3.5インチFD
読み方:さんてんごインチフロッピーディスク
別名:3.5インチフロッピー
【英】3.5 inch floppy disk
3.5インチFDとは、フロッピーディスク(FD)の規格のうち、磁気ディスクの直径が3.5インチである規格のことである。ソニーによって開発された。フロッピーディスクとしては最も一般的な規格であるといえる。
フロッピーディスクは、1970年代から1990年代にかけてPCでよく利用されていた記憶装置である。磁気ディスクを利用し、メディアを交換して読み込ませることができる。このフロッピーディスクは、ディスク直径が8インチ、5インチ、と複数の規格が存在した。最初期に登場した8インチFDなどは、メディアが大きい上、ディスクを保護するジャケットが紙でできており、弱かった。後の規格で小型化、素材の強化が図られている。
3.5インチFDは、ジャケットの素材としてプラスチックが採用され、読み取り部分をシャッターで覆う機構が取り付けられているため、比較的、破損や汚損に強いとされる。容量は複数種類あるが、両面記録・高密度型で、1.44MBまでのデータが記録可能な「2HD」が最も一般的といえる。2HDの登場以前にある程度普及していた、両面倍密度、720KBの2DDと、NECが採用していた1.23MBのバージョンである「2HD」を加えて3種のメディアを読み書きできる「3モードドライブ」が普及した。
3.5インチFDは、パソコンやワープロ専用機などで多く採用され、CD-Rなどの光ディスクやUSBといった記憶媒体が登場するまでは、オフィスや家庭などで主要な記憶装置として広く浸透していた。2000年頃を境として、より大容量で読み書きも高速な光ディスクなどへ急速に移行が進んだが、2000年代終盤を迎えても一部では需要がある。
「3.5 inch floppy disk」の例文・使い方・用例・文例
- 2月の在庫指数は前月比3.5%の上昇で3カ月ぶりのプラスとなった。
- マグニチュード 3.5 の地震.
- 太陽が頭の真上を照らすことができる最北端または最南端の点を表し、熱帯または回帰線の境界を構成する、赤道から約23.5度北または南の緯度に平行な2本の線
- 英国制定の容量測定単位(液体または乾物)で60ミニムや3.5516立方センチメートルと同じ
- ジョンソンの広報担当は「今年の市場は4年前より3.5倍大きくなるだろう。」と話した。
- エアロソアラは,重さが約3.5グラムしかなく,最小回転半径3メートルで飛行できる。
- 2008年10月1日現在の日本全体の面積は37万7943.57平方キロで,前年より13.58平方キロ大きかった。
- これらの像の多くは高さが約3.5メートル,重さが約20トンだが,中には高さが10メートルほどのものもある。
- 各屏風は高さ1.56メートル,幅3.58メートルある。
- この「赤ちゃん」ロボットは身長約50センチで,重さが約3.5キロある。
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