2003 LA7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 07:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動2003 LA7 | |||||||
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2003 LA7 の公転軌道。
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分類 | 太陽系外縁天体[1] | ||||||
軌道の種類 | 共鳴外縁天体 (1:4)[2][3][4] | ||||||
発見 | |||||||
発見日 | 2003年6月1日[5] | ||||||
発見者 | セロ・トロロ汎米天文台[5] | ||||||
軌道要素と性質 元期:TDB 2456600.5 (2013年11月4.0日)[1] |
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軌道長半径 (a) | AU[1] | 75.7 ± 0.2||||||
近日点距離 (q) | [1] | 35.91 ± 0.02||||||
遠日点距離 (Q) | 115.4 ± 0.3 AU[1] | ||||||
離心率 (e) | 0.525 ± 0.001 | ||||||
公転周期 (P) | 240276 ± 800 日 (658 ± 2 年)[1] |
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軌道傾斜角 (i) | [1] | 5.644 ± 0.001 度||||||
近日点引数 (ω) | 271.96 ± 0.06 度[1] | ||||||
昇交点黄経 (Ω) | [1] | 34.144 ± 0.007 度||||||
平均近点角 (M) | 344.58 ± 0.06 度[1] | ||||||
EMoid | 34.8959 AU[1] | ||||||
前回近日点通過 | JED 2226619 ± 809 (1384年3月4日) |
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次回近日点通過 | JED 2466895 ± 9 (2042年1月10日)[1] |
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物理的性質 | |||||||
直径 | 221 km[3] | ||||||
質量 | 1.13 × 1019 kg | ||||||
平均密度 | 2.0 g/cm3(仮定) | ||||||
絶対等級 (H) | 6.5[1] | ||||||
表面温度 |
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別名称 | |||||||
別名称 | |||||||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
2003 LA7 とは、海王星と軌道共鳴している太陽系外縁天体の1つ[1]。
軌道の性質
2003 LA7 の軌道長半径は76AUであり、公転周期は656年から660年である[1]。これは海王星との1:4の軌道共鳴に相当する。実際、2003 LA7 は軌道共鳴していると確認されている中では、最も周期の長い共鳴外縁天体である[2][3][4]。また、共鳴外縁天体の中では知られている限り唯一の1:4の軌道共鳴関係である[2]。なお、これより更に長い、1:5の軌道共鳴の候補として 2003 YQ179 があるが、これはまだ未確定である[7]。
2003 LA7 の軌道離心率は0.52とかなり大きく、近日点距離は35.9AU、遠日点距離は115AUに達する。前回は1384年頃に近日点に達しており、次回は2042年1月1日から1月19日の間に近日点に達すると推定されている。軌道傾斜角は5.64度と小さい[1]。
物理的性質
2003 LA7 の絶対等級は6.5と推定されている[1]。アルベドを0.09と仮定すると、直径は221kmとなる[3]。同じアルベドで、表面温度は近日点で-228℃、遠日点で-248℃になると計算される[6]。また、平均密度を2.0g/cm3と仮定すれば、質量は1.13×1019kgとなる。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r (2003 LA7) JPL Small-Body Database Browser
- ^ a b c MPEC 2009-C70 : DISTANT MINOR PLANETS (2009 FEB. 28.0 TT) Minor Planet Center
- ^ a b c d List of Known Trans-Neptunian Objects Johnston's Archive
- ^ a b c Orbit Fit and Astrometric record for 03LA7 Southwest Research Institute Planetary Science Directorate
- ^ a b c d 2003 LA7 Minor Planet Center
- ^ a b c d Planet Equilibrium Temperature HEC: Calculators
- ^ Orbit Fit and Astrometric record for 03YQ179 Southwest Research Institute Planetary Science Directorate
関連項目
「2003 LA7」の例文・使い方・用例・文例
- 2003年会計年度で
- 2003年、日本政府はクロルピリホスを規制した。
- 私は2003年にタイから日本に来ました。
- 2000年に日本の医療制度が世界一だが、2003年に研修医制度が始まって目に見えて悪くなった。
- 岩と氷の小惑星、冥王星の4分の3ほどの大きさ、2003年に発見された
- カナダの物理学者で、物質の構造を研究するため、原子核の中性子ビームを反射させた(1918年−2003年)
- 米国のカントリーミュージックのシンガーソングライター(1932年−2003年)
- カナダの俳優で、妻のジェシカ・タンディと登場人物のパートを頻繁に演じた(1911年−2003年)
- 米国の泳者で、1926年に英仏海峡を泳いだ最初の女性(1906年−2003年)
- 米国のテニスプレーヤーで、すべての主要な世界シングルス・タイトルを獲得した初の黒人女子選手(1927年−2003年)
- 米国の映画女優で、スペンサー・トレイシーと多くの映画で共演した(1907年−2003年)
- 米国のアーティストで、線で描かれた風刺画で知られる(1904年−2003年)
- 米国のコメディアン(英国生まれ)で、ビング・クロスビーと共に映画に出演した(1903年−2003年)
- 米国の演出家、映画監督(トルコ生まれ)で、メソッド・アクティングの信奉者(1909年−2003年)
- 米国の漫画家で、戦争中の兵士のスケッチが有名(1921年−2003年)
- 米国の社会学者(1910年−2003年)
- 米国の政治家で教育者(1927年−2003年)
- 最初の原子爆弾および最初の水素爆弾に取り組んだ米国の物理学者(ハンガリー生まれ)(1908年−2003年)
- 英国の哲学者で、道徳学をよみがえらせたことで高い評価を得ている(1929年−2003年)
- 2003年に中国本土でおそらく端を発する知られていない原因による呼吸器官の病
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