神式とは? わかりやすく解説

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しん‐しき【神式】

読み方:しんしき

神道決まりに従って行う儀式。「葬儀を—で執り行う


神式(神道)の葬儀・法要の儀式

玉串奉奠(たまぐしほうてん)

参列の順序神式による通夜祭(つやさい=仏式通夜)・葬場祭(そうじょうさい=仏式の葬儀)では、仏式焼香に当たる「玉串奉奠が行われます玉串とは御幣(ごへい=四手とも言う)を付けたものを言い奉奠(ほうてん)とは神前供えることを言います神官奉奠した後に、喪主遺族親戚友人知人一般会葬者順序行ないます

玉串奉奠の作法はこちら

会葬参列での心得

服装通常の葬儀衣装参列します。神式では数珠用いません。席次拝礼順序、また弔問挨拶などは、仏式準じて行なわれます。
お供え物は、野菜・果物菓子乾物魚介類などの他に清酒などもお供え出来ます
祭礼は、斎主(神官)入場修祓(しゅうばつ)・拝礼献饌けんせん)、祭詞奏上(さいしそうじょう)、玉串奉奠撤饌(てっせん)・拝礼、の順に行われていきますが、その内以下のものについては斎主(神官)に合わせて参列一同が行動を伴にます。
尚、斎主あわせて手をたたく際は、祝賀霊祭の際は拍手かしわでと言って音を立てますが、葬儀の際は「しのび手」といって、音をたてずに手を合わせるようにたたくのがしきたりです。

参列の順序

  1. 斎主入場に際しては、参列一同起立してこれを迎えます。座式の場合頭を下げて迎えます
  2. 修祓の儀にて斎主により幣束式場一切祓い清められ、その際参列者に向かってお祓いありますので、その際参列一同ともに頭を下げてお祓い受けた後、斎主霊前への一拝合わせてもう一度頭を下げます。
  3. 祭詞奏上にて斎主祭詞奏上している間は、参列一同ともに頭を下げてうけたまわります
  4. 撤饌の際にも斎主霊前への一拝合わせて参列一同ともに頭を下げます。


神式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 23:20 UTC 版)

「廟」の記事における「神式」の解説

主に通常の神社大差ない方式祀られている。『延喜式神名帳』に「大帯姫廟神社」(現・宇佐神宮本社一つ)とあるが、一方では『神名帳』にないが延喜式式部式の項に「橿日廟」(現・香椎宮)とあり、神社区別されている例もあったらしい。 有名なものでは豊国神社日光東照宮がある。江戸時代創建された各藩藩祖祀る神社明治以降創建された別格官幣社などがある。また、戦死者などを祀る靖国神社殉職警察官消防士などを祀る弥生神社(現・弥生慰霊堂)、航空事故犠牲者祀る飛行神社など、集合的に慰霊目的として祀る例も多い。 上記の例を見て分かるように、政治権力政策結びつくことも多い。 天満宮菅原道真祀るので廟には違いないが、天神としての神を祀っているという認識の方が一般的である。 霊廟としての神社祖霊社では、建築様式権現造用いられることが多い。

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「神式」を含む「廟」の記事については、「廟」の概要を参照ください。


神式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:48 UTC 版)

墓石」の記事における「神式」の解説

江戸時代以前には仏式の墓が主流であった明治時代の神仏分離政策により、神葬祭用の墓が建てられるよう政府公営墓地急造した。これにより民営墓地以外でも神道の墓が建てられるようになった神道では死は穢れとされていることから、通常神社境内墓地はないが、神社事業主体となった神道専用墓地見られる。神式の墓は一般には「奥都城」と呼ばれる神道式の三段墓で、上記和型三段墓と似ている

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神式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:09 UTC 版)

後飾り壇」の記事における「神式」の解説

葬儀神葬祭の項も参照 白木の八脚案(八本の脚のついた案(台))の2段(または3段)の祭壇遺影遺骨花瓶および洗米・塩・酒(お神酒)などが置かれる

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