開局当初の動きとは? わかりやすく解説

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開局当初の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 03:29 UTC 版)

中部日本放送」の記事における「開局当初の動き」の解説

開局数日前小嶋源作全社員に『これから我々は、NHK島に敵前上陸敢行するNHK牙城に迫る民放第一陣として、その使命は重い。諸君はこの決意邁進されたい。』と鼓舞激励したCBC名古屋放送局であるが、開局段階から放送番組に関して東京との結び付き不可欠とされていた。したがってCBCでは東京キー局求めることとなったが、中日新聞競合する朝日新聞毎日新聞系列局では具合悪かったため、当時名古屋進出しておらずかつ中日編集協定結んでいた読売新聞手を携えることとした。こうして読売母体読売放送(略称・YBC)が設立され開局目指したが結局ペーパーカンパニー終わり一切ラジオ東京JOKR現在のTBSラジオ)に統合された。このためCBCラジオ東京キー局とする事となった。また、そのこときっかけザ・ビートルズ来日公演読売新聞共同主催することとなった上記矛盾するようではあるが、昭和30年代一時期、『朝日新聞ニュース』『毎日新聞ニュース』の放送行っていた(名古屋テレビ開局とともに終了)。これは#中日ドラゴンズとの関係の項目で触れた東海テレビ開局時の様々な問題こじれたことによる副産物である。つまり、中日とはドラゴンズ独占中継得ていたのが東海テレビ割り込む形で中継を得ることとなり、CBC中日との関係が複雑になったためと、元々朝日毎日の2社ニュースメインとする予定であった東海テレビ結局中日ニュースメインとして放送することに決めたので、両社抗議の意味CBCニュース放送申し入れ行ったところ、既述通りCBC中日との関係が複雑となっていたこともあってこれを了承したため。 浜松放送局開設しようとして地元静岡放送 (SBS) と競合した。 その他中部地区ラジオ・テレビ各局各局の開設に伴い、以下の支援行っている。 信濃放送信越放送 (SBC) は創業時出資状況芳しくなく、地元信濃毎日新聞支援期待できなかったことから代わりにCBC支援の手を差し伸べることとなり、当時CBC番組直接受信しそのまま中継しようと検討していた。 北日本放送 (KNB) も先行きが不安であったことや、戦前から中日母体である新愛知名古屋新聞北陸進出していた関係で、CBC首脳陣KNB首脳陣にも交流があったためCBCKNB一部出資行っていた。 福井放送 (FBC) は開局直後経営悪化地元福井新聞とは無関係であったことから、CBC中日新聞とともにFBC支援乗り出すこととなり契約締結まで漕ぎ着けたが、その後FBC経営権握った加藤ビルディング一派により契約解除されCBC中日新聞撤退その代わりFBC福井新聞と関係を結んだ三重県県域局ラジオ三重 (RMC) は経営難から中日新聞支援乗り出したが、中日CBC対しラジオ三重への支援要請CBC電波料増額し増額分をラジオ三重付け回すように指示した。別エリアにあるネット局対するのならともかく、同一エリア内競合局に対するこの行為スポンサーへの背信となるためCBC拒絶。それでも中日への義理を果たすため、以降営業支援金毎月一定CBCからラジオ三重送金されていた。なお、このラジオ三重近畿東海放送 (KTB) を経て1959年岐阜ラジオ東海 (RTC) と合併現在の東海ラジオ放送 (JOSF) となっている。 チューリップテレビ (TUT) には、CBC設立当初から出資行っている。また、CBC同局の3.00%の保有する主要株主でもある。 鉄道無線利用した鉄道放送企画長距離列車乗客対象として需要があると判断当時運輸省現在の国土交通省)へ積極的に働きかけたが、実現には至らなかった。なお、鉄道無線利用したラジオ放送は、ラジオ関東JORF現在のラジオ日本)が1958年12月から1964年までの朝夕ラッシュ時東急東横線急行電車車内にて同社ニュース番組放送する形で実現している。

※この「開局当初の動き」の解説は、「中部日本放送」の解説の一部です。
「開局当初の動き」を含む「中部日本放送」の記事については、「中部日本放送」の概要を参照ください。

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