香典袋とは? わかりやすく解説

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こうでん‐ぶくろ〔カウデン‐〕【香典袋】

読み方:こうでんぶくろ

香典入れるための袋。


香典袋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 16:19 UTC 版)

香典」の記事における「香典袋」の解説

香典袋は、葬儀宗教相手宗旨宗派合わせて使い分ける仏式の香典袋は、白無地か蓮の花絵柄入った包みに、「御霊前」・「御香料」・「御香奠御香典)」と表書きし、白黒あるいは双銀(銀一色)の結び切り水引をかける。「御佛前御仏前)」は、四十九日七七日忌)以後法要用いるのが一般的葬儀終わって故人霊魂成仏した後は「御佛前」、それまでは「御霊前」との考え方。ただし、浄土真宗場合、人は死後すぐに仏になるという思想を持つため、香典であっても御佛前と書く。また、京都では宗派限らず御佛前」とし黄白水引結び切り(あわじ結び)にする。なお、「典」や「仏」は略字のため、基本的には「奠」や「佛」と書く。 神式では、香を用いないため香典呼ばない白無地の包みに、「御霊前」・「玉串料」・「御料」と表書きし、白黒あるいは双白(白一色)の結び切り水引や麻緒(あさお)の結び切りをかける。 キリスト教式では、教派によって多少異なるが、白無地の封筒か「御花料」の表書き白百合十字架などが印刷され市販封筒用いる。水引かけないもしくは双銀の結び切りにする。カトリック場合には「御ミサ料(御弥撒料)」と書かれる、という記述書籍等見られるが、これは全く誤りで、実際にカトリック通夜葬儀信者が主に用いるのは決して「御ミサ料」などではなくプロテスタントなどと同様のお花料御花料)」である。カトリック修道会等では「お花料」の文字印刷され封筒販売されているが、「御ミサ料」なる封筒販売されていないカトリック信者以外の一般参列者も「御花料と書くのが望ましいとされるが、「御霊前」や「御香典と書いても特に失礼にあたると考えられることはほとんど無い。なお、「御ミサ料」とは本来、遺族追悼ミサ等を依頼してそのお礼として司祭謝意を表する際に用いられるものだが、ミサには料金発生するものではないとの理由から、この場合ミサ御礼」などの表書き一般的に用いられている。 キリスト教プロテスタント福音派では、異教偶像崇拝と関係があるとみなされるため「御香典」・「御霊前と書いてはならず、「御花料と書かれる。「葬儀代」と書立場もある。 どの宗教よるもの不明な場合は、白無地の包みに、「御花料」「御霊前」と表書きし、白黒あるいは双銀の結び切り水引をかけるのが無難であるとする見解もある。

※この「香典袋」の解説は、「香典」の解説の一部です。
「香典袋」を含む「香典」の記事については、「香典」の概要を参照ください。

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