金銀鍍龍首水瓶〈/(法隆寺献納)〉
主名称: | 金銀鍍龍首水瓶〈/(法隆寺献納)〉 |
指定番号: | 240 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1994.06.28(平成6.06.28) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 唐 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 以上の五件は、明治十一年法隆寺の困窮を救うために下賜された御内帑金に対する御礼として、法隆寺から皇室に献納された宝物類(法隆寺献納御物の名で親しまれ、正倉院の宝物と並び称されている)の中に含まれているものである。 銀竜首胡瓶【ぎんりゆうしゆこへい】は、高さ約五〇センチ、銀製鍍金【ときん】の大形の水瓶で、蓋と口は竜の首を、そして把手は竜身をかたどり、ゆたかに下方にふくらんだ胴部には、向かい合って足掻く翼馬を前後一組ずつ線刻する。また竜の眼に緑の吹玉を入れるなど、意匠にすぐれ、技法も精妙をきわめ、かつその形姿も秀でて、まさに水瓶中の王者といいうる傑作である。唐の作。 |
竜首水瓶
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