Android 4.4 KitKat
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:52 UTC 版)
「Androidのバージョン履歴」の記事における「Android 4.4 KitKat」の解説
コードネームはネスレ(アメリカではハーシーズ)が製造・販売するチョコレート菓子「キットカット」が由来。スイスのネスレ本社にブランド名の使用許可を得ており、キットカットとAndroidがコラボレーションした商品も発売された。なお、このコードネームが決定するまでは、フロリダ州の伝統的な焼き菓子が由来の「Key Lime Pie(キーライムパイ)」がコードネームとしてGoogleの社内で使用されていた時期もあったが、「キーライムパイの味を知っている者が少ない」といった理由でKitKatに変更された。 バージョンSDKリリース日おもな新機能と変更点API level4.4 2013年10月31日 512MB DRAM対応 NFCがHost Card Emulation対応 印刷フレームワーク ストレージアクセスフレームワーク ハードウェアセンサーのバッチ処理 徒歩検出と歩数カウンタ SMSプロバイダ フルスクリーン没入モード(全てのシステムUIを非表示にできる) アニメーションシーンでの遷移フレームワーク 半透明システムUI 通知領域の改良 Chromium WebView - WebViewがChrome 30ベースとなるが、WebGL, WebRTC, WebAudio(英語版), Fullscreen API, Form validationなどは非対応 動画画面録画 動画再生中のシームレスな解像度切り替え MPEG-DASHのCENC (Common Encryption) 対応 HTTP Live Streaming対応 音声DSPへの音声トンネリング - バッテリの持ち時間が良くなる 音声モニタリング - 再生中のピークやRMSなどを監視 ラウドネスエンハンサ オーディオタイムスタンプ対応 MiracastのWi-Fi認証 RenderScript高速化 C++ API OpenGLSurfaceFlingerのOpenGL ES 2.0化 仮想ディスプレイでのGPU対応 接続Bluetooth HIDP over GATT, Bluetooth MAP IR blasters Wi-Fi TDLS(英語版) アクセシビリティ字幕のシステム全体の設定 画面上の要素のより構造的で意味的な記述 国際化RTLロケールでのDrawableの左右反転 RTL疑似ロケール セキュリティSELinuxをpermissiveからenforcingに切り替え ECDSA(Elliptic Curve Digital Signature Algorithm) とScrypt key derivation function(英語版)対応 マルチユーザーデバイスでVPNの設定がユーザーごとになった FORTIFY_SOURCE level 2対応 メモリ使用量解析Procstats - メモリの使用量を追跡するツール デバイス上でのメモリ使用量解析 Linuxカーネル 3.4 19(4.4-4.4.4) 4.4.1 2013年12月5日 4.4.2 2013年12月9日 4.4.3 2014年6月2日 4.4.4 2014年6月19日 無し
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