阿宗神社とは? わかりやすく解説

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阿宗神社

読み方:アソジンジャ(asojinja)

教団 神社本庁

所在 兵庫県龍野市

祭神 神功皇后 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

阿宗神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 04:21 UTC 版)

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阿宗神社
所在地 兵庫県たつの市誉田町広山492
位置 北緯34度50分52秒
東経134度33分53秒
座標: 北緯34度50分52秒 東経134度33分53秒
主祭神 神功皇后
応神天皇
玉依姫命
息長日子王
社格 伝・式内社
旧県社
旧神饌幣帛料供進指定社
創建 伝・欽明天皇32年(571年)
本殿の様式 流造
例祭 10月第3日曜日
地図
阿宗神社
阿宗神社 (兵庫県)
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阿宗神社(あそうじんじゃ)は、兵庫県たつの市誉田町広山にある神社式内社で、旧社格は県社

祭神

主祭神
配祀神

歴史

欽明天皇32年に、宇佐八幡宮より勧請されて立岡山に鎮座した式内社が、鎌倉期に広山の現在地へ遷座。江戸期には弘山八幡宮と称する。立岡山の旧地には小宮がその後も存在していたが、旧阿宗神社は次第に寂れ、明治中期に現・阿宗神社に遷され、広山の八幡宮は阿宗神社へ改称する。明治初年まで、天台宗斑鳩寺別当持ちの神社で、神職は不在であった。旧神饌幣帛料供進社。

年表

欽明天皇32年(571年大伴狭手彦が勅を奉じて宇佐八幡宮の分霊を立岡山に勧請した
天平宝字8年(764年) 藤原貞国、新羅軍追討の祈願を行う
延長5年(927年延喜式の小社に列格
文治5年(1189年) 内山城主鹽津義綱[1]揖東郡廣山村の現在地に遷座
文永3年(1266年) 杜殿風壊につき再建、楽々山円勝寺別当持となり、神輿行幸の祭典が始まる(それ以前は、紀内山太夫・綾部竹之進らが宮守として奉仕する)
正応元年(1288年時宗開祖の一遍上人が和歌を奉納
建武3年(1336年新田義貞足利尊氏討伐の為に本営を置く
嘉慶2年(1388年)3月 国司前越後守赤松顕則が田地を寄進
天文6年(1537年) 樂々山円勝寺が廃寺となり、斑鳩寺がこれに替わって別当寺となる
天文10年(1541年12月2日 兵火のために社殿及び末社を焼失
天文18年(1549年) 地頭代官周東宗次が鳥居を再興
元亀3年(1572年10月25日 社殿が炎上する
天正2年(1574年) 9月 弘山八幡宮として再建
慶長12年(1607年) 舞殿・拝殿再建
寛政5年(1793年) 本殿の屋根替を行い、龍野城主生駒侯御供田三反を寄進
文化7年(1810年) 八幡宮1500年忌祭を執行し、相撲を興行した記録あり    
文化8年(1811年) 京都吉田家吉田神道)鈴虎縫殿、巡回の節に式内極書を下す
天保3年(1832年) 龍野藩主脇坂淡路守雨請祈願をする
明治期に阿宗神社に改称
明治7年(1874年)2月(明治4年4月とも) 郷社に列格
明治13年(1880年) 幣拝殿建て替えが落成し、正遷宮及び臨時祭典を執行
明治14年(1881年)6月 縣社に昇格
大正5年(1916年) 神饌幣帛料供進神社指定

現地情報

所在地
交通アクセス
周辺

脚注

出典

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  1. ^ 新羅三郎義光の長男・塩津太郎の孫。文治2年(1186年)、源頼朝の下文により近江国より揖保郡内山に移住。塩津左衛門佐義元が延徳年間に広山に移住し、塩津家の祖となる。『兵庫県神社誌』

外部リンク


阿宗神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/06 11:31 UTC 版)

立岡山」の記事における「阿宗神社」の解説

大和朝廷時代には、阿宗神社の前身、北の宮(一の宮)岡ノ峯八幡祀られた場所でもある。『地誌 播磨鑑』によると、「阿宗神社 広山の郷阿宗村にあり、古老曰わく、今の広山八幡がこれで、上代には立岡山にあった祭神は阿宗親王を祭る由伝える。」とある。すなわち、文治5年(1190)正月立岡山にあった社を内山城塩津左衛門尉義経が、自分領地広山遷座したのである現在の阿宗神社の始まり)。岡ノ峯八幡跡地には、現在、天満宮祀られている。 一方広山の阿宗神社は、1355年足利義詮(後の室町幕府二代将軍)が山名時氏討伐のために本営置いた場所である。

※この「阿宗神社」の解説は、「立岡山」の解説の一部です。
「阿宗神社」を含む「立岡山」の記事については、「立岡山」の概要を参照ください。

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