金銅密教法具とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 金銅密教法具の意味・解説 

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 2622
枝番 00
指定年月日 2004.06.08(平成16.06.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数 5口
時代区分 鎌倉
年代 14世紀
検索年代
解説文: 密教修法用いられる密教法具である。
 総体鋳造鍍金で、細部には線刻彫り施している。
 金剛盤五鈷鈴独鈷杵三鈷杵五鈷杵五種からなるいわゆる皆具【かいぐ】の遺例で、各々法量や、連珠文帯、蓮弁飾り、蘂などの形制および作風共通性からみて、五点一具として製作されたものが伝存したと考えられる
 いずれも重厚な造りで、金剛盤横幅対する縦幅の比率高く、縁が鎬【しのぎ】立って高い点、五鈷鈴と鈴身が別鋳になり、鈴身の口縁が端部大きく広がってかつ縁高い点、各蓮弁飾り重弁で、中鈷や独鈷に匙面【さじめん】をほとんど取らない点など、鎌倉時代後期特色濃厚であるが、その造り堅実破綻がなく、雄健かつ細緻仕上げた金工技術優れている
 製作当初五種一具である皆具遺例は、国宝・金銅密教法具(広島厳島神社鎌倉時代)をはじめ、重文・金銅密教法具(大阪藤田美術館鎌倉時代)、重文両部大壇具奈良室生寺鎌倉時代)など数少ない技術優秀にして製作当初五種具備した皆具稀少例として貴重である。
 なお金剛盤に蓮華座据えたり、各部や鈴身に連珠文帯をあしらう点は、先述厳島神社品(鈴身に胎蔵界四仏種子を表す)や、室生寺品(両部のうち胎蔵界分)にも看取される特色であり、本件胎蔵界たいぞうかい】に関わる法具として製作され可能性が高い。

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 180
枝番 00
指定年月日 1955.06.22(昭和30.06.22)
国宝重文区分 国宝
部門種別 工芸品
ト書
員数 1具
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 701
枝番 00
指定年月日 1955.06.22(昭和30.06.22)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数 3口
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 725
枝番 00
指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 2022
枝番 00
指定年月日 1959.12.18(昭和34.12.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 2077
枝番 00
指定年月日 1961.06.30(昭和36.06.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

金銅密教法具

主名称: 金銅密教法具
指定番号 2225
枝番 00
指定年月日 1967.06.15(昭和42.06.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品
重要文化財のほかの用語一覧
工芸品:  金銅密教法具  金銅密教法具  金銅密教法具  金銅密教法具  金銅小幡  金銅小幡  金銅小形密教法具



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金銅密教法具」の関連用語

金銅密教法具のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金銅密教法具のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS