Apple Watch Series 3
別名:Apple Watchシリーズ 3
Apple Watch Series 3とは、Appleが販売するスマートウォッチ「Apple Watch」の第3世代モデルである。2017年9月に正式に発表・発売された。
Apple Watch Series 3の最大の特徴は、Apple Watchシリーズで初めてセルラーネットワークに接続できる通信機能を内蔵した、という点にあるといえる。本体にeSIMが搭載されており、iPhoneを通じてアクティベーションすれば、後はiPhoneを経由しなくても直接にデータ通信を授受できる。これによって、iPhoneが手元にない情況でも、Apple Watchを着けていれば、電話をかけたり、メッセージを送ったり、音楽をストリーミング再生したりできるようになった。

Apple Watch Series 3は、初代Apple Watch、初代のマイナーチェンジ版であるApple Watch Series 1、第2世代にあたるApple Watch Series 2の系譜に連なる第3世代である。前モデルと同様、ナイキおよびエルメスとコラボレーションしたバンドも用意されている。
※画像 / Apple Japan
参照リンク
Apple Watch
Apple Watch Series 3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 09:27 UTC 版)
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別名 | Apple Watch 3 |
---|---|
開発元 | Apple |
姉妹機種 | Apple Watch |
種別 | スマートウォッチ |
発売日 | 2017年9月22日 |
販売終了日 | 2022年9月7日 |
OS | watchOS 8.8.1 (2023年6月21日) |
CPU | Apple S3 |
前世代ハード | Apple Watch Series 2 |
次世代ハード | Apple Watch Series 4 |
ウェブサイト |
www |
Apple Watch Series 3(アップルウォッチ シリーズスリー)は、Appleが開発・販売していたスマートウォッチ。アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターで開催された2017年のApple Special Eventで発表された。
概要
Apple Watch Series 3にはApple S3プロセッサが搭載されている[1]。新たにGPS+Cellularモデルが用意され、NTTドコモの「ワンナンバーサービス」、auの「ナンバーシェア」といったサービスを使用して、近くにiPhoneがなくても音声通話の発着信やメッセージ送受信、そのほかのアプリの通信ができるようになった[2]。音声関連の機能も強化されていて、従来モデルもマイクが搭載されていてSiriやiPhoneと繋げた形での音声通話が可能だったが、新モデルでは口を近づけなくとも声を拾い、通話しやすくなった[2]。また、従来は画面表示のみだったSiriの回答が、音声による回答にも対応する[2]。なお、Apple Watch Series 3を利用するには、iOS 11以降がインストールされたiPhone 5s以降のiPhoneが必要である[2]。2022年のWWDCでwatchOS 9に対応しないことが発表され[3]、Ultraが販売される2022年9月まで販売された[4]。
脚注
出典
- ^ “Apple Watch Series 3 - 技術仕様 (日本)”. support.apple.com. 2024年1月28日閲覧。
- ^ a b c d 株式会社インプレス (2017年9月13日). “「Apple Watch 3」が9月22日発売、単体で通話できるように”. ケータイ Watch. 2024年1月28日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2022年6月7日). “[iPhone駆け込み寺 7日のアップル「WWDC 2022」まとめ、iOS 16/iPadOS 16発表、注目の新機能32選!!]”. ケータイ Watch. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “「iPhone 11/12 mini」が販売終了に 「Apple Watch Series 3」も姿を消す”. ITmedia NEWS. 2024年1月28日閲覧。
外部リンク
先代 Apple Watch Series 2 |
Apple Watch 第4世代 |
次代 Apple Watch Series 4 |
Apple Watch Series 3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:06 UTC 版)
「Apple Watch」の記事における「Apple Watch Series 3」の解説
Apple Watch Series 2の後継モデルとして、日本では2017年9月22日から発売された。 Series 3ではGPSモデルとGPS+Cellularモデルがある。GPS+CellularモデルではeSIMを内蔵。フル充電時で、LTEを使った通話時間は約1時間となっている。2021年時点でMVNOでの利用はできない。 日本の場合、NTTドコモ、au、ソフトバンクのいずれかのキャリアでiPhoneと共に契約する必要がある。Apple Payは世界共通で使えるようになり、Series 2とは違い、海外モデルでも日本のSuicaを使うことができるようになった。 バンドはApple Watchの全モデルとの互換性がある。新たにW2チップ、気圧高度計を搭載している。 Apple Watch アルミニウムケースかステンレススチールケースの選択が可能。風防は前モデルと同じくアルミニウムケースがIon-Xガラス製、ステンレススチールケースがサファイアクリスタルである。付属するバンドのバリエーションや金属部分もApple Watch (第1世代)とほぼ同じ。 アルミニウムケースのモデルではGPSモデルとGPS+Cellularモデルを用意。ステンレスモデルではGPS+Cellularモデルのみ。Apple Watch Hermès ステンレススチールケースにエルメスのバンドの組み合わせ。GPS+Cellularモデルのみ。HERMÈS表示等の内部仕様などは前モデルを踏襲している。 Apple Watch Nike+ アルミニウムケースにナイキスポーツバンドが付属。GPSモデルとGPS+Cellularモデルを用意。内部仕様は他のモデルとは若干異なっており、ナイキ表示等の内部仕様などは前モデルを踏襲している。 Apple Watch Edition 前モデル同様にフラッグシップモデルにあたる。GPS+Cellularモデルのみ。ホワイトセラミックに加えてグレイセラミックが追加、風防はサファイアクリスタルである。スポーツバンド、磁気充電ドックが付属。
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