香典返しとは? わかりやすく解説

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こうでん‐がえし〔カウデンがへし〕【香典返し】

読み方:こうでんがえし

香典受けた返礼として品物を贈ること。また、その品物


香典返し 【こうでんがえし】

返礼品参照香典へのお礼として遺族品物返すこと。

香典

(香典返し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 03:24 UTC 版)

香典(こうでん。香奠とも表記)とは、仏式等の葬儀死者の霊前等に供える金品をいう。香料ともいう。「香」の字が用いられるのは、線香の代わりに供えるという意味であり、「奠」とは霊前に供える金品の意味である。通例、香典は、香典袋(不祝儀袋)に入れて葬儀(通夜あるいは告別式)の際に遺族に対して手渡される。


  1. ^ a b 女子パウロ会オンラインショッピング 封筒(お花料、お祝い、お見舞い、お礼他) 女子パウロ会
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香典返し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 16:19 UTC 版)

香典」の記事における「香典返し」の解説

現在では、忌明け遺族が香典返しを送ることも多い。忌明けとは、仏式ならば四十九日法要後、神式ならば五十日祭を終えた後である。キリスト教では忌中という概念はないが、死後1ヶ月後の昇天召天記念日のあとに仏式などに倣って香典返しを送る。 香典返しの金額は、香典の3割から5割であることが多い。一律に同じ物を贈ることもあれば、香典の額に応じて変えることもある。香典返しの品は、食品消耗品が多いが、コーヒー菓子・のり・砂糖タオル寝具せっけん食器など様々である。 香典返しには、仏式ならば「志」「忌明志」と表書きし、白黒あるいは灰色結び切り水引をかける。関西地方では、「満中陰志」と表書きし、黄白水引をかける。「中陰」とは四十九日のことである。神式では「偲(偲び草・しのび)」または「志」と表書きし、白黒あるいは双銀の結び切り水引をかける。キリスト教式では、「召天記念」(プロテスタント)・「感謝」・「志」と表書きする。水引かけない。 香典返しには、会葬御礼忌明け報告兼ねた挨拶状同梱する。挨拶状には故人戒名を記すことも多い。仏式文中用いられる七七日忌」「七七忌」とは四十九日のことである。なお、浄土真宗場合は、四十九日という概念がないため、いわゆる忌明け」は「三十五日」あるいは「五七日」を以ってなされる場合みられる。 ただし、北海道では、会葬御礼挨拶状と、数百程度品物香典領収書と共に通夜時に渡され忌明け時に香典返しを行うことはないことが多い。 その他、伊勢地方では香典返しを「代非時(だいひじ)」といい通夜会場渡される伊勢地方お茶産地でもある事からお茶をもらう事が多い。その他、奈良県一部地域和歌山県では香典返しの手間をはぶくため、その場半額ないし一部金額返金される所もある。その返金される金額に、2000円紙幣使用される場合が多い。

※この「香典返し」の解説は、「香典」の解説の一部です。
「香典返し」を含む「香典」の記事については、「香典」の概要を参照ください。

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