2008年 - 2014年とは? わかりやすく解説

2008年-2014年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:36 UTC 版)

スーパーバイク世界選手権」の記事における「2008年-2014年」の解説

2008年ドゥカティロビー活動実を結び2気筒車両最大排気量が1,200ccに引き上げられた。排気量拡大認められ代わりに1,200cc車両の改造範囲縮小、最低重量は1,000cc車両よりも重く設定され吸気リストリクター装着義務2気筒のみとなった合わせてシーズン中性能調整導入され4気筒勢との成績の差に応じた最低重量増減吸気リストリクター内径変更による吸気調整を行うことになっていた。 2008年ドゥカティ・1098駆るトロイ・ベイリス自身3度目タイトル獲得している。 2009年よりBMWがS1000RRでワークス参戦開始また、2003年以降撤退していたアプリリアV型4気筒のRSV4で復帰したこの年ヤマハベン・スピーズがライダータイトルを獲得ヤマハも初のマニュファクチャラータイトルを獲得している。 この頃から世界同時不況影響により、参戦台数減少へと向かうこととなる。ヤマハMotoGPへ注力のため2011年限り一時撤退した2016年復帰)。一方カワサキモータースポーツ活動主戦場撤退したMotoGPからスーパーバイク世界選手権変更2009年よりワークス体制となった2011年ドゥカティMotoGPへ注力するためワークス参戦中止プライベーターのみの参戦となったが、この年タイトルはアルテア・ドゥカティチームのカルロス・チェカ獲得したドゥカティ2013年ワークス参戦再開したものの、2021年現在これが最後タイトル獲得となっている。 この時期最も成功したマニュファクチャラーアプリリアで、マックス・ビアッジ2010年2012年)とシルヴァン・ギュントーリ2014年)が計3回のライダータイトルを獲得、マニュファクチャラータイトルも4度獲得(2010年2012-2014年)している。アプリリア当初、RSV4のカムシャフト駆動機構市販状態のチェーンからカムギアトレーン変更して参戦していたが、2011年以降レギュレーション変更によりカムシャフト駆動方式市販車両から変更不可となった2012年コスト削減し参戦台数確保する事を目的として、使用できる車両ライダー1人付き1台のみ、予備車両ピットへの持ち込み禁止された。 2013年ホイール直径市販車と同じ17インチ統一し素材アルミ限定マグネシウムホイール禁止)、2気筒車両4気筒車両の最低重量を165kgに統一するレギュレーション変更実施された。この年カワサキニンジャZX-10R駆るトム・サイクス(英語版)がライダータイトルを獲得1993年以来20年ぶりにカワサキタイトルもたらしたこの年最後にBMWワークス参戦停止以後プライベーターへのサポートのみ行っていたが、2019年ワークス参戦再開している。 この年から主催者MotoGPと同じ、ドルナスポーツ変更となった。これは、これまでの主催団体であったインフロントモータースポーツ(旧FGスポーツ)とドルナスポーツ両社親会社企業買収により同一資本傘下となったのを受けてのことである。 2014年参戦台数減少は深刻であり、これに歯止めをかけるためさらなる方策としてエンジン年間使用基数制限(8基)、ギヤボックスギヤ比年間2種類のみ使用可能とされ、さらにエンジン改造Evoクラスこの年限り導入された。カワサキはこのEvoクラスにもワークス参戦、ダビド・サロム(英語版)がクラスタイトルを獲得したEvoクラスにはビモータBMW・S1000RRエンジンを独自のフレーム搭載したBB3参戦カワサキドゥカティEvoクラスの覇を競った車両生産数ホモロゲーション取得必要な台数を満たさなかったため、全戦失格となった

※この「2008年-2014年」の解説は、「スーパーバイク世界選手権」の解説の一部です。
「2008年-2014年」を含む「スーパーバイク世界選手権」の記事については、「スーパーバイク世界選手権」の概要を参照ください。

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