース
25 2021年 セレッソ大阪堺ガールズ 2 - 1 浦和レッズレディースユース
26 2022年 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 0 - 0 aet
(PK 4 - 3)
ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
27 2023年 セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 1 - 0 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
28 2024年 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 3 - 1 INAC神戸レオンチーナU-18

チーム別成績

チーム名 優勝年度 準優勝年度
日テレ・東京ヴェルディメニーナ1 11 4 1999,2005,2010,2011,2012,
2013,2014,2018,2020,2022,2024
2007,2015,2019,2023
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-182 4 2 2015,2016,2021,2023 2017,2018
常盤木学園 3 2 2006,2007,2008 2009,2011
静岡県選抜 2 3 2003,2004 1997,1999,2002
ジェフ千葉レディースU-18 2 1 2017,2019 2012
東京都選抜 2 0 2001,2002
浦和レッズレディースユース3 1 6 2009 2008,2013,2014,2016,2020,2021
埼玉県選抜 1 0 1997
湘南学院 1 0 1998
兵庫県選抜 1 0 2000
大阪府選抜 0 3 1998,2003,2004
神村学園 0 2 2005,2006
栃木県選抜 0 1 2000
宮城県選抜 0 1 2001
藤枝順心 0 1 2010
ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ 0 1 2022
INAC神戸レオンチーナU-18 0 1 2024

1NTVメニーナ、日テレ・メニーナ時代を含む。 2セレッソ大阪堺ガールズ時代を含む。 3浦和レッズジュニアユースレディース時代を含む。

得点王

年度 選手名 得点数 試合数 所属校 成績 進路
13 2009年 瀬口七海 7 3 日ノ本学園 グループD 2位 早稲田大学
14 2010年 梅木絢 7 3 神村学園 グループB 2位 広島大学
15 2011年 川原奈央 10 4 日ノ本学園 4位 早稲田大学
年度 選手名 得点数 試合数 所属チーム 成績 進路
16 2012年 鳥海由佳 6 4 日テレ・メニーナ 優勝 日テレ・ベレーザ
長谷川唯 6 4
17 2013年 籾木結花 13 4 日テレ・メニーナ 優勝 日テレ・ベレーザ
18 2014年 安齋結花 7 4 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18 3位 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
19 2015年 植木理子 7 4 日テレ・メニーナ 準優勝 日テレ・ベレーザ
20 2016年 宝田沙織 11 4 セレッソ大阪堺ガールズ 優勝 セレッソ大阪堺レディース
21 2017年 植木理子 5 4 日テレ・メニーナ 3位 日テレ・ベレーザ
22 2018年 細井真琳 5 2 スフィーダ世田谷FCユース ベスト8 東京国際大学
瀧下まひる スフィーダ世田谷FC
23 2019年 大澤春花 8 4 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18 優勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
24 2020年 山本柚月 7 4 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 優勝 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
25 2021年 北原朱夏 5 4 セレッソ大阪堺ガールズ 優勝 セレッソ大阪堺レディース
笹井一愛 3 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ 3位 ノジマステラ神奈川相模原
26 2022年 土方麻椰 6 4 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 優勝 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
27 2023年 栗田七海 4 3 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 準優勝 (在籍中)
松永未夢 4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
武内明香里 (在籍中)
鈴木麻白 3 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ ベスト4
笹井優愛 ノジマステラ神奈川相模原
28 2024年 眞城美春 5 4 日テレ・東京ヴェルディメニーナ 優勝 (在籍中)
玉村海乃 3 セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 3位

脚注

  1. ^ NTVメニーナ、日テレ・ベレーザ時代を含む。
  2. ^ ただし2008年度大会は秋田県での、2010年度大会は新潟県ではなく、宮崎県および熊本県で代替開催された。
  3. ^ “第21回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 大会概要 ~今年度より冬開催が決定~”. JFA. (2012年9月27日). http://www.jfa.or.jp/match/topics/2012/92.html 2012年12月9日閲覧。 
  4. ^ JFAブランディング概要資料 (PDF) - 日本サッカー協会、2018年1月3日閲覧。
  5. ^ “JOCジュニアオリンピックカップ 第16回全日本女子ユースサッカー選手権大会”. JFA. (2012年12月3日). http://www.jfa.or.jp/match/matches/2013/0107joc_cup_u22_w/info.html 2012年12月9日閲覧。 
  6. ^ 大会要項|JFA 第28回全日本U-18女子サッカー選手権大会”. 日本サッカー協会. 2025年1月4日閲覧。

関連項目

外部リンク


「JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JFA_全日本U-18女子サッカー選手権大会」の関連用語

JFA_全日本U-18女子サッカー選手権大会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JFA_全日本U-18女子サッカー選手権大会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS