神式(神道)の葬儀・法要の儀式
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神式による通夜祭(つやさい=仏式の通夜)・葬場祭(そうじょうさい=仏式の葬儀)では、仏式の焼香に当たる「玉串奉奠」が行われます。玉串とは榊に御幣(ごへい=四手とも言う)を付けたものを言い、奉奠(ほうてん)とは神前に供えることを言います。神官が奉奠した後に、喪主・遺族・親戚・友人・知人・一般の会葬者の順序で行ないます。
会葬参列での心得
服装は通常の葬儀衣装で参列します。神式では数珠は用いません。席次や拝礼順序、また弔問挨拶などは、仏式に準じて行なわれます。
お供え物は、野菜・果物・菓子・乾物・魚介類などの他に清酒などもお供え出来ます。
祭礼は、斎主(神官)入場、修祓(しゅうばつ)・拝礼、献饌(けんせん)、祭詞奏上(さいしそうじょう)、玉串奉奠、撤饌(てっせん)・拝礼、の順に行われていきますが、その内以下のものについては斎主(神官)に合わせて参列者一同が行動を伴にします。
尚、斎主にあわせて手をたたく際は、祝賀や霊祭の際は拍手(かしわで)と言って音を立てますが、葬儀の際は「しのび手」といって、音をたてずに手を合わせるようにたたくのがしきたりです。
参列の順序
「神式の葬儀」の例文・使い方・用例・文例
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