GP参戦とは? わかりやすく解説

GP参戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 14:26 UTC 版)

エディ・ローソン」の記事における「GP参戦」の解説

1983年キング・ケニーチームメイトとしてマールボロ・ヤマハ・チームと契約し、GP500ccクラス参戦開始した。翌1984年にはライバルと言われスペンサータイトル防衛阻止し早くも初のチャンピオンの座に就いた1986年1988年にも圧倒的な強さ見せてチャンピオン獲得。しかし、88年シーズン後チームオーナージャコモ・アゴスチーニから「マールボロがスポンサーフィーを減らすので、来年契約金減額なければならない。」という話を聞かされるチャンピオン獲得したにも関わらずギャラ落ちてしまうことに納得いかなかったローソンは、フィリップモリスオフィス訪れスポンサー料を増額してもらうよう直談判する。ところがその時に、フィリップモリスチームへのスポンサーフィーを本当大幅に増額する予定だったことを知る。一連の話をローソンから聞いたフィリップモリスは、この場で納得できるギャラ払って直接契約しようとまで提案した。しかし、アゴスチーニの嘘に腹を立てチーム仕事をする意思失っていたローソンは、フィリップモリス提案丁寧に断りこの年限りヤマハ離脱したヤマハ3度チャンピオンになったローソンだが、1989年にロスマンズ・カネモト・ホンダ・チームに電撃移籍ヤマハウェイン・レイニーホンダのトップワークスチームのワイン・ガードナー破りホンダ移籍初年度チャンピオンとなったシーズン前テスト右手負傷しアクセルブレーキ操作支障を来すというハンデ抱えながら、シーズン中13個ものフレーム変更テストをこなしシーズン序盤ポイント稼いでいたレイニーじわじわ追い詰め終盤逆転するというステディぶりを見せた。しかし、来季契約向けてホンダチャンピオンになったローソン前年同様の契約金というとても納得いかない条件オファーしか出さず、またも契約金絡みチーム離脱することになってしまった。 1990年に再びヤマハ移籍。ただし、以前所属していたチーム・アゴスチーニではなく、チーム・ロバーツからの参戦だった。これは、この年ロバーツチームメインスポンサーになったマールボロが、ローソンに対してホンダの2倍の契約金用意していたことも影響していた。第2戦のアメリカグランプリにてブレーキトラブルにより転倒し踵を骨折し長期欠場余儀なくされてしまった。第8戦オランダグランプリからようやく復帰復帰後の8戦全レースポイント獲得しそのうち6戦で表彰台上がっている。負傷欠場響き未勝利ランキング7位となった1991年にカジバ・チームに移籍移籍の際には「あと2年引退する」ことと「カジバを必ず優勝させる」こと。そして「この公約はどれだけのサラリー積まれても決して覆さない」と宣言それまでステディイメージとは異なり激しく攻めレース見せた表彰台獲得精一杯であった。翌1992年ダンロップタイヤへの変更有り更に成績落としてしまうが、見舞われハンガリーグランプリに於いて路面ウェットからドライに変わっていく難しコンディションインターミディエイトタイヤチョイスするというギャンブル作戦が当たり、チーム念願初優勝もたらすローソン地道なバイク開発最後に実を結んだ移籍当時宣言していた通りこの年限りローソンWGP引退その後2輪レースの他に4輪レースにも出場しアメリカでインディ・ライツスポット参戦1994年にはフル参戦ランキング4位。1996年にはCART(現チャンプカー)に参戦した

※この「GP参戦」の解説は、「エディ・ローソン」の解説の一部です。
「GP参戦」を含む「エディ・ローソン」の記事については、「エディ・ローソン」の概要を参照ください。

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