神式(神道)の葬儀・法要の儀式
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神式による通夜祭(つやさい=仏式の通夜)・葬場祭(そうじょうさい=仏式の葬儀)では、仏式の焼香に当たる「玉串奉奠」が行われます。玉串とは榊に御幣(ごへい=四手とも言う)を付けたものを言い、奉奠(ほうてん)とは神前に供えることを言います。神官が奉奠した後に、喪主・遺族・親戚・友人・知人・一般の会葬者の順序で行ないます。
会葬参列での心得
服装は通常の葬儀衣装で参列します。神式では数珠は用いません。席次や拝礼順序、また弔問挨拶などは、仏式に準じて行なわれます。
お供え物は、野菜・果物・菓子・乾物・魚介類などの他に清酒などもお供え出来ます。
祭礼は、斎主(神官)入場、修祓(しゅうばつ)・拝礼、献饌(けんせん)、祭詞奏上(さいしそうじょう)、玉串奉奠、撤饌(てっせん)・拝礼、の順に行われていきますが、その内以下のものについては斎主(神官)に合わせて参列者一同が行動を伴にします。
尚、斎主にあわせて手をたたく際は、祝賀や霊祭の際は拍手(かしわで)と言って音を立てますが、葬儀の際は「しのび手」といって、音をたてずに手を合わせるようにたたくのがしきたりです。
参列の順序
神式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 23:20 UTC 版)
主に通常の神社と大差ない方式で祀られている。『延喜式神名帳』に「大帯姫廟神社」(現・宇佐神宮本社の一つ)とあるが、一方では『神名帳』にないが延喜式の式部式の項に「橿日廟」(現・香椎宮)とあり、神社と区別されている例もあったらしい。 有名なものでは豊国神社や日光東照宮がある。江戸時代に創建された各藩の藩祖を祀る神社や明治以降に創建された別格官幣社などがある。また、戦死者などを祀る靖国神社、殉職警察官、消防士などを祀る弥生神社(現・弥生慰霊堂)、航空事故犠牲者を祀る飛行神社など、集合的に慰霊を目的として祀る例も多い。 上記の例を見ても分かるように、政治権力や政策と結びつくことも多い。 天満宮も菅原道真を祀るので廟には違いないが、天神としての神を祀っているという認識の方が一般的である。 霊廟としての神社・祖霊社では、建築様式に権現造が用いられることが多い。
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神式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:48 UTC 版)
江戸時代以前には仏式の墓が主流であった。明治時代の神仏分離政策により、神葬祭用の墓が建てられるよう政府が公営墓地を急造した。これにより民営墓地以外でも神道の墓が建てられるようになった。神道では死は穢れとされていることから、通常は神社境内に墓地はないが、神社が事業主体となった神道専用の墓地も見られる。神式の墓は一般には「奥都城」と呼ばれる神道式の三段墓で、上記の和型三段墓と似ている。
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神式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:09 UTC 版)
葬儀や神葬祭の項も参照 白木の八脚案(八本の脚のついた案(台))の2段(または3段)の祭壇に遺影、遺骨、花瓶および榊、洗米・塩・酒(お神酒)などが置かれる。
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「神式」の例文・使い方・用例・文例
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