7度目の防衛戦
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2011年11月30日、後楽園ホールでの「G Legend4」のダブルメインとして元WBAミニマム級王者孫抄弄(韓国)相手に7度目の防衛戦。ジャッジ1人がフルマークを付ける3-0(100-91、99-91、99-91)で判定勝ちを収め、ファイナルの小関桃とともに当時JBC女子最多タイ記録となる7度目の王座防衛に成功(2012年2月に多田悦子も並ぶ。小関は同年6月に8度目の防衛成功)。36歳4ヶ月での防衛は当時男女を通じて最高齢記録であったが、2012年10月に藤岡奈穂子に更新された。この試合後、8度目の防衛戦として、WBA・WBO統一王者のジェシカ・ボップとの王座統一戦を行って引退することを示唆している。2年連続となる女子最優秀選手賞を藤岡奈穂子とともに受賞。 2012年1月1日に6歳下の会社員と入籍。 2012年3月22日、後楽園ホールでのフラッシュ赤羽興行(東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ清田祐三VS松本晋太郎)にて、ジェシカ・ボップとエキシビション。 2012年春先にも8度目の防衛戦としてメキシコでIBF王者ジェシカ・チャベスとの統一戦が見込まれていると報道された。
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7度目の防衛戦
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前述のように念願のアメリカのラスベガスへの進出を実現するべく、7度目の防衛戦の相手としてアメリカでも知名度の高いホルヘ・アルセ、アレクサンデル・ムニョスといった強豪選手にラスベガスでのタイトル戦のオファーを出していたが、アルセは母国メキシコでの対戦に固執し、ムニョスは「長谷川には勝てない」と対戦を拒否したため、念願のラスベガス進出は持ち越しとなった。 2008年10月16日、国立代々木第一体育館に於いて、WBC世界同級2位のアレハンドロ・バルデス(メキシコ/21勝(15KO)2敗1分)を挑戦者に迎え7度目の防衛戦に臨んだ。長谷川は常々「サウスポーは苦手」と公言しており、プロボクサー生活において公式戦でのサウスポーとの対戦経験がわずか1度ということもあって、リーチに勝るサウスポーの挑戦者に苦戦も予想されたが、2回2分41秒、レフェリーストップによるTKO勝ち。前回のファッシオ戦に続き2試合連続のKO勝利となった。また、世界王座7度連続防衛は日本人選手としては具志堅用高(元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオン/協栄ボクシングジム)の13度、新井田豊(元WBA世界ミニマム級チャンピオン/横浜光ボクシングジム)の7度に続く2位タイの快挙である。 タイトルを7度連続防衛したことにより、これまで長く日本国内を戦場としていた長谷川が、ラスベガスに進出する計画が持ち上がった。
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7度目の防衛戦
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2011年7月26日、同級2位にランクされるラファエル・マルケス(メキシコ)を相手に7度目の防衛戦を10月1日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスMGMグランドホテル&カジノ内にあるマーキー・ボール・ルームにてメインイベントで行うことを発表。マルケスの戦績は40勝(36KO)6敗、IBF世界バンタム級とWBC世界スーパーバンタム級での2階級制覇を成し遂げていた。西岡は以前からマルケスとの対戦を希望しており、この試合の発表会見と自身のブログにて「マルケスは世界的に知られるすごく強いボクサー。これまでのキャリアの中で一番のビッグファイトだと思う」と語った。 そして迎えた10月1日の試合では、西岡は慎重な立ち上がりを見せ、第5ラウンドと第6ラウンドで左をクリーンヒットさせて優位に立った。第8ラウンドにバッティングで頭部を負傷するアクシデントがあったものの、12回3-0(117-111、116-112、115-113)の判定勝ちを収めた。これにより西岡は日本人ボクサーとして初となるアメリカ合衆国本土での防衛成功と、内藤大助(34歳8か月)を抜き最年長記録を更新する35歳2か月での王座防衛(7度目)を成し遂げた。2度の国外防衛達成は男子としては初であり、女子の富樫直美に次いで2人目である。試合後に帝拳ジム会長の本田明彦は、次の試合で西岡が現役を引退すると表明した。西岡自身は試合から一夜明けた10月2日、現地での記者会見で「現在は何も考えていない」と語り、去就に関する方向性を示さなかった。 2011年12月にはネバダ州ラスベガスで開催されたWBC年次総会に同じく現役世界王者の粟生隆寛、山中慎介とともに出席し、3度目の出席となった西岡はメキシコ政府公認の観光大使を委嘱された。また、2012年1月6日に決定された日本ボクシングコミッションによる2011年度年間表彰にて、西岡が2010年に続いて2年連続の最優秀選手となり、2011年10月1日のラファエル・マルケス戦が年間最高試合に選出された。また、年間表彰式に出席した際には「対戦候補の中で一番強いのは間違いなくノニト・ドネア。次やるなら彼しか見ていない」と語った。
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