2月8日の誕生花

実用日本語表現辞典

2月8日の誕生花

2月8日の誕生花には、「シャクヤク」「キンセンカ」「ユキノシタ」「ホトケノザ」がある。誕生花といわれると、特別な贈り物の花と想像しがちだが、実際は誕生花には身近な花も数多く該当する。

たとえば都道府県ごとに設定されているシンボルの花がある。その都道府県に縁がある花が設定されている。北海道であれば「ハマナス」がシンボルの花である。「ハマナス」は7月5日・9月7日の誕生花であり、花言葉は「悲しくそして美しく」である。また、東京都であれば「ソメイヨシノ」がシンボルの花にあたる。「ソメイヨシノ」は3月28日の誕生花であり、花言葉は「優れた美人」「純潔」である。他にも静岡県のシンボルの花は「ツツジ」であり、6月7日の誕生花に設定されている。花言葉は「節度」「慎み」である。

このように、身近にある花が誕生花となっていることも多く、自分の誕生花を部屋に飾るなどして楽しむこともできる。

2月8日の誕生花一覧

2月8日生まれの誕生花は、「シャクヤク」「キンセンカ」「ユキノシタ」「ホトケノザ」である。


■シャクヤク
「シャクヤク（学名：Paeonia lactiflora）」はボタン科ボタン属の花である。草丈が60～120センチ程で、花の色はピンク・白・黄・赤・オレンジ・複色があり、豪華かつ上品な花で人気がある。原産地は中国・モンゴルで耐寒性が強い。旬の季節は初夏で、開花時期は5月～6月頃である。シャクヤクを誕生花にしている日は他にも、5月14日・7月24日がある。シャクヤクには、日本生まれのシンプルな花形の「和シャクヤク」とヨーロッパ生まれの花弁の数が多い「洋シャクヤク」がある。「洋シャクヤク」はこの他にも香りが強いことが特徴である。また現在では、この二つを組み合わせた品種も誕生している。

●シャクヤクの花言葉
・恥じらい
・はにかみ
・謙虚
・つつましさ
・威厳


■キンセンカ
「キンセンカ（学名：Calendula officinalis）」はキク科キンセンカ属の花である。草丈が10～60センチ程で、花の色は黄・オレンジ・複色があり、開花期間が長いという特徴がある。原産地は地中海沿岸エリアで、耐寒性が強く初心者でも育てやすいことから花壇を彩る花としてもよく利用されている。旬の季節は春で、開花時期は12月～5月頃である。キンセンカを誕生花にしている日は他にも、1月12日・1月20日・2月9日・3月26日がある。キンセンカの原種は約20種で、花の色の他にも花の大きさや花弁数がそれぞれ異なる。

また、キンセンカは食用としての役割もあり、ハーブティーや天ぷらなどにも活用されている。キンセンカの花言葉は、誕生日や記念日の贈り物としては相応しくないので、自分の部屋に飾ったり庭に植えたりする方が良いと考えられる。

●キンセンカの花言葉
・別れの悲しみ
・悲嘆
・寂しさ
・失望


■ユキノシタ
「ユキノシタ（学名：Saxifraga stolonifera）」はユキノシタ科ユキノシタ属の花である。草丈は10～60センチで、花の色はピンク・白がある。小さな花弁には赤紫色の斑点の模様もある。原産地は日本・中国・朝鮮半島で、耐寒性および耐陰性が強い。旬の季節は初夏で、開花時期は5月～7月頃である。ユキノシタを誕生花にしている日は他に、12月6日がある。

また食用としての一面もあり、葉を天ぷらなどにして食べることができる。

●ユキノシタの花言葉
・深い愛情
・博愛
・恋心
・好感


■ホトケノザ
「ホトケノザ（学名：Lamium amplexicaule）」はシソ科オドリコソウ属の花である。草丈が10～30センチ程で、花の色は紫・赤があり、小さい花で可憐な印象を与える。原産地は日本・東アジア・ヨーロッパである。旬の季節は早春で、開花時期は2月～5月頃である。ホトケノザは群生する性質があり、公園や庭、畑などの身近な場所にも生育する。雑草として扱われることもあるが、畑に生育している場合はそのおかけで土の状態が良くなるなどいくつかのメリットもある。

●ホトケノザの花言葉
・調和
・輝く心

（2022年5月20日更新）