道藏とは? わかりやすく解説

どうぞう〔ダウザウ〕【道蔵】

読み方:どうぞう

中国の道教経典集成現存のものは明代の「正統道蔵」(5305巻、1445年刊)と「万暦続道蔵」(180巻、1607年刊)を合わせたもの。全体は洞真部洞玄部・洞神部正経三洞と、太玄部など、副の四輔からなる


どうぞう 【道蔵】

中国で、仏教大蔵経模して道教経典集成したもの。唐代編纂始まり宋代続集現行本は明代の『正統道蔵五三五巻一四四五年刊と、『万暦一八〇巻、一六七年刊。洞玄(説理)・洞真(実相)・洞神(符呪)の三洞に分かれ、その下に太玄太平太清正一四部分類なされている。

道蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 07:28 UTC 版)

道蔵(どうぞう)とは、道教大蔵経(一切経)のことである。「正統道蔵」「続道蔵」あわせて、5485巻。

成立

南北朝時代5世紀前半に、江南地方において三洞説が起こり、

  • 洞真部 - 上清経中心
  • 洞玄部 - 霊宝経中心
  • 洞神部 - 三皇文中心

の道教経典が体系化されたことを以って、道蔵の成立とする説がある。

次いで、武則天の時代に編纂された『一切道経音義』も、その端緒となる。続く道君皇帝・玄宗は、開元中(713年 - 741年)に、『三洞瓊綱』と名づけた道蔵を編纂させた。

代には、やはり道教信者であった真宗代に、『大宋天宮宝蔵』4,566巻と『宝文統録』の二種の道蔵が編纂された。前者は、編者張君房が撰した『雲笈七籤』122巻によって窺うことが出来る。

代には、『大金玄都宝蔵』6,445巻が編纂された。更に、代には、金蔵の上に全真教の典籍を加えて再編集され、それが、今日の道蔵の原型となった。

元代までの道蔵は、モンゴル帝国時代の1244年成立の「玄都宝蔵」が数篇現存するのみで、その他に今日見ることのできる道蔵は存在しない。

正統道蔵

現行の道蔵は、正統年間に編纂された「正統道蔵」およびその続編の「万暦続道蔵」である。現行本は、1923年-1926年、上海商務印書館の涵芬楼影印本(上海版)の系統であり、その底本は、北京市白雲観蔵本である。この白雲館蔵本は、道光25年(1845年)重修本である。

一方、宮内庁書陵部には、正統10年(1445年)刊の正統道蔵5305巻4552帖のうち、1190帖を欠く4115帖[1]が所蔵されている。

目録・索引類

  • 佐藤忠淳編『道蔵経目録』(1894年
  • 『道蔵経目録』『続道蔵経目録』(『正統道蔵』正一部、第1057冊)
  • 『道蔵子目引得』(『哈佛燕京学社引得』25、1942年
  • 『道蔵目録詳註』『大明続道蔵経目録』(広文書局、1975年
  • 『正統道蔵目録索引』(芸文印書館、1977年
  • 『道蔵目録詳註』(台湾商務印書館、1985年

脚注

  1. ^ 横手裕『宮内庁書陵部所蔵道蔵を中心とする明版道蔵の調査と研究』科学研究費補助金による印刷製本、2020年。 

参考文献

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「道藏」の関連用語

道藏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



道藏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの道蔵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS