すっぽん【×鼈】
読み方:すっぽん
1 カメ目スッポン科の爬虫(はちゅう)類。淡水産のカメで甲長約35センチ。甲はほぼ円形で軟らかく、暗青灰色。くびが長く、吻(ふん)部は管状。あごの力が強く、よくかみつく。北海道を除く日本各地、朝鮮半島、中国、インドシナ北部の河川にすむ。食用。民間で薬用にする。かわがめ。どろがめ。まる。
2 歌舞伎劇場で、本花道の七三(しちさん)にある方形の切り穴。床板が上下し、多くは妖怪変化などに扮(ふん)した役者の出入りに使用される。
べつ【×鼈】
読み方:べつ
スッポンのこと。
鼈
スッポン
(鼈* から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 08:24 UTC 版)
スッポン(鼈・龞・鱉、丸魚、Pelodiscus sinensis)は、爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されるカメ。「キョクトウスッポン」「アジアスッポン」「ヒガシアジアスッポン」「シナスッポン」「チュウゴクスッポン」「ニホンスッポン」の名で呼ばれることもある(ニホンスッポンとチュウゴクスッポンに亜種を分ける説もある)。
- ^ “肉類/<その他>/すっぽん/肉/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等”. 食品成分データベース. 文部科学省. 2021年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
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- ^ 樋泉岳二「漁撈活動の変遷」西本豊弘編『人と動物の日本史1 動物の考古学』(吉川弘文館、2008年)、p.143
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- ^ 江馬務『日本妖怪変化史』中央公論新社〈中公文庫〉、1976年、37頁。ISBN 978-4-12-200349-1。
- 1 スッポンとは
- 2 スッポンの概要
- 3 分布
- 4 文化
- 5 保護上の位置づけ
鼈(スッポン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 02:22 UTC 版)
木下謙次郎は大分県宇佐市安心院の出身であり、木下謙次郎自身のかつての経験や思い出が語られている。スッポンの生態やどのように捕らえるかも描かれているのだが、序文で北里柴三郎は「深淵の水をすくって鼈が何匹生息しているかを霊感するのは著者自らの話であるかのようにも読める。このカ所がこの本におけるいわゆるシュンであろう」と述べている。後半はスッポンの漁方、良いスッポンの見分け方、さばき方、料理法について述べられている。
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鼈
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